容姿・経歴・その他メモ

1-5 罪を犯したことがある
5-6 絶対に知られたくない秘密がある
3-1 大きな嘘をついている

1-2 奈落を滅ぼすため

彼女は学校でもトップの成績を収める優等生であり、親友でもありライバルでもあったありすとは良く冒険者になってからの夢を語り合っていた…
しかし彼女は「自分の手で姉を殺してしまった」トラウマ、そして彼女を取り戻したいという願いが心の奥底にありそれを「姉を蘇生させてやる」と甘い言葉で彼女に囁き続けるラーリス神官に利用され呪いをかけられてしまい、1番得意だった妖精魔法を一切使うことが出来ない身体にされてしまう

「この事は誰にも見つかるな、見つかったら姉が生き返る事はない」そう神官に言われた様に村の誰にもバレない様に誤魔化し誤魔化しラーリスを信仰してたリリィだが、遂にありすにそれがバレてしまう。
泣きそうになりながら激昂しリリィを問い詰めるありす。リリィはこの瞬間に抱えている事全て親友のありすに吐き出したくなったが「ありすを巻き込みたくない」一心でありすにも何も話さず一人で冒険者として村から出る事になる

冒険者として旅を始め、新たな仲間たちを見つけることが出来たリリィ。
しかし、ラーリスの印を集めるにつれ体を蝕んでいく呪いの進行、自我すら失いかけ始めているこの状況そのものは、もうリリィが「リリィ・リナリア」としていられる時間なんてごく僅かしか残されていないことを告げていた

「最後に…私が私でいられる間に……ありすにちゃんと本当のこと、本当の気持ちを話したい」そんな彼女の最期の願いは、細い糸を辿る様なギリギリのタイミングでありすとの再会を果たす事になる

……「ありす…もうありすの親友として話せるのは最期になっちゃうかな。ごめんね、ありすを最後まで泣かせちゃう私で。……でも、私はありすみたいな友達を持てて幸せだったから、ありすには私と一緒に見た夢を叶える為に頑張って欲しい………かな。」
そう言って彼女はありすに自分がありすに胸を張って親友と言えた頃、共にトップを争って首席となり学長から譲り受けた品である「ロッセリーニの魔導筆」「ロッセリーニの調声器」そして2人の思い出の証である「翠のイヤリング」をありすに託す
彼女に最期の言葉を告げる事ができたリリィ、そして彼女が「リリィ・リナリア」としていられる最後の瞬間は過ぎ去った
この2人がこれからどんな未来を歩んでいくかは--風の赴くままに

セッション履歴

収支履歴