ゼノ
プレイヤー:ニジ
「悪いな、それ当たりだ」
- 種族
- 人間
- 年齢
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [剣の加護/運命変転]
- 生まれ
- 神官
- 信仰
- “賢神”キルヒア
- ランク
- 穢れ
- 技
- 4
- 体
- 8
- 心
- 9
- A
- 3
- B
- 3
- C
- 3
- D
- 10
- E
- 10
- F
- 10
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 1
- 成長
- 0
- 成長
- 5
- 成長
- 3
- 器用度
- 7
- 敏捷度
- 7
- 筋力
- 12
- 生命力
- 18
- 知力
- 24
- 精神力
- 22
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 0
- 増強
- 器用度
- 1
- 敏捷度
- 1
- 筋力
- 2
- 生命力
- 3
- 知力
- 4
- 精神力
- 3
- 生命抵抗力
- 9
- 精神抵抗力
- 9
- HP
- 36+2=38
- MP
- 40+2=42
- 冒険者レベル
- 6
経験点
- 使用
- 17,000
- 残り
- 100
- 総計
- 17,100
技能
- プリースト(キルヒア†)
- 6
- セージ
- 6
一般技能
- ギャンブラー
- 5
- クレリック
- 5
戦闘特技
- 《魔法拡大/数》
- 《ターゲッティング》
- 《MP軽減/プリースト》
- 《鋭い目》
練技/呪歌/騎芸/賦術
- なし
判定パッケージ
セージ技能レベル6 | 知識 | 10 |
---|
- 魔物知識
- +1=11
- 先制力
- 0
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 7 m
- 全力移動
- 21 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
地方語(ブルライト語) | ○ | ○ |
汎用蛮族語 | ○ | ○ |
魔神語 | ○ | |
魔法文明語 | ○ | |
妖精語 | ○ | |
ドレイク語 | ○ |
魔法
魔力 | 行使 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||
---|---|---|---|---|---|
プリースト技能レベル6 | 神聖魔法 | 10 | 10 | +0 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
技能なし | 12 | 0 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ソフトレザー | 3 | ||||
合計: すべて | 0 | 3 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
頭 | とんがり帽子 | ✔MP | 魔物知識判定+1 |
顔 | ひらめき眼鏡 | 見識判定、探索判定に+1 | |
首 | 聖印 | ✔HP | |
右手 | 知性の指輪 | ||
左手 | 知性の指輪 | ||
他 | 知性の指輪 |
- 所持金
- 1,686 G
- 預金/借金
- G
所持品
巻き煙草×36
迅速の火縄壺
知性の指輪×2(予備)
知性の指輪×1(割った)
マナチャージクリスタル5点
魔晶石5点×5
魔晶石5点×1(割った)
冒険者セット
白紙の本
インク&羽ペン
《受益者のシンボル》(もらった)
魔香草×5
- 名誉点
- 40
- ランク
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク | |
迅速の火縄壺 | 20 |
専用とんがり帽子 | 50 |
専用聖印 | 50 |
容姿・経歴・その他メモ
愛煙家。ギャンブル好き。外面は良い神官の青年。
意外にも趣味は読書。好きな本は魔物図鑑。暇なときに手帳に見つけた魔物について記したりしている(イラスト付。何気に上手い)
冒険で稼いだ金は故郷に送っているらしい。本当かなぁ。
オフの日の夜はギャンブルをしているが、昼は現地の子供たちに読み書きを教えたりしている。
「…兄さん!今日は教会の掃除当番だろ!何やってるのさ!?」
僕の大きな声で、酒場の酔っぱらいたちがこっちを見た。…大きな声を出し過ぎた。
だって、しょうがないじゃないか…僕の兄さんがまたギャンブルをやっていたからだ。
兄さんは煙草を片手に持ちながら、軽く挙げて僕に挨拶をする。
