容姿・経歴・その他メモ

本来とは違う性別で育てられ、魔物に襲われたことがある、かつて従者がいた
身分を隠すため旅に出た

とある町を収める長として代々続く名家の出身。
後を継ぐのは男子であるという決まりにのっとり続いてきた家であったが母の身体があまり強くなく、そのうえで生まれたミリアが女子であったことから、男子として、また将来的には自身の補佐となる予定の従者がいた。
が、ミリア・フローライトが10になった年に弟が誕生。当初の決まりに基づき家は弟が継ぐことに。そして彼女は気付いた。「弟が後を継ぐ＝アタシは継がなくていい＝今後好き勝手生きていけるってことでは！？　やったぜひゃっほーい！！！」完璧な三段論法により導き出された結論である。正直後継ぎ教育とかすごく面倒だったし…。
弟に全部おっかぶせるのも多少気がとがめたが今後は自身の従者はそのまま彼の補佐になってくれるし彼女に任せれば万事問題ないだろう。うん、そう問題ない。多分きっと。
そんなわけでミリアは元気に家を出奔したわけである。
年の離れた弟は普通にかわいいし別段実家に迷惑をかけたいわけでもないので家名は名乗らず、気ままで行き当たりばったりな冒険者としての日々を楽しんでいる。

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