【ハーデン鷹爪流投擲術】
(ザルツ)- 入門条件
- 50名誉点
ハーデン鷹爪流は、<大破局>後まもなく、ルキスラで興った流派です。開祖ハーデンは、<大破局>時代を生き延びた軍人で、その優れた投擲術でゲリラ戦を展開、多数の蛮族を奇襲と毒物によって討ち取ったと言われています。
時を経た現在、鷹爪流は、クーデリア侯爵領で大いに繁栄しています。暗殺者ギルドや東独ギルドの構成員たちにとって、ヒット&アウェイができる鷹爪流はきわめて相性のよい技術です。毒の利用も彼らにっては当たり前のことであり、治安などあってなきがごとしの侯爵領では、それを教え、学ぶことを咎められることもありません。対蛮族のゲリラ戦として発展した技は、いまや、人族の間での抗争に使われるものになっています。
規模は極めて小さくなりますが、侯爵領以外にも鷹爪流の道場は存在し、入門することは可能です。
流派装備
<インジェクター>投擲A必筋1威力1C値10命中+1の小型のダーツ。尾部に毒を仕込める小さな容器があり、刺さると対象に毒が流れ込む仕組みになっている。仕込んだ毒は攻撃命中時のみ消費される。400G
<カイエンベノム><インジェクター>に仕込める毒液で、[1]点の毒属性魔法ダメージを与える。仕込むには主動作が必要。10G
<レッドカイエンベノム><インジェクター>に仕込める毒液で、[2d6]点の毒属性魔法ダメージを与える。100G+5名誉点
秘伝
《旋鷲 - クライセンアドラー -》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- <投擲>
- 使用
- ファイターorフェンサーorシューター技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 後退しながら投擲する
- 効果
この秘伝を用いるときには、移動行う前の段階で、投擲で攻撃する対象となる敵キャラクターを指定します。秘伝使用者は、移動時、その敵に近づかない方向に、10mまたは、自身の通常移動距離の、より短い距離まで移動できます。
そのラウンド中、秘伝使用者の使うカテゴリ<投擲>の武器は、秘伝使用者が移動した距離だけ射程にプラスして扱われます。
《鋼鷹 - アイゼンファルケ -》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 近接攻撃武器
- 使用
- ファイターorフェンサーorシューター技能
- 適用
- 1回の遠隔攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 近接攻撃武器を投擲する
- 効果
秘伝使用者は、近接攻撃武器を投擲攻撃に使うことができます。必要筋力や《武器習熟》と武器のランクなどの制限は、そのまま適用されます。
投擲に使われた武器は、命中修正、威力、クリティカル値はそのまま使用し、射程は、一律10mとなります。用法は、元の1H/2Hに合わせ、1H投/2H投となります。
カテゴリ<格闘>の武器は投擲できません。
《凶烏 - フッケバイン -》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《影矢》変化型
- 前提
- 《影矢》
- 限定条件
- <投擲>
- 使用
- ファイターorフェンサーorシューター技能
- 適用
- 1回の遠隔攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 命中力判定を2回、両方成功時はクリティカル値-2
- 効果
立て続けに2回の投擲を行います。投擲される武器は同じものでなければなりません。
命中力判定を2回行い、どちらかでも成功すれば、1回の攻撃が命中があったものとして処理されます。命中力判定が両方とも成功した場合でも、、ダメージの決定と適用は1回だけですが、その際、威力表の使用において、クリティカル値が-2されます(この効果で、クリティカル値が7以下となることはありません)。