容姿・経歴・その他メモ

出自・経歴

エルヴィン・フランツ（人間／男／19歳）
平民出の旧オルドレーネ王国騎士。アリーゼという妹がいる。幼少期に両親を亡くし、日雇い働きで妹を養っていた。“剣匠卿”クリストフにより武の才能を見出され、彼の推薦によって騎士団に入団する。
アイスガルドとの開戦の少し前に、クリストフより剣匠卿の証である宝剣「白鴉(はくあ)」を預けられる。その後、クリストフは消息不明に。エルヴィンは、祖国を守るためにオルレニア将軍の下で戦い、死亡。

現オルドレーネにて

ヨル王女一行が奈落の魔域内に複製されたオルドレーネの街を訪れたとき、城門前の噴水広場で呆然と佇んでいるところを発見される。肩から胸にかけて、袈裟斬りにされた痕のような暗紫色の亀裂が入っており、アビスボーンの特徴と酷似している。自分のことをエルヴィン・フランツだと認識しているが、戦争中の記憶は混濁しておりエルヴィン本人だということを疑う者もいる。
発見されたときに所持していた宝剣「白鴉」は、即位したヨル女王陛下の命により貸与されている。わずかな戦力も惜しい今、形式にこだわって貴重な武具を遊ばせておく余裕はないという判断によるものだ。

妹について

“聖歌隊のカナリア”アリーゼ・フランツ（人間／女／13歳）
エルヴィンの歳の離れた妹。ハルーラ神官。王立神学校に視察に来ていたヨル王女と出会い、友人となる。
ヨル王女を敬愛しており、現オルドレーネでは侍女として仕えている。
エルヴィンに対しては、平民の自分を神学校に通わせてくれたことに感謝しつつも、不愛想で面白味のない性格に不満を抱いていた。だが、敗戦の報を受けた時には大きく取り乱しており、兄のことを大切には思っているようだ。エルヴィンが発見されたことで安堵しつつも、今の「エルヴィンらしきもの」に対して戸惑い、距離感を掴みかねている。
現近衛騎士団長のハムラに対して、憧れを抱いている。

剣匠卿

旧オルドレーネ騎士団において、将軍と並ぶ地位にあたる称号。王国で最も優れた武を持つものに贈られる。
英雄カールブラント・オルドレーネを讃えるために作られ、初代剣匠卿は、カールブラントその人である。以後は王国を支える騎士達が継承してきた。
主な職務は、有望な人材の発掘と指導、そして有事の切り札である。騎士団を直接指揮するのは軍務大臣と将軍であり、政治的な影響力は大きくない。だが、その存在はオルドレーネの騎士達の精神的支柱になっていたのだ。
剣匠卿の証である宝剣「白鴉」は、扱い方により刀身の長さが倍ほどに広がる魔剣である。それ以外に特筆すべき力は持たない剣だが、剣匠卿の存在によって味方を鼓舞するために、身に着けるのが常とされる。

“剣匠卿”クリストフ（人間／男／42歳）
当代剣匠卿。アーデニ神官。遠い大陸に伝わる布を操る武術を扱う。
アイスガルドとの開戦のしばらく前に失踪。

アビスボーンのアビスカース

「正直者の」　携行時　嘘、方便がすぐばれるようになる。真偽判定の対象となる場合、-4のペナルティ修正を受ける。

【オルドレーネ疾風迅雷の剣の理】

　オルドレーネ王国の建国王にして初代剣匠卿カールブラント・オルドレーネが身につけていた流派です。彼がいつ、どのようにこの流派を身に着けたのかは不明ですが、代々の剣匠卿に引き継がれてきました。

セッション履歴

収支履歴