“最強機人”アルファ・エックス
プレイヤー:ガンマ
- 種族
- 戦闘型ルーンフォーク
- 年齢
- 50
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [暗視][任務遂行の意志]
- 生まれ
- 戦士
- 信仰
-
- ランク
-
- 穢れ
-
- 技
- 9
- 体
- 12
- 心
- 5
- A
- 7
- B
- 3
- C
- 6
- D
- 10
- E
- 6
- F
- 2
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 器用度
- 16
- 敏捷度
- 12
- 筋力
- 18
- 生命力
- 22
- 知力
- 11
- 精神力
- 7
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 2
- 敏捷度
- 2
- 筋力
- 3
- 生命力
- 3
- 知力
- 1
- 精神力
- 1
- 生命抵抗力
- 5
- 精神抵抗力
- 3
- HP
- 28
- MP
- 7
- 冒険者レベル
- 2
判定パッケージ
スカウト技能レベル1
| 技巧
|
| 3
|
運動
|
| 3
|
観察
|
| 2
|
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 3
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 12 m
- 全力移動
- 36 m
言語
| 会話 | 読文
|
交易共通語
| ○
| ○
|
魔動機文明語
| ○
| ○
|
汎用蛮族語
| ○
|
|
魔法文明語
| ○
|
|
神紀文明語
| ○
|
|
技能・特技
| 必筋 上限
| 命中力
|
| C値
| 追加D
|
ファイター技能レベル2
| 18
| 4
| ―
| ―
| 5
|
武器
| 用法
| 必筋
| 命中力
| 威力
| C値
| 追加D
| 専用
| 備考
|
バスタードソード
| 2H
| 17
| 4
| 27
| 10
| 5
|
|
|
技能・特技
| 必筋 上限
| 回避力
| 防護点
|
技能なし
| 18
| 0
| ―
|
| 防具
| 必筋
| 回避力
| 防護点
| 専用
| 備考
|
鎧
| ハードレザー
| 13
|
| 4
|
|
|
合計: すべて
| 0
| 4
|
|
容姿・経歴・その他メモ
31 恋人と悲しい別れをした。
16事故により死別
少年期の経験
「戦いの理を学ぶ」
冒険に出た理由
25 失われた場所を取り戻す。
ヴァグランツになった理由
52 最強の意味を知るため
名前:アルファ・エックス
性別:男
種族:戦闘型ルーンフォーク
稼働年数:50年
特徴:機械の体 紺色の髪
身長:175センチ
好きなもの:団欒 子供
嫌いなもの:平穏の破壊者
イメージソング:『バッドパラドックス(BLUE ENCOUNT)』
【経歴】
多くの戦場を歩いた。
多くの殺し合いに身を投じた。
そして失われるものを数多見た。
戦闘型ルーンフォークの価値は戦いの中にしかない。
少なくとも、ケルディオン大陸ガロン帝国とビャクヤ王国の戦争に駆り出されていた戦闘型ルーンフォーク、アルファ・エックスはそう言われ続けた。
それを不幸だとは思わない。そもそもそんな『機能』がついていたかどうかも怪しかった。
なにより、あまり大声で言えないことではあるが、エックス自身、戦いに身を投じること自体が好きだった。存在意義を、強く実感できたからだ。
エックスは帝国のルーンフォークだった。
何人もの人族を斬った。
何体もの蛮族を殺した。
それを苦だとは思わない。
焼ける町を見ながら、エックスは自身が非情なのだろうな、とぼんやりと考えていた。
やがて帝国と王国の戦いが激化していったころ。
エックスは突然皇室に呼び出された。
何事かと考えていると、目の前に現れたのはガロン皇帝と小さな娘だった。
皇帝はゆっくりと口を開く。
「アルファ・エックスよ。戦場での其方の鬼神のごとき働き、聞き及んでおる。実に見事。その強さを見込んで其方に頼みたい仕事がある」
「最強のルーンフォークである貴様にしか頼めぬ仕事だ」
そこまで言ったところで娘が一歩前に出た。
「この子はソフィレア。私の娘だ。貴様には今日より、この子の護衛を命じる」
エックスは聴力を疑った。
護衛? 自分が?
