ドーデン地方出身のナイトメア、長い白髪に混じる黒い髪が印象的。
故郷はイデア村(元ネタは哲学用語)と言うが両親は既に二人とも亡くなっている。
母親はリアを出産時に産道の傷でなくなってしまい、父親一人に育てられた。
父親は妻を亡くしたが、我が子を憎むことはせずに母親が命をとして生んだ尊い子として育てた。
良く娘には「二つの命を大事にしなさい」と言っており、リアもそれを大事にしていた。
村では親世代に少々嫌な顔をされたが、子供たちの中では博識な少女して有名だった。
成人した頃には村を出て町で学者として生きており、年に2回は村に帰っていた。
19歳になった頃の帰郷で父親に、「自分が自分である事に誇りを持ちなさい」と言われた。
初めはそれが何を意味するか分からずに、その半月後に父親が亡くなった知らせが届いた。
父親を弔う式の時に、父の遺言書でその意味が理解できた。

「妻が命をとして生んだ娘は、妻とその子の命分の価値がある」
「しかしながらに私は、その言葉がずっと娘が妻を殺したという言葉に成っていないか心配だった」
「だから、私はあの子にいつか、自分が自分であり生まれてきたことに誇りを持って欲しいと」
「リア、約束してほしい...すでに体験したかもしれないがこの世界にはナイトメアだからと言う理由で迫害を受けることもある」
「それでも、私が言った言葉を大切に覚えていて欲しい」
「生まれてきてくれて、ありがとう」

それを読んだ日から、父と母をもっと愛するようになった。
そして、色々な事をするようになった。
元から信仰していたミリッツア様の神官になったり、冒険者になったりもした。
父が亡くなってからの11年、リア・コネクトはずっと己の誇りと約束を守っている。

他者を守る為に行う戦い、という所に共感がしており信奉している。
母親が信仰していたという点から、母の愛を求めていた部分もあるかもしれない。