容姿・経歴・その他メモ

5 5 才能を絶賛されたことがある
2 5 魔物に拾われたことがある
2 5 卵を温めたことがある
4 6 家族をすべて失ったので

　とある町の外れ…そこにラミアと人間の夫婦がいた。
　二人は人属、そして蛮族のルールを外れて生きていた…誰も傷つけず、慎ましく、緩やかに生きていた。
　食料は自給自足、あまり他の人に頼らない生き方だった。
　二人はある日、小さな子供を拾った、捨て子だった…二人はその子供を…育てることにした、理由はいくつかあっただろうが…やはり大きな理由としては…二人には子供が出来なかったのだ。
　夫婦はその子供を我が子のように育てた、一人っ子だと言うこともあるが、かなり甘やかしてる方だった。
　名前はガーベラ、ラミアの女が昔見た花の名前である。
　ガーベラはすくすくと育ち、とても親孝行で可愛らしい子になった。
　ガーベラには魔法の才能があった、母親から習った魔法で夫婦の狩猟の手伝いもした。
　そんな平和な毎日を送ってる最中…ラミアの女が妊娠したのだ、その時にはもう、ガーベラは7才だった
　ガーベラは楽しみだった、今まで両親以外に誰とも会わず、一人っ子だったので姉弟が生まれることが楽しみだった。
　母親と一緒に卵を暖めたり、一緒に歌を歌ったりもした。
　そして…生まれたのは弟だった、三人は多いに喜んだ、それからと言うものの、ガーベラは弟の世話を良く見てやった、一人でいた時間が多かったから、両親以外と触れ合える日々が楽しかった。

　　　そして三年後の…ガーベラの誕生日

　ガーベラはその日、買い出しに出掛けていた、慎ましく暮らしていた彼らだが、各々の誕生日だけはちょっとした贅沢をするのだ。
　今日ばかりはちょっと良い食べ物を買って、ちょっとしたプレゼントを両親から受け取るのだ。
　今年はどんなプレゼントが来るのか楽しみにしていたガーベラだったが…
　そんな幸せな日常は終わりを告げる。



　家が焼かれていた…家の周りには知らない人たちが集まってて、私の両親は…磔のまま串刺しに…なってた。
　
　

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