ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

焔ノ陽炎 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

焔ノ陽炎(ほむらのかげろう)

基本取引価格:45000G+100名誉点
知名度
20
形状
フード付きで大人しめの装飾のハーフマント。
カテゴリ
装飾品:背中
製作時期
魔法文明時代
概要
●解説を参照。
効果
詠唱・合紋(キャスト・スペル)

 あらかじめ決められた合言葉を唱えることで炎の妖精の加護を展開します。展開後は装備者に対し、下記の効果を常時適用し、再度合言葉を唱えるまで効果が継続します。

●炎属性付与・特攻

 任意の武器による命中判定を使用する攻撃時、その攻撃を炎属性によるものとして扱います。既に何らかの属性を持っている場合には、追加で炎属性をもっているものとして扱います。この効果は<ガン>の攻撃に対しても適用します。
 この効果を適用した攻撃によって攻撃対象の弱点効果が発揮される場合、弱点効果に『ダメージ+3点』を追加で適用します。

●炎のカーテン

 魔法によるダメージを受けた時、適用ダメージが[-1]点されます。それが水・氷属性によるものであれば、さらに適用ダメージを[-5]点します。また、近接攻撃によるダメージを受けた際、攻撃を行った対象は2d6+(装備者の冒険者レベル)の達成値に対して生命抵抗力判定による判定を行い、失敗した場合、威力10の炎属性ダメージを受けます。

焔浄砕身(えんじょうさいしん)(デメリット)

 【詠唱・合紋(キャスト・スペル)】による効果発動中、装備者は毎ラウンド、ラウンド終了時に[8]点の炎属性ダメージを受けます。この効果により、装備者のHPが0以下となる場合は、1だけ残し、【詠唱・合紋(キャスト・スペル)】による効果を強制解除します。他の状態異常や装備などの効果により、ダメージ処理が重複する場合には、【焔浄砕身(えんじょうさいしん)】の効果は最後に適用します。

 ――それは炎の精の権能。あらゆるものを()き尽くし、破壊し滅ぼすその力の一端。

 ――その身に纏うならば心せよ。()の炎は、所有者たりとて汝が身を焦がすであろう。

由来・逸話

●解説

*炎の大妖精ミラジェイラによって祝福を受け、その力の一端を授けられた不思議なマント。
*見た目はただのフードが付いたハーフマントだが、特定の言葉をトリガーとして炎のマントが展開する。
*装備者に炎の力を与える一方で、纏った炎は容赦なくじりじりとその身を()いていく。

●形状

大きく分けてフード部、肩掛け部、カーテン展開部の3つで構成されており、通常ではフード部と肩掛け部を纏うことになる。各部の個別詳細は後述。肩掛け部の上に重ねるようにフード部の裾が縫い合わせられており、カーテン展開部は肩掛け部の裾から吹き出るような形。色は共通して黒が強めの暗赤色。【詠唱・合紋(キャスト・スペル)】を行うことで太陽のように煌く紅色になる。松明の代わりにすることも可能。

◆フード部

人の頭をすっぽり覆ってやや余裕がある。角などがあっても、多少の大きさなら深く被ることでごまかすことは可能。
フードに模様はなく、シンプルなデザインだが【詠唱・合紋(キャスト・スペル)】を行うと、フードの縁の部分が薄く金色に光る。裏地はさらさらとした肌触りで多少こすれたりしても気にならない。

◆肩掛け部

上から羽織ると、人間を基準にして胸部程度までを覆う長さ。背部は前方部よりやや長く、聖印の刺繍が刻める程度の広さがある。
鎖骨部のあたりに前を留める紐があり、紐は短冊形で先端部に小さな緑色の宝石が縫い付けられている。宝石の周りには炎を象る抽象的な金糸による刺繍が、肩掛け部の裾全体に蔓草状の刺繍がある。
裏地はなく、生地がやや分厚く少しごつごつとした肌触りとなっている。

◆カーテン展開部

通常時はなく、【詠唱・合紋(キャスト・スペル)】を行うことで、即座に展開される炎のカーテン。肩掛け部から噴出するような形で炎を纏うため、特定の形状はなく、常に流動し続ける。なお、装備者の身に着けている(鞄含む)と認識しているもの以外は、カーテン部に触れると普通に燃えるので燃えやすいものは近づけないようにしよう。

●総評

炎属性を無効にできるドワーフなどとは非常に相性がよく、祝福のおかげで破損しない。耐久性に優れ、斬撃に対しては滅法(めっぽう)強いが、防護性能は0。また、衝撃は吸収できないのでその点は要注意。
合言葉は任意に決めることができ、装備者がマントに魔力を込めながら(MPを20消費)合言葉を唱えることで変更が可能。合言葉を定めた者と別の者が合言葉を変える際には、マントに馴染んだ魔力を強制的に書き換えるため、通常時よりもさらに魔力を込める必要がある(MPを60消費)。この工程は魔晶石でも代用が可能。

製作者:しーらぬい