命骸の征印
- 知名度
- 20
- 形状
- 〈アビスシャード〉が組み込まれている不気味な装飾品
- カテゴリ
- 装飾品:任意
冒険者技能用アイテム
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 特別な戦闘特技《死の国》を使える
- 効果
-
このアイテムは、〈召異の徴章〉としても扱うことができます。
また、装備キャラクターは、装備中のみ戦闘特技《死の国》を習得し、宣言できます。
装備キャラクターが強く望めば、このアイテムは即座に破壊されます。[宣]死の国
【効果】
独立した戦闘エリア『死の領域』を作り出し、次の手番が終わるまで自身と対象1体をそこへ閉じ込めます。その中にいるキャラクターに対し、外からは干渉することができません。【詳細】
この戦闘特技は〈命骸の征印〉の装備しているキャラクターでしか習得および宣言できません。また、4Rに一度しか宣言できません。
宣言時、「射程/形状:0(3m)/起点指定」でキャラクター1体を対象に選び、自身とその対象を『死の領域』へ送り込みます(自身を対象とした場合は自身のみ送り込みます)。さらに、自身が魔神を召喚しているなら任意で一緒に送り込むことができます。
『死の領域』は小さな”奈落の魔域”であり、”奈落の核”はこの特技を宣言したキャラクター自身、脅威度はこの特技を宣言したキャラクターのレベルとして扱います。また、基本戦闘では制限移動しかできない1エリア、上級戦闘では6mの空間として、元の戦闘エリアと隔離されたフィールドとして扱います。
『死の領域』内では、対象の全ての行為判定や固定値の達成値は-2され、対して自身の筋力ボーナス・全ての魔力・精神抵抗力・生命抵抗力は+2されます。
原則として、『死の領域』の外にいるキャラクターが、中にいるキャラクターを物理攻撃や魔法行使などの対象とすることはできません。ただし、【レスキュー・フロム・シャロウアビス】など”奈落の魔域”の外から干渉できる効果は例外的に素通りするものとします。
『死の領域』内のキャラクターのいずれかの部位がHP0以下になるか次の手番が終了した時、『死の領域』は消滅し、両者は元の位置に戻ります。ただし、その前に〈命骸の征印〉が破壊された場合は、それらの条件を満たしても『死の領域』が消滅しなくなります。この場合、通常の”奈落の魔域”のように”奈落の核”が破壊されるまで脱出することはできません(”奈落の核”であるキャラクターが命を失ったとしても、肉体が完全に朽ち果てて無に帰すまで破壊したものとしてみなされません)。
由来・逸話
アビスシャードによって形をなした意匠が複雑な紋様を描き、常に不気味なオーラを放つ謎の装飾品です。
魔神使いの封入具として機能し、謎多き小魔「Mr.ベイガー」が棲みついています。
ベイガーいわく、記憶を失ったナイトメアの男「サンウザル・モルデカイザー」が”全て”と引き換えに手に入れた秘宝であり、手にした者に”魔域を意のままに操る能力”を授けるそうです。
また、魔法文明語で次のような文言が刻印されています。
『不相応な者が力を振るうのならば、その先には虚空で満たされた破滅が待つのみ』