"最期の守護者" アリーヤ(噴進式装甲機動兵)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感·機械(暗視+熱感知)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 4
- 言語
- ラーズグリーズ語(解読不能)
- 生息地
- 異空間、奈落の魔域、その他
- 知名度/弱点値
- 38/45
- 弱点
- 魔法ダメージ+3点
- 先制値
- 26
- 移動速度
- 15/60 (滑走/飛行)
- 生命抵抗力
- 36 (43)
- 精神抵抗力
- 30 (37)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
バーンズトーチ(左腕) | 20 (27) | 2d+20 | 20 (27) | 25 | 60 | 10 |
オートカノン(右腕) | 25 (32) | 2d+12 | 20 (27) | 15 | 60 | 10 |
展開翼(脚) | 20 (27) | 2d+10 | 25 (32) | 10 | 80 | 10 |
スラスター(胴体) | 30 (37) | 2d+10 | 15 (22) | 15 | 60 | 10 |
FCS(頭) | 40 (47) | なし | 15 (22) | 15 | 50 | 10 |
- 部位数
- 5(頭、胴体、左腕、右腕、脚)
- コア部位
- なし
特殊能力
●全身
○【複合装甲】
「形状:貫通」の攻撃、または「射撃」による攻撃のダメージを半減。
刃武器からのクリティカルを受けません。
○【時空間干渉/断絶】
魔法や属性によるダメージを半減、状態異常の効果をすべて無効化します。
≫【亡国の物語/故国の為に死ぬる者】
戦闘開始から8ターン以内に撃破、または攻撃手段を喪失すると、下記のステータス変化を伴って再起動します。
HP50%、破壊された部位のオートリペア
各部位の防護点-5、回避+3、打撃点+3
特殊能力解放
▶『Mechanized memories』/30(37)/生命抵抗/半減
ジェネレーターから供給されるエネルギーの余剰分を放出する機構を、攻撃に転用します。
この行動は戦闘中一回のみ可能です。
自身が存在するエリア内(半径30m)の敵全体へ
純エネルギーのダメージ
[2d6*2d6(4〜144)÷人数]
●左腕
○バーンズトーチ
鋼鉄や複合材の装甲を焼き切るために作られた特殊兵装によって、対象の溶断を試みます。
ダメージ:2D+20
属性 :炎
射程 :近接攻撃
状態異常(命中時)
2d-2の防護点減少(戦闘終了まで効果継続、重複する)
●右腕
○オートカノン
大口径の機関砲を掃射することで攻撃します。
☑【徹甲弾】
射程/形状:50m / 射撃·貫通(2)
物理ダメージ、防護点半減での判定
攻撃回数:1 対象:1
ダメージ判定-3
☑【榴弾】
射程/形状:30m / 射撃·炸裂(範囲攻撃 半径5m)
攻撃回数:3 対象:1〜3
●展開翼
○『鋼鉄の大鳥』
この部位が破壊されない限り、このユニットは
〔状態:飛行〕回避修正+4 命中修正+4 を得ます。
▶【ブーストチャージ】
〔状態:飛行〕が有効
部位:スラスター と併用で使用可能。
全速力で加速し、全体重をかけた脚部と展開翼で対象を蹴飛ばすことで衝撃を与え体勢を崩します。
ダメージ:2D+10 2回攻撃(展開翼、スラスター)
命中力判定に使用する部位: スラスター(胴体)
属性 :物理·衝撃
射程 :近接攻撃(最大移動距離 25m x2)
状態異常(命中時)
生命抵抗/目標値35/消滅
次のターンの行動すべてに-2の修正
▶【クラスターミサイル】
主翼内部に格納されている"大量の分裂ミサイル"をばらまいて、多数の子弾頭によって同エリア内(半径30m)の敵6体までを対象に爆撃します。
この行動は『部位:FCS』が有効である限り可能です。
対象1体につき3発の弾頭が襲いかかります。
この行動は連続した手番には発動できません。
命中力 :40(FCS参照)
攻撃回数:1〜6(最大18発)
ダメージ:1発につき 2d+16
●スラスター
○【推力偏向ノズル】
自由自在な方向へ旋回機動を可能にする特殊機構。
この部位が有効である限り、 回避修正に+4を得ます。
この部位が破壊された場合、この効果は消滅します。
☑【コンバットマニューバー/ドッグファイト】
自身と同エリア内(10m以内)にキャラクター複数がいる場合に宣言できます。
キャラクターは敵味方を問いません。
宣言した場合は自身の次の手番まで、自身と味方陣営の回避に+1、敵陣営には打撃+3の修正を発生させます。
