容姿・経歴・その他メモ

アルコイリス姉妹の末っ子。当然兵士としての階級は持っていない。身長134cm、体重27kg。好きな物は甘いもの、嫌いなものはひとりぼっち。
ブランカの入隊時の条件として、本来保護されるだけのはずだったが、その並外れた魔法の才能を見抜かれ、軍の教官から魔法を教わることになる。
しかし、グリーズが持っていた才能は、操霊魔法でも真語魔法でもなく、召異魔法のものだった。
「子供が魔神と契約をするのはあまりにも危険」と、一時は取りやめになったが、「ネグロお姉ちゃんも戦ってるから」というグリーズ本人の強い要望から召異魔法の勉強が始まる。

扉の小魔を召喚して契約し、そこからは凄まじい速度で魔法を習得していき、1年も経たずに上級の魔神と契約できる程に成長するが、年齢が年齢のため、まだ戦場に出ることは教官から強く禁止されていた。
しかし、特設部隊の設立に伴い、戦場に出れば即戦力であるグリーズも(本人の強い希望もあって)結局駆り出されることになった。

口数が少なく、目付きが悪いが、姉思いの優しい性格。
封入具はぬいぐるみ型で、背中のファスナーから小魔を出し入れする。小魔の名前は「ジェイル」らしい。よくジェイルと飴玉を取り合っている。

自分が親や姉と違い、ソレイユでもシャドウでも、人間でもないナイトメアという種族であることがコンプレックスであり、親が消息不明なこともあってブランカとネグロに置いていかれること、自分が1人になることを強く恐れている。今回特殊部隊への入隊を志願したのも、｢自分も戦うことで少しでも姉の存在を近くに感じたい｣という、強い依存心からである。

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