種族【マジックドール】
　魔動機文明時代に作成された人造の人族で、ルーンフォークの亜種的存在です。
　基本的には人間と同じような姿で、少女モデルが大多数を占めています。
　食事を取り、睡眠を行うのは人間と同じですが、子供を作ることができず、
　球体関節と宝石のコアがあるのが特徴的です。
　マジックドールは筋力に優れ、軍事モデルの多くは戦士となることを選びます。
　神の声が聞こえる一方で、宝石の魔力が干渉し、真語・操霊魔法等が使えません。
　明確な寿命は存在しませんが、メンテナンスを怠ると2～3年で突然機能停止になります。
　初期習得言語:交易共通語と魔動機文明語の会話と読文
　選択不能の技能:ソーサラー・コンジュラー・デーモンルーラー・レンジャー・ライダー

種族特徴
　[マジカルボディ]MPが0になった場合気絶、受ける魔法ダメージ-2
　[宝石変換]主動作で魔晶石かMCCのMPを自分のMPに変換する。1日1回

種族強化
　レベル6 [宝石変換]が強化され、補助動作でも使用可能になります。
　レベル11 [マジカルボディ]が強化され、受ける魔法ダメージが-4になります。

マジックドールの生まれ
【軍事モデル】技8 体13 心5
【民間モデル】技10 体5 心5
器用2d 敏捷2d 筋力2d 生命1d 知力1d 精神2d

正式名称

Magic Dolls Trial No.09 "Pluto"

MaD(マッド)シリーズ

「MaD」は、人間と遜色ないレベルの「判断能力」「思考能力」そして「成長能力」を備えたことによって、
これまでの「魔動人形」から「人族」へと進化しました。
コンステレーションは、魔動機が人族となるのに必要な要素を3つに定め、これらを実現する技術を開発しました。

コンステレーションが定めた魔動機が人族となるのに必要な要素＞
1. 二足歩行での日常生活に耐えうる「高次元姿勢制御」
2. 人の命令の介在なしに自ら次の行動を判断する「自律行動生成」
3. 喜怒哀楽その他多岐に渡る感情を理解し、反映する「感情システム」

これらの能力が備わったことで、「MaD」は人と共存する環境下での運用が可能になりました。

基本仕様

運用開始時点

種族

　マジックドール

サイズ

身長　120cm
ウエスト　45cm
重量　30kg

性能

最大速度　10.8km/h
稼働時間　半永久 ※24hを超える連続稼働はパフォーマンス低下の恐れあり

試製9號"Pluto"特記

"Pluto"はMaDシリーズの軍事利用計画「ミルクウェイ計画」の為に処分予定のマジックドールを再利用し、
試作されたテスト機体のひとつです。
精神的な負荷に耐えられず発狂し自壊した"Uranus"での失敗を考慮し、感情システムを限りなく希薄にすることで
あらゆる状況に対応できるように"Neptune"および"Pluto"は作成されました。
さらに、"Pluto"には試験的に複数の機械やMaDと意識を結合し、判断・連携能力を飛躍的に上昇させる
「星周円盤システム」を搭載することで、戦闘での活躍が期待されていました。
しかし、試験運用最終日、"Pluto"が「Edgeworth-Kuiper belt」なる未知のウイルスによって管理システムを機能不全にし、
実験場から逃走するという事故が発生しました。
以降、「星周円盤システム」の実験は大規模クラックの危険性及び倫理的な観点から、永久的に凍結されています。

海賊編における"Pluto"

大規模クラック及び「星周円盤システム」からの強制離脱により、内部メモリーが破損。
海賊団に保護され、フラーに「クレア」と命名された。
現在は無知で感情が希薄なルーンフォークとして、船に乗り冒険している。

口調

感情の希薄そうな口調。

出身

不明/株式会社コンステレーション第2ラボ

モチーフ

人形・兵器ロリ・或世界消失/柊マグネタイト