この宣言をしたとき、周囲に【飛行】ユニットがいる場合は、互いに優先して効果や攻撃の対象にしなければなりません。
▶【サジタリウス·FOX3】
胴体、背面側に懸架されている大型ミサイルによって、自身の存在しないエリア(対象との距離が50m以遠、最大射程150m)にいる対象1体を攻撃します。
この行動は『部位:FCS(頭部)』が有効である限り可能です。
この行動は連続した手番には発動できません。
命中力 :40(FCS参照)
攻撃回数:1
ダメージ:2d+30
●FCS(火器管制システム)
○『正確な照準』
このユニットは《ターゲッティング》《鷹の目》を習得しているものとして扱います。
また、この部位が有効である限り《知覚:暗視·熱感知》を得ます。
○『高速演算』
この部位のHPが0以下にならない限り、すべての行動に+5の修正を得ます。
戦利品
- 4〜6
- 損傷した未知の装甲板 1000G 1d3個
- 7〜8
- 損傷したスラスター 2000G 1d4個
- 9〜10
- 精巧な機械部品 3500G 1d個
- 11
- 赤熱する鉄の心臓 10000G 名誉点+20
- 12
- ドッグタグ"望郷の渡鳥" 18000G 名誉点+40
- 13〜
- "スターライト" 装飾品:頭 ティアラのような形状で、任意のタイミングで顔の前に展開できるバイザー。 着用者は【知覚:暗視+熱感知】と命中修正+2を一日、または戦闘中に2分(12ラウンド)のみ得られる。灰色と黒の視界で、熱を持つものは白く写る。
解説
何処で、なんのために作られ、どういった時の流れを経て、この奈落の魔域へ流れ着いたのか。
誰も知らないし、当の本人すら忘れてしまったのかもしれない。
その装甲と身体に刻まれた傷と焼跡、焼き付いた油や血の匂い、割れたバイザーの隙間から覗く相貌は…
確かな殺意と憎しみ、悲しい決意、諦観と絶望を湛えてそこにあった。
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「"私達"は死力を尽くし戦った。
横暴な者共との戦争、削られていく連邦。
生身を捨て、過去を捨て、助けたい人々のために総てを捧げた。
それでも及ばなかった。
帰る場所もない、仲間も、家族も死んだ。
…もう、私以外はここにいない。」
「私にできることは…最後の領土たるここの守護だけだ。
せめて…せめて、ここだけは。
私が朽ちるまで、守り抜いてみせる。」
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【ENHANCED MODULE:FLIGHT CORE-DI803】
❲ High altitude Intercepter 【BEA-317F "Aitvaras"】 ❳
搭乗者: アリーヤ·ニェン·イヴァーヂナ
概要
連邦領内 オルト地方北端部出身
志願年月日:HUF.2042/2/11 当時12歳
従軍年数 :6年(訓練期間1年弱)
連合軍による、宣戦布告無しで始まった侵攻作戦。
そこから始まった戦争が、すべての原因だった。
敵国連合軍との戦争で大きく領土を奪われ、連邦軍の抵抗も虚しく避難が間に合わず彼女の家族もろとも砲撃の至近弾を受け、瀕死の重傷を負う。
両親、2歳下の弟は即死、本人も"通常の手段"では助からない状態だったために、強化手術、及びその他の処置によって奇跡的に一命を取り留めた。
本人も承諾してはいるものの、その過程で機能を失った肉体(全体の約80%)が機械または人工物に置換されている。
機能回復後に自ら「これ以上何かを失うこと、奪われることに耐えられない」として、軍の防衛·要撃部隊へ志願。
戦局の悪化、戦力の圧倒的不足、矢継ぎ早に進行してくる敵軍の津波がごとき攻勢も相まって、この志願はあっさりと受理された。
戦闘機とは全く別物、かつ新たな航空戦力として開発された兵器、飛行型パワードスーツ「フライトコア」を運用する実験部隊に配属される。
新たに開発された小型でありながら高出力な半永久機関「サーモリベリスター」と、時空間に干渉し超常現象じみた芸当が可能な「LDIモジュール」を搭載したこの新兵器は
確かに、彼女とその仲間とともに獅子奮迅の活躍を齎した。
しかし、戦局は覆ることはなかった。
連邦は防戦一方のジリ貧、削られ、押し流され、ついには最北端の端の端、首都まで追い詰められた彼女たちは
自らを敵とともに、全てを炎の海の下へと沈めた。
『HUF.2049/1/27 18時53分
全部隊 通信途絶。』
連邦の最終手段、自国領土にも、敵国にも大量破壊兵器を搭載した無数の弾道ミサイルを発射し「すべてを道連れにする」狂行によって
連邦を占領する連合軍部隊、敵国本土を滅した。
…そう、文字通りに塵一つ残さずに。