彼女がこの世に生を受けた時、暗雲の隙間より陽光が差し込んだと、彼女の母は言った。
果たしてそれが本当か嘘かは知らないが、そういう家系だったのだから、彼女の生は祝福されていたに違いない。

そんな生まれもあってか、聖職者としての彼女は厳しくしつけられた。
とはいえ、それが愛ゆえの厳しさであることを理解していたから、彼女はそれを苦とは思わなかった。
何より活動を通じて知り合う人々の優しさに触れられる、それが彼女の喜びでもあったのだから。

彼女が成人に差し掛かったころ、家計が傾きかけた。それを知ったある貴族がすかさず、支援を申し出た。
その交換条件が、彼女との結婚であった。当然、見も知らぬ相手との結婚を、彼女は――正直心が揺らぐも――断る。
だがそれでは家は立ち行かぬ、と一旦結婚の条件は五年間保留と約束を交わし、わずかながらの援助を受けることとなった。

そうして家族総出で稼ぎに奔走することとなった。その一環として、彼女は冒険者として危地に赴くこととなったのである。

信仰を尊び、他の神を信仰する者も愛するが、ティダンを毀損する者は誰であれ許さない。比較、ダメ絶対。
お堅い言葉はしつけられて身に付いたもので、日常であっても崩すことはそうない。彼女の日々は、太陽がいっぱいなのだから。

幼い頃から太陽は好きで、今も好きである。けれど思春期ゆえ、日焼けや肌荒れは好きではない。
それゆえそばかすがあるが、化粧で隠している。そばかすを見られていいのは、家族と気心の知れた知人のみ、と決めている。
件の婚約者に見られたらもう……と思いつつ顔を赤らめている辺り、本当に結婚もまんざらではないのかもしれない。

能力値決定

ETポイント割り振り、ダイス振らず

成長

平均成長表使用

アビスカース：「我慢できない」ソフトレザー

システム : 大久野しぐれさんの残12ロール(abt)
→ SwordWorld2.5 アビスカース表(64) → 「我慢できない」　携行時　セッション中に1日の始まりを迎えるたび、趣味や嗜好品などに「冒険者レベル×10」ガメルを出費しなければならない。趣味や嗜好品が消費できない環境であれば、翌日の朝まで最大HP、最大MPが「冒険者レベル」点減少する。 20:35:07 #2sTvj

経歴表

システム : 大久野しぐれさんのロール(3 3d6)
→ 1回目： SwordWorld2.5 (3D6) → 9[6,2,1] → 9
→ 2回目： SwordWorld2.5 (3D6) → 9[1,3,5] → 9
→ 3回目： SwordWorld2.5 (3D6) → 15[4,5,6] → 15 20:37:44 #Gs5vd

冒険に出た理由

システム : 大久野しぐれさんのロール(2d6)
→ SwordWorld2.5 (2D6) → 8[3,5] → 8 20:38:15 #HsuvJ

【経験点】1980+(判定自動失敗回数*50)点
【獲得資金】16704G
【名誉点】66点
【成長】1回
【アビスシャード】各PC0個ずつ
【参加者】エル、コルネリオ、サニディ、タウゼンド、ナキリ
【オリジナルアイテム】100G　→購入者のみ
薬品。甘くておいしい飴玉。食べるには主動作で1分がかかる。摂取してから1時間以内であれば、任意のタイミングに補助動作で「2d6」点のMPを即座に回復できる。この効果は毒属性で、一日一回まで。
【備考】消耗品＝戦利品から全額補填
　　　　原初の故郷へ帰る日を夢見て、夜蝶は現を揺蕩う