「お言葉ですが皇帝陛下。私は戦闘型ルーンフォークであって護衛型ではございません。この任務には不適当だと具申いたしますが」
「ふむ。お主の言いたいことも分かる。だが、王国の暗殺者がこの子を狙ってくる可能性も高い。できるだけ強い兵をこの子のそばに置きたいのだ。父親心をわかってはくれぬか」
全然、わからなかった。しかし命令なら従うしかない。
次の日から、エックスの別の戦いが始まった。
「エックス! この本を読んで!!」
「エックス! あの樹に登りたいわ。栗鼠を捕まえるの!!」
「エックス! すごく大きい剣ね! 振らせて、振らせて!!」
我儘で無鉄砲。ソフィレアという皇女はそういう、どこにでもいるような娘だった。
けれど戦場しか知らないエックスはどう対処していいかわからず、必死に彼女を追いかけるしかなかった。
船上では無敗のアルファ・エックスが一人の娘に振り回される光景は宮中で話題になった。
エックスにとっては新鮮な体験だった。
ある日、ソフィレアはエックスにこう言った。
「ねぇ、エックスはどうして戦うの?」
「どうして…考えたこともありません」
「え?そうなの? それって…悲しくない?」
「悲しい? なぜですか?」
「だって命を賭けてるんだよ。なら、賭けるだけの理由が必要だよ」
ソフィレアは子供だった。けれど阿保ではなかったし、馬鹿でもなかった。
むしろ彼女は年の割に聡明なところがあった。
エックスはその質問に答えられなかった。
黙りこくるエックスを見てソフィレアは笑顔でこう言った。
「じゃあ、私が理由になってあげる」
「え?」
「エックスは今日から私のために戦うの。私と遊ぶために戦うの。帰ってくるために戦うの」
考えたこともなかった。いままで、『帰ってこよう』としたことがあっただろうか。
この日から、エックスにとってソフィレアは特別な女性になった。
それから10年。ソフィレアは美しい女性へと成長した。エックスは変わらず彼女の護衛として穏やかな日々を過ごしていた。
王国との戦争は変わらず続いていたが、エックスの元には苛烈な戦場はない。
けれど充実していた。
ある雨の日、ソフィレアに縁談の申し込みが来た。帝国貴族の優男が相手だった。評判も上々。
しかしソフィレアはなぜかこれを渋り続けた。
「ソフィレア様。なぜ縁談を渋られるのです?」
エックスは何気なく聞いた。
「‥‥わからない?」
「? はい」
「‥‥今日は社交界のダンスパーティがあるの。支度をするわ」
「はぁ」
はぐらかされて何のことだかわからない。
エックスは身支度をするソフィレアに気を利かせて部屋から出ようとした。
その時、彼女はこう言った。
「ねぇ、エックス。ダンスパーティから帰ったら大事な話があるの。聞いてくれる?」
振り返る。不安そうに揺れる瞳と朱色の頬が相まってその日のソフィレアはとても美しく見えた。
「ええ。構いませんとも」
「うん、約束ね」
そういってエックスはソフィレアと共に馬車に乗り込んだ。
馬車の車中で二人は無言だった。
ときどき、ちらちらとエックスの方を見るソフィリアのことが、エックスは気がかりだった。
馬車が深い谷に差し掛かったころ。御者の悲鳴が轟いた。
エックスが飛び出そうとすると、ソフィリアが手を取った。
「いや。ここにいて!」
大丈夫、すぐに戻ります。
そういってエックスが外に飛び出すと、外には低級の蛮族の群れが馬車を取り囲んでいた。
蛮族を薙ぎ払うため剣を構えるエックス。
しかし次の瞬間、悲劇が起きた。
馬車の馬が蛮族の群れに恐怖したのか、暴れ始めたのだ。
馬車は制御を失い、蛮族を巻き込みながら谷底へと落ちていく。
エックスは慌てて飛び込もうとするも、蛮族に阻まれて向かえない。
彼はひたすらに、剣を振るい続けた。
エックスががけ下の崩れた馬車から冷たくなったソフィレアを引き上げたのは、かなり後のことだった。
死の直前、ソフィレアはエックスに言った。
「エックス。自分を責めないで。この先は自由な人生を…」
「エックス…大好き‥」
エックスは初めて、戦いの中で大切なものを失った。
この結果に皇帝は激怒。
エックスはコールドスリープ用のコフィンに入れられ、城の地下に罪人として閉じ込められることになった。
エックスは傷ついた心で、それでも誓った。
もし目覚めたとき、誰かが傷つき、困っていたら。
今度こそ、守るために、意味を持って戦おう。
それが最強の戦闘型ルーンフォークである、自分の正しき存在意義だから。
「私はアルファ・エックス。気安くエックスとお呼びください」
「私はあなた達の剣。最強の名が示す意味をご覧に入れましょう」
「過去の私は弱かった。もう取りこぼさない」
セッション履歴
No.
| 日付
| タイトル
| 経験点
| ガメル
| 名誉点
| 成長
| GM
| 参加者
|
|
| キャラクター作成
| 2,500
1,200 |
0
|
|
|
| |
|
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
| |
|
|
|
|
|
| 取得総計
| 2,500 |
1,200 |
0 |
0 |
|
収支履歴
バスタードソード::-560
ハードレザー::-340