容姿・経歴・その他メモ

トネリスの星屑出身

鍛冶師の家系で育つ。
大切にする心意気を学んだ

経歴表
・まだ恋をしたことがない
・役に立たない知識をもっている
・裏切られたことがある

【理由】
・目指すべき場所がある

【ハプニング】
家族に愛され家庭は笑顔に満ちていた
自分や家族がシャロウアビスに落ちた
体質が改善され以前より健康になりました

◇プロフィール

・アイゼン・シュタール

・種族:ドワーフ
・年齢：179，性別：男

・好きなもの
　家族、笑顔、武器

・嫌いなもの
　アビス、悪意、(武器だった)

・余談
　恋をしたことがないとあるが、実際は恋を理解できないだけである。
『恋』を理解する前に家族を失った為、恋<家族となったからだ。
結果恋を理解できないまま恋をすることのできない歳になってしまった。　

◇設定
アイゼン・シュタール
意味は『鉄』と『鋼』
鍛冶師の家系で生まれた彼は生まれつき体の強い性格となった。
家族は父と母の3人であったが、彼が20歳の誕生日に家族はシャロウアビスに飲み込まれた。
父と母が彼を喜ばせる為に行ったからだ。
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両親は、鍛冶師としての腕はとても良かった。
決して貧乏とは言えない位にはお金もあり、幸せな家庭であった。
それが嫉妬や憎悪、悪意の対象になり得るとは彼も家族も予想出来なかったのだろう。
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彼がシャロウアビスに落ちなかったのは偶然ではない。
彼の父ができる限りの力で彼を吹き飛ばしたのだ。
もし父がそれをしなければ彼もシャロウアビスに落ちていた。最も、落ちていたほうが幸せだったのかもしれないが……

彼の両親が死んでからは早かった。
彼の家や財産はすべて親類縁者が食い散らかして行った。
残ったのは、誕生日に貰った自分の武器『グレイブ』と『不敵の仮面』、それと家族全員で買った『剛力の指輪』だけになった。
これだけは何があっても譲ることはなかった。
そうして、彼は人間を信じられなくなった。
彼が恋をできないのはこれも原因の一つだろう。

彼はそれからの人生の大半をシャロウアビスを攻略することだけに消費した。
彼の家族が飲み込まれたシャロウアビスがどこにあったのか、それが全くの不明だったからだ。
何十、或いは百を超えるかもしれないほど探し回ったが家族も、家族の遺品も見つける事はできなかった。
いつまでも見つからない焦りや不安、そして近づいていく寿命。
それらが心身が限界になった頃、シャロウアビスで重症を負った。
おおよそ助かる事はないだろう。
彼の人生はそこで幕を閉じた。　　　筈だった。

彼は夢を見た。
両親と楽しそうに遊ぶ自分の姿。
百年以上も前にあった幸せな時間。
もう、もういいだろうか。
百年探した家族がそこにいる。
家族は見つける事は出来なかった。
だが、そこに自分の探し求めていた相手がいるのだ。
彼は一歩前に出た、時に言われたのだ。
「まだこちらに来てはいけない。　　　　　　　　」
「アイゼン、貴方の人生がまだ始まっていないわ。」
「お前の人生は、俺達を探すことじゃない。　　　」
「貴方の人生を楽しむことよ。」

目を覚ました。
視界に入ったのは見知らぬ天井だった。
ここは、恐らく冒険者ギルドなんだろう。
つまり俺は生き残ってしまったのだろう。
頭がスッキリしている。
手足の重さが消えた。
胸の奥にあった穴が埋まったような気がした。
誰かが心配する声をかけた。
俺はまだ、誰かに愛されていたらしい。
『あぁ、俺はまだ生きなければ』


彼は彼が持っていた重石を捨てた。
とはいえ、当初の目的は果たさなければいけない。
『家族が行ったシャロウアビスで家族の遺品を回収する』
しかし、土産話を作らなければ行けない。
『でないと、怒られてしまうからな。』
彼の物語はここから始まったのだ。

自分の人生を楽しむ為。
父が打った斧と、母が作った面と、家族の証の指輪を身につけた要塞(アイゼン)は、皆を護り育てる為今日も最前線にて斧を振るう。


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彼の両親は、彼らを妬む親戚達によって実行された。
金を持っていて不公平
幸せそうな家庭が憎い
俺/私はこんなに苦しいのに
『あいつらが妬ましくて殺してやりたい』
などという感情だろう。
結果、彼の家族は皆シャロウアビスに放り込まれた。
全ては親戚一同の策略なのである。
仲良さげに近づき、シャロウアビスのある場所をまるで素晴らしい所のように教え、子共の誕生日に行くと聞いたからそこへ行き、突き飛ばしたのだ。
アイゼンが場所を知らないのも無理はない。
生き残ったアイゼンに強い衝撃を与え記憶を失わせたのだ。
家族全員が死ぬより、家族一人が生き残っていたほうが精神的ショックを与えられる、そして彼から全てを奪う事ができればわざわざ親戚たちでの話し合いを省略できると踏んだのだ。
彼がこれを知れば激昂し、親戚を鏖にしていただろう。
だが彼はそれを知らない。
それが幸せか、不幸か、それを決めるのは彼の歩く道次第だろう。

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