容姿・経歴・その他メモ

経歴

【裕福な家庭に生まれた】

放任主義の裕福な家に生まれた。

両親は仕事で忙しく退屈を持てあましていた彼女の楽しみは家にある書庫の本を読み漁ることである。

読み漁っては新しい本を強請って知識を深める毎日。

しかし、続ければ飽きるもので段々と彼女は己の生まれた意味や存在意義を自問自答することになる。

そんなある日、彼女が見つけたのは何の変哲もないただの英雄譚。

只の人が仲間とともに立ち上がり、何度も訪れる困難を勇気と知恵と仲間との友情で乗り越えるごくごく普通のものだった。

しかし、自分は普通と異なっていたから・・・あるいは愛に飢えていたのか・・・はたまた無理難題を乗り越えるその姿に憧れたのかいつしか彼女はその本に夢中になった。



【大病を患ったことがある】

そうだ・・・英雄になろう。

そう・・・ふと思い立った彼女は即座に行動を開始した。

今まではろくすっぽやろうとしなかった武技の鍛錬や体力づくり・・・果ては錬金術に神聖魔法など有用そうなものをすべて己の糧とすべく彼女は生まれて初めて本気で努力を始めた。

しかし、運命は残酷で努力を始めて数週間後彼女は力尽きたように倒れた。

神官曰くあまり彼女の体は丈夫ではないらしく冒険者には全く向いていない。

それどころかこのまま無理を続ければいずれ壊れてしまうだろうとそう告げられたのだった。


【いまだ叶わない夢がある】

だが、その程度であきらめるようならば最初から彼女だって夢見てなどいない。

焦がれるはずもない。

だから彼女は・・・・体が丈夫でないのなら丈夫にしてしまうまでとある研究を始めた。

隣に超越者についての研究記録を携えながら。


冒険に出た理由

【まだ見ぬ世界を見るため】

しかし、実家だけではすぐに限界が来た。

データが全く足りないのだ。

生成している薬品も己やモルモットに投与するばかりでは幅広いデータは得られない。

もっと大量に・・・かつ貴重なデータが必要だ。

そう思いついたが吉と考えたのかすぐに彼女は荷物をまとめ家を飛び出した。

行先はどこかの冒険者ギルドそこで・・・優秀なモル・・・・仲間を見つけ己の糧とするべく彼女は歩みを進めるのだった。

セッション履歴

収支履歴