容姿・経歴・その他メモ

奈落の魔域の中で、冒険者に救助された子供。
成人してしばらく経った今でも、未だに自身のいた魔域のことをおぼろげながら覚えている。
夢に見ることもある。夢の中特有の奇怪さを感じながら、それは夢で見ているからではなく、もともとそういった雰囲気を纏った世界だったということを確信している。
あの世界のことが気になり、自身を助け、連れ帰った冒険者の所属するギルドを訪ねてみたが、彼らは既に1人を除き死亡していた。
唯一の生き残りである戦士ファウギウスも、かの魔域のことについては昔のことであまり覚えていないという。
彼のことすら、会ってようやく助けたことを思い出したのだとか。
それから、ファウギウスとは親しくなり、彼の家に下宿することに。彼の息子のオットーとは兄弟同然の仲になった。
そんななか、自身の故郷に対する興味は尽きず、ファウギウスの元を訪ねた3年後、冒険者となる。
冒険者になるために家を出る際、オットーにはついていきたいと泣きつかれたが、冒険で仲間を失ったファウギウスを気遣い、たしなめる。
「自身が力をつけ、名を上げた時に帰ってくる。そうしたら俺のパーティにいれてやる。それまでファウギウスのことを頼む」と言い残し、1人で近隣諸国最大の冒険者ギルドへと向かった。


未練:表通りではないが、表:弟　裏:故郷への執着　とでもしておこう

アビスカース:乗り物酔い

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