“潮風の神”『汐路のセリア』
(不明/大神)聖印と神像
神格と教義
汐路のセリアは海の航行を見守る女神であり、同時に交易を通して人と人、物と物のつながりを作る交易の女神です。
その教えでは、交易は人とのつながりと信頼関係を作るとされており、積極的な他者との交流を推奨しています。
利益を得ること自体は問題がありませんが、人の信頼を裏切ってまで交易で利益を得ることは固く禁じています。
神としての性格は穏やかそのものであり、人類蛮族問わず海に関わるものに信仰される傾向があります。
一方で、敵対者、特に市場を破壊し人と人とのつながりを消してしまう略奪者のような存在を忌み嫌っています。特に、海掠神エイリャークとその信者とは教義の関係もあって相容れない存在であり、それに対して激しい攻撃性を見せます。
格言
「たとえ僕が旅路を案内しても、君自身に進む意思がなければ船も積み荷も動かないものさ。神頼みだけじゃダメってこと。」
「利益を得ることはいいことだ。でも、決してそれに目と心を奪われちゃだめだよ。それで生まれる信頼関係、人と人のつながりこそが一番大事なんだから。」
「風が強まる前には、必ず予兆があるものさ。見逃さないようにね。さもなければ、目も当てられないことになるよ。」
備考
その信仰がいつ生まれたかは定かではありません。本当に「気がついたら信仰されていた」としか表現できない形で船乗りや交易商たちに信仰されるようになっていました。それゆえ、どの剣に触れて神格を得たのかが不明です。
また、他の神々にはない特徴としてお告げの頻度がかなり高い事が挙げられます。内容も一般的な神々のものと比べると、本当に軽いアドバイスのようなものと思えるほどの内容のものが多いといいます。そして何より、熱心な信者、セリア本人(本神?)が目を付けた相手には雑談のように言葉を送ってくるどころか、明らかに会話を通してコミュニケーションを図る呼びかけをされたといいます。(tips:その信者の方は狂喜乱舞したといい、それに対して汐路のセリアは多少びっくりするような反応を返したといいます)
このような他のほとんどの神々には見られない特異な特徴、出自の不透明さなどから別の世界の神だと主張する神学者もいます。
特殊神聖魔法
- 2
- 【】
- 消費
- MP
- 対象
- 射程/
形状 - /
- 時間
- 抵抗
- 概要
- 効果
- 4
- 【|汐路の導き 《》】
- 消費
- MP
- 対象
- 射程/
形状 - /
- 時間
- 抵抗
- 概要
- 効果
- 7
- 【】
- 消費
- MP
- 対象
- 射程/
形状 - /
- 時間
- 抵抗
- 概要
- 効果
- 10
- 【凪ぐ大海 】
- 消費
- MP15
- 対象
- 全エリア(半径30m)/
空間
- 射程/
形状 - 2(50m)/
起点指定
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- なし
- 属性
- 水・氷
- 概要
- 『汐路のセリア』の力を借り受け、指定した地点を中心に水の空間を作り出す。
- 効果
任意の地点を指定して"セリアの錨"を撃ち込み、それを中心とした周囲半径30mに環境"水の薄膜"を付与。
"水の薄膜"が付与された地点は"水に関する環境"として扱う。
"水の薄膜"上にいる味方の移動力が50%上昇(端数切り上げ)、乱戦エリアから後方へ無条件に離脱が可能となる。また、移動をブロックするために必要な人数が一人増える。
"セリアの錨"が破壊されると効果が消滅する。
- 13
- 【大海の怒り 】
- 消費
- MP20
- 対象
- 全エリア(半径30m)/
空間
- 射程/
形状 - 2(50m)/
―
- 時間
- 30秒(3ラウンド)
- 抵抗
- 半減
- 属性
- 水・氷
- 概要
- 『汐路のセリア』の力を借り受け、敵対者を水の渦柱が飲み込む。
- 効果
水に関する環境(例えば沼地や湖。水たまりなどの小規模なものでも可)を付与された地点にいる"使用者のレベル-3"以下のレベルの存在全てのHPを「0」にする。"使用者のレベル-3"よりレベルが高い存在に対しては"威力50+魔力値"の水・氷属性ダメージを与える。
この魔法で生死判定を行う際、達成値を-10する。