容姿・経歴・その他メモ

経歴1：B-6-3 命を助けられたことがある
経歴2：C-3-4 恥ずかしいあだ名を持っている(いた)
経歴3：C-2-4 身体に傷痕がある
冒険に出た理由：6-1 名声を得るために

ドワーフの里にて生まれたナイトメア。その村にはナイトメアが生まれた場合のルールが存在し、生まれてすぐに顔面に焼きゴテを押し付け重篤な火傷を負わせる。それで命を落せばそのまま処分、生き残ったらその生命力だけは評価し村で飼育というきまりごとがあった

そして、不幸にも彼はそれに耐えて生き延びてしまう。更に顔立ちが火傷で醜く歪んでなお少女的であったがために男子でありながら女性名であるアリスという名をつけられ、男としての尊厳を破壊されながら日々の月日を過ごすこととなる

心を壊し、日々の苦しみから意識を逃避させ、全霊から終わりを望みながらも身体は生にしがみ付く。心身のズレによって苦しみが加速し続けて十年の歳月がたった頃、ついに限界は訪れる
村によって過剰に押し付けられた労働、メンタルバランスが崩れに崩れていたことによる精神崩壊。全ての積み重ねにより労働の最中荷物を持ちながら倒れ伏すことに

使えなくなった家畜に価値はなく、食用にも回すことのできないとなれば川にでも投げ捨て山へ帰すのみ
意識を失ったままのその体を川へと投げ込まれ、流され………

「愚姉、人が釣れました」
「ん、ちょうどいい。人は食べれるところが多いから助かる」
「まだ息ある子を食べようとしない！！！」



……そうして、彼は孤児院へと運搬されることとなった。なんか一部から非常食扱いされつつも、村の時に感じていたような悪意はなく、不思議な感情が芽生えながらなんだかんだでまともに育っていくこととなる
成人の年になったころ、幾人もの同胞が旅に出ていくのを見て自身もいくつかの葛藤を宿していた時孤児院の先生に『力があればなんも気にしなくよくなる』と言われたことにより外の世界へ踏み出すことを決意

その折に自分の名をアデルと名乗りを変え、破壊された尊厳を取り戻すため。もう一度顔を上げて生きるために冒険者となる

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