容姿・経歴・その他メモ

経歴
【血縁者と死別したことがある】
彼女が生まれたとき、母親はすでに息絶えていた。
彼女の角が母体を傷つけ致命傷を負わせていたのだ。
しかし、母の懇願で彼女は死ぬこともなく罪を咎められることもなく普通の少女として育てられたのだった。

【本から大きな影響を受けたことがある】
しかし、運命は残酷だ。
彼女はある日、父の書斎に忍び込み趣味の読書に明け暮れていた。
知的好奇心を満たすためと将来学者になって父親に親孝行をしたいと考え勉強のためにこっそりと父の書斎に忍び込んで本を読み漁るのがいつしか彼女の日課になっていたのだ。
そこで彼女はある書籍を発見する。
しかし、その内容を見て違和感を覚えた彼女はすぐに確認のために走った。
そして、すべてが判明した。
彼女にとって残酷な真実がここで明らかにされたのだった。

【己に何らかの誓いを立てている】
母殺し…それを自覚した日から彼女の見る世界は一変してしまった。
幾度となく苛まれる己に対する嫌悪感と母に対する罪悪感で発狂寸前まで精神は追い詰められ。
いつしか自己犠牲と現実逃避から(母の命を奪った忌子なのだから誰かのために生きなければならない)という強迫観念を抱くようになる。
誰かのために生きて誰かのために死ぬ。
己のことなど考えず、誰かに尽くすことでしか生きている価値が見いだせない。
そんな風になるほど気づけば彼女は壊れてしまっていたのだった。

冒険に出た理由
【平和を求めて】
誰かの役に立とう！もっと誰かを助けよう！
もっともっともっと！！
そうすれば・・・・母殺しの自分に少しでも生まれた価値があると思うことができるから。
自分が善人であり続ければ、命を落とした母も少しは報われると思うから。
いつかきっと・・・・そんな儚い希望に思いを寄せる悲しき少女の不正解。
それは己の自己満足に過ぎず母親もそんなことは望んでいない。
しかし、少女は気づかない。いや、気づけないからこそ今日も今日とて誰かのために身を差し出すのだ。

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