僕の兄さんはいつもこうだ。神官の子供がどうしてこんなに自堕落な人間なのだろう。
「ちょっと待ってろ。今いいところだから。上手くいけば今月は腹いっぱい食えるぞ」兄さんは悪びれもせずそう言った。
「そ、そんな不浄なお金なんかでお腹をいっぱいにしたくないよ!」
「はいはい」
弟の僕の声なんて聴く耳持たず…勝負を続けている。キルヒア様、我が兄をどうかお許しください。
僕は仕方なく兄さんの後ろで大人しく待つことにした。周りの酔っぱらいのお客さんがこっちを見ているが…気にしていたらキリがない。
「悪いな、それ当たりだ」兄さんは勝ったまま場を終えた。
「おいおい勝ち逃げかよ!」「兄ちゃんもう一戦!」周りのヤジがすごい。
…すごすぎて声をかけづらい…。そう思っていたが…
「行こうぜ」と、兄さんが一声僕にかける。場のチップを乱暴に掴むと酒場を出て行った。背中にヤジを受けながら…。
教会への帰り道中、僕は言葉が止まらなかった。
「…そりゃ、僕たちの母さんは貧しい暮らしのせいで倒れちゃったけどさ。ギャンブルなんかで稼いで生活費にするなんて…間違ってるよ」
「僕は神官としてまだまだ修行中の身だけど、質素な暮らしに耐えられないほど弱くはない。だから兄さん、もう賭け事なんてやめてよ…」
兄さんは煙草を吸いながら知らん顔をしている。
「キルヒア様だってきっと見てくださってるよ。僕たちはまだ修行中だけど、真面目にやっていればいつかキルヒア様も声をかけてくださり、神聖魔法を使えるように…」
神聖魔法。一握りの神官だけが使える聖なる力。神の声を聴き、この世界に奇跡を顕現する力。
熱心に修行をしていればいつか、きっと…キルヒア様も僕にお声をかけてくださるはず。
それが僕の…いや、修行中の神官たちの夢であり目標なんだ。…それなのに兄さんは毎日賭け事ばかり…。
兄さんは煙草の煙をぼんやりと眺めながら口を開いた。「神様はさ」
僕は怪訝な顔をして兄さんを見る。
「神様は、気まぐれなんだと思う。俺達の事を良く見てくださっているのは確かだ。それでも」
「時々…サイコロでも振って物事を決めてるような時が、あるんじゃないか。…俺みたいなギャンブラーみたいに、な」
僕は爆発した。そんなわけない!バカな事言わないで!!大きな声で怒鳴った後、兄さんがそんなこと言うのが悲しくて、泣いてしまった。
兄さんは僕の叫びを聞き、少し驚いた顔をしていたが。
「…悪かった。忘れてくれ」いつも通りの仏頂面で、そう謝ってくれた。
しばらく平穏な日々が続いた。兄さんは相変わらずギャンブルをしていたけど…実際、それで僕達家族の生活は助かっていた。
兄弟の多い僕たちの家は、食費だけで手いっぱいなんだ。
なんで兄さんがギャンブルで稼げてるのか、僕にはよくわからない。運がいいとか、そういう事でないのは確かだ。
一回聞いたことがあるけれど
「押すべきとに押して、引くべき時に引いてるだけさ」と、よく分からない回答をされただけだった。
僕の日常はというと…今日は授業をしていた。
キルヒア神殿では小さな子供に無料で教室を開放していて、字の読み書きを教えている。
キルヒア様の教えは「学び、考え、実践せよ」。こうして地域に根差して人々の為に活動することは大事な修行なんだ。
でもまぁ…。
「せんせーい!ジョン君がぶったーーー!」「インクひっくり返しちゃった!」「お腹空いたぁ!」
…授業をするのも大変だけど…僕は軽い眩暈を覚えつつ、全力で神の教えを何度も心の中で唱えながら授業を続けた。
その時だ。教室に転がる様に誰かが入ってきた。
血相を変えた大人と、背中におぶられた子供だ。子供は…怪我をしている。血がおびただしく流れ、大人の衣類を血に染めている。
「神官様!お願いします…通りで馬車に跳ねられてメアリーが大怪我を…!!お願いします…どうかお慈悲を!!」
血の気が引く。司祭を、司祭を呼ばなきゃ…いや、ダメだ。
今日は隣の村にケガ人の治療に行ってしまったんだ。誰も、誰もいない。
頭が、真っ白になる。周りの子供たちが不安そうに騒めいている。僕が、僕が、なんとか、しないと。
「…きゅ、救護室へ!し、止血を!!」鈍すぎる頭を働かせる。怪我した少女を寝台に寝かせ、治療を試みる。
…血が、血が止まらない。「キ…キルヒア様!!」
「どうか奇跡を!!僕に奇跡の力を!!!この子供を救う力を!!!」声を上げる。叫ぶ。
────何も聞こえない。奇跡は、起きなかった。どうして。なんで。
メアリーの親が不安そうに僕を見る。少女の顔がどんどん白くなっていく。死が近づいてるのが分かる。
無駄だったのか、今までの修行は。
『神様は、気まぐれなんだと思う。』兄さんの言葉が頭をよぎる。違う、そんなことはない。でも、どうして、なんで…
神様は、この子を救ってくださらないのですか…?
