特殊能力

●全身

[常]荊の檻

凶悪な荊の棘に包まれている。
防護点が4点上昇する。
このキャラクターに近接攻撃を試みたキャラクターは、攻撃が解決した直後に「2d」点の毒属性の魔法ダメージを受ける。
また、花冠は近接攻撃の対象に選ばれない。
この能力は[部位：蔓]のいずれかのHPが0以下になれば効果を失う。

[補]自在の蔦

1ラウンドの間、このキャラクターの移動力を20(二足歩行)に、全ての部位の回避力を7に変更する。
この効果の続く間、[部位：蔦]のうち一部位は主動作を行うことができない。[部位：蔦]のうち少なくとも一部位が主動作を終えていない状態でなければ、この能力は使用できない。

●花冠

[主]花粉の雲/7(14)

「射程:自身」で「対象：全エリア(半径15m)/すべて」に対して催眠効果のある花粉を撒き散らす。
この能力の達成値に対して、対象は精神抵抗力判定と生命抵抗力判定をそれぞれ行う。
精神抵抗力判定に失敗した者は、可能な限りこのキャラクターに近づくように行動しなければならない。これは精神効果（弱）として扱う。
生命抵抗力判定に失敗した者は、行動判定に-1のペナルティ修正を受ける。この効果は永続であり、累積し、病気属性の効果として扱う。

[主]棘地獄/5(12)/回避力/必中

この能力を使用した次の手番開始時に、「射程：自身」「対象：全エリア(半径10m)/すべて」に対して地面から無数の荊を突き上げ、「2d+25」点の物理ダメージを与える。その後、そのラウンドではいずれの[部位：蔦]も主動作を行うことはできない。

●蔓

[主]絡みつき/8(13)/回避力判定/消滅

対象を蔦で拘束する。拘束されている状態のキャラクターは引き剥がし以外の主動作と移動が不可能になり、[部位：花冠]による近接攻撃に対する回避力判定に自動失敗する。また、キャラクターを拘束している間、この部位はこのキャラクター以外に対する近接攻撃を行えず、新たにこの能力を使用することはできない。補助動作で拘束を中断することができる。
拘束状態にあるキャラクターは、主動作により引き剥がし処理を試みることができ、成功すれば脱出できる。（この能力の達成値を目標値として、「冒険者レベル＋筋力ボーナス」を基準値として行為判定を行う。成功で脱出できる。複数人で協力することも可能であり、その場合は参加する全員の主動作機会を用いて行う。冒険者レベルには参加するキャラクターのうち一人の冒険者レベルを、筋力ボーナスの値には全員の合計値を使用することができる。）

[補]締め付け

このキャラクターが拘束している対象に「2d+4」点の物理ダメージを与える。1ラウンドに1回のみ使用できる。