A4-4　両親に愛されて育った
B5-3　大切な人と生き別れている
C1-2　敵対するものがいる
冒険に出た理由
1-4　倒したい相手がいる

我流ミッツヴァー戦闘術を使うグラップラーの少女
熱心なミリッツァ信徒であり、誰にでも慈愛と敬意を持って接する
アベンジャーになるのではないかと期待されているが
本人曰く「きっとミリッツァ様は私の本質に気づいているはず、
故にアベンジャーには選ばれませんよ」と言っている
最近の悩みは上司が雑用を全部押し付けてくること
最近ハマっていることはストレスを拷問とやけ食いで癒すこと
決して癒えない傷と復讐心を力に変えて
少女は孤独に戦う

身長　155cm
出身地域　マカジャハット
属性　秩序・悪
趣味　拷問、やけ食い
好きなもの　家族
嫌いなもの　悪

スゥはマカジャハットのとある良家に生まれた
優しい母と父の元、すくすくと育っていた
彼女が5歳の時のこと、スゥの家に恨みを持ったある人物がミッツヴァー・ファミリーという傭兵団を雇い、スゥの家を襲撃させた。
結果スゥの父と母は死亡、彼女の家は一気に没落した
大切な家族を失ったスゥは傭兵団に復讐を誓う

それから7年、ミリッツァ教の孤児院に入れられたスゥは自分の復讐相手ミッツヴァー・ファミリーを探し続け、
そしてついにアジトの情報を掴んだ
まず彼らのアジトに行き自分を売り込んだ。
彼らの団長は彼女の「他人を害すことに長けた才能」に目をつけ、入団を許可した
団長の決断は傭兵団に大いなる恩恵をもたらした。
彼女は最年少ながら拷問係に配属、その才能をフルに使用し数多の情報を拷問によって引き出した

6年経って団員たちに十分に信用されたスゥはこれを好機と見て長年考えていた作戦を実行に移した
ある夜、団員たちが違和感を感じ、目を覚ますと拷問器具に括り付けられていた。
スゥは彼らを一人一人丁寧に丁寧に拷問した
アジト内の全ての団員を土に還したあと彼女はポツリと呟いた
「まだ満足できませんね…もっと尊厳を破壊しなきゃ、ですね…」
たった十数人の拷問で彼女の復讐の炎は消えなかった
ことごとく面子を汚し、奴らの顔に泥を塗り、汚名を着せなければ。
しかしここまでが限界。狩り損ねた団員が報復しにくるだろう
彼らの太客にも狙われていることだろう。
将来を憂いていた時、上司からある指令が入った

グレンツェ村への派遣
ミリッツァ教の地位を最近話題のグレンツェで上げるために
新米冒険者として信徒を派遣することになり
その役割にスゥが選ばれた
「（後ろ盾が大きいですし、安全ですし、拷問に使えるアイテムも入手できるかもですね…）」
と思ったスゥはその指令を快諾しその日のうちに出発した

なお数日後この選択を激しく後悔することになる

狩人が獲物の皮を自らの名誉のために羽織るように
彼女の在籍する神殿では復讐した相手の姓を名乗る通例があった
スゥ・ミッツヴァー
復讐者はどこへ向かうのか