生まれた環境:竜王の血筋
　リルドラケンの王族の血筋に生まれた。誇り高く、強く、賢く生きるよう、厳しい教育を受ける。そして修行の旅に出るのは、義務とされる。
1回目ハプニング表
　自分のせいで誰かを傷つけた。
2回目ハプニング表
　家族が危険な組織の幹部である。
3回目ハプニング表
　立派な先達と出会った
冒険に出た理由
　仲間の仇を討つため
信条
　友情(否定)/穢れ(肯定)
教示
　どんなときも礼節を失わない
執着
　金は可能な限り使いきる
関係
　ぽいぬさんのキャラを有益な存在と思っている。
　過去クラークを有益な存在と思っている。

　ディガット山脈の山中にある王国、その国は悪徳の国であった。
　国民を虐げ、蛮族でさえ奴隷とし、利用できるものは全てを利用する。そんな王国だった。
　その国の王弟の息子として、生まれ落ちたのがロンドである。
　そんな国の王弟の息子だったが、教育係はまともであった。
　いや、もしかしたら、ただ利用していただけなのかもしれない。
　誇り高く、強く、賢く生きるよう、厳しい教育を受け、今居る王を排斥するために……
　そんな教育係はロンドが10歳の頃に、王によって死刑となった。
　王への反意故の死刑だ。
　そんな教育係に育てられたロンド。幼少から受けた教育故に、現状の王国に疑問を持ち、その後の教育係からも逃げ、自分の国を知るため、城を抜け出し城下町を探索するようになった。
　そうして出会ったのは、以前の教育係の家族だった。
　その家族はこの国には不似合いなお人好しの一家だった。
　自分のせいで子が殺されたと言うのに、子のことを誇り、優しく接し、あんな王族の子であるロンドを受け入れてくれた。
　そして……彼らは死んでいった。
　国を良くするために、革命軍として……散っていった。

　利用していたのだ。
　善良な顔をして、私を担ぎ上げ、国を良くするためにと……
　私は王国から逃げることになる。
　顔を仮面で隠しこの国の出身であることを隠すため、武器を捨てた。
　この国は利用できるものは全て利用するため、拳闘と言う概念さえ捨て去っていたのだ。
　身一つで強くなるなど馬鹿らしいとさえ考えている者も居るほどだ。
　私は顔を隠し、身分を隠し、生まれを隠し、旅をする。
　いずれ帰ってくるために……この身が例え、反乱のための道具だとしても……仲間の仇を討つために……