万策尽きた。そう思った時…乱暴に、救護室が開けられた。…息を切らせた兄さんだった。
「兄さ…」
僕を押しのけると、兄さんは首に下げた聖印を握りしめた。
「賢神キルヒアよ────この者の傷を癒したまえ」
兄さんの手が淡く光る。傷口が癒されていくのが分かる。少女の顔に血色が戻る。
僕は驚きのあまり、何も言えなかった。馬鹿みたいに口を開けていただけだ。
汗を流しながら治療を終えると…兄さんは息切れしたのか、せき込んだ。少女の親がしきりにお礼を言っているのが聞こえた。
「神官として当然の行いをしたまでです。全てはキルヒア様の御手によるもの。この子が助かったのは、神のお慈悲に違いありません」
…兄さんが優しい声色でそう言っているのが聞こえた。
僕は…下を向いていた。
兄さんの顔が、見れなかった。
その日の夜。
兄さんは、いなくなった。
それに気が付いたのは、父さんが兄さんの部屋に置いてあった別れの手紙を見つけたからだった。
僕は手紙を開いた。文字を一つ一つ噛みしめるように読んだ。兄さんの字はとてもキレイだった。
手紙の内容については、割愛させて欲しい。これは僕の為に宛てられた手紙だから。
気づいたら、僕は泣いていた。兄さんの不器用な優しさに、今頃気づいたからだった。
ねぇ兄さん。神様は本当に気まぐれだね。
ねぇ兄さん。それでも僕はこれ以外の生き方が出来そうにないよ。
ねぇ兄さん。いつかまた…会えるよね。
履歴
メシステム : ニジさんのロール(GR4)
→ SwordWorld2_5 : [2,6]->(敏捷度 or 精神力) | [6,6]->(精神力) | [5,4]->(知力 or 生命力) | [6,1]->(精神力 or 器用度) 10:43:12 #ZnAi4
メニジ : 神官成長 10:43:05 #Hneiy
精神精神知力精神
任意成長
知力知力知力知力
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 3,0001,200 |
0
|
|
|
| | ||
12,00012,800 |
120
| 精神 | 精神 知力 精神 知力 知力 知力 知力
|
| | |||
愛しき待ち人、今何処 | 1,5503,883 |
34
| 筋力 |
|
| | ||
幕間ボーナス | 500617 |
6
|
|
|
| | ||
取得総計 | 17,100 | 18,500 | 160 | 9 |
収支履歴
とんがり帽子::-3000
聖印::-100
巻き煙草::-72
迅速の火縄壺::-100
ひらめき眼鏡::-4000
ソフトレザー::-300
知性の指輪×5::-2500
魔晶石5点×6::-3000
冒険者セット::-100
白紙の本::-60
インク&羽ペン::-10
巻き煙草(二度目の購入)::-72
魔香草×5::-500
知性の指輪::-500
マナチャージクリスタル5点::-2500