容姿・経歴・その他メモ

【容姿・素性】
・身長160cmで人間の同年代の男性平均身長で比較すると割と低め。
・一人称は「ボク」
・髪の毛の色は黒色だが、マナフレアの種族特有のマナの炎が毛先から発現している。炎の色はこれもまた漆黒色である。
・服装も黒を基調とし、白色との調和の取れた清潔感のある身のこなしをしている。
・中性的な顔立ちで身体も華奢であるため女性とよく見間違われ、男性に食事に誘われたこともある。近隣のおばさまたちからの黄色い声援も多い。

【マナフレアってどういう種族?】

人族。外見は人間とほぼ一緒であるが、体の節々等から発現している独特の溢れ出る「マナの炎」が人間ではないことをすぐに判別できる。魔法文明時代に多く存在した種族であったが、魔法が一切使えない種族特徴故に支配階級種族から劣等種として酷く迫害され、それが原因で絶滅したとされています。
　マナフレアが誕生した時期は神々の戦争の終焉直後、最初の魔法王デュランディルが登場した混乱期であったため詳細な記録などはなく、伝承も散逸しています。一説によれば神々の戦争の終焉時に砕け散った第三の剣カルディアの影響であったとされ、莫大なマナの放射を受けた人間が突然変異したなどともいわれています。
　魔法文明時代では迫害され奴隷のような扱いを受けていたもののその「マナの炎」から溢れ出んばかりの莫大なマナは当時の魔法王たちにとって非常に便利な存在であり、そのマナは他人に譲渡が出来たため重宝されたそうです。それとは別に、マナフレアには多く「武人」として活躍する者がいたため、その第三の手を駆使して蛮族と渡り合えたものが多く、護衛役としても一役買っていたこともありました。

【現代に蘇ったマナフレアのゼヴ・クドリャフカの経緯】

マナフレアは現代ラクシア世界には絶滅した種族として有識者の間では知られています、知識が無いものならばその存在さえ知らないでしょう。しかしマナフレアであるゼヴは確かに現代に生まれ出でました。
　ゼヴの最初の記憶は遺跡の近くで誰かに拾われたということでした、全身に切り刻まれた重傷を負ったゼヴを発見したのは名も知れぬフェンサーの少女とデーモンルーラーの少女だと彼はその後の恩人となるグレゴリウス博士から知ったことでした。
　彼はハーヴェスにある冒険者ギルド「火竜の息吹」にその少女たちに運ばれた後3日3晩激痛の治療に耐え、体調を回復させました。しかし、冒険者ギルドにいた冒険者たちはその全身から溢れ出るマナの炎に驚愕し、一時は魔物だと勘違いして彼を追い出そうとしました。その場を説得し彼の身柄の安全とその後の面倒を見たのがハーヴェスの魔法文明時代の先鋭研究家であったグリゴリウス博士でした。
　ゼヴは彼の元で現代社会と過去の知識、このハーヴェスという大都市でどのように人々が生活し、どのように生き、そしてどのように終わりを迎えるかを深く学びました。ゼヴはグレゴリウス博士を師と仰ぎ、彼から自分がどういった存在かを知りましたが、ゼヴの記憶はほとんどが喪失しており、彼の覚えている最後の記憶の光景は「魔法文明時代の全面戦争」の凄惨な光景だけでした。

【ゼヴが冒険者になった理由、そして今後の目的】

　ゼヴは師であるグレゴリウス博士に報いる為、ハーヴェスで冒険者となることを決意。そしてその翌日、博士の研究所から一歩出た瞬間に、当時隣に居を借りていた拳闘士のアリーザに戦いを挑まれることとなり、ゼヴは困惑しながらもなんとか勝利、しかし、同じ拳闘士でアリーザと同郷出身のフローラに次戦を挑まれ、気絶寸前まで追いやられてしまう。
　ゼヴはその後は一応、二人と和解したが、改めて三人で冒険者ギルド「火竜の息吹」に行くこととなった。大丈夫か青年。

　ゼヴの一番の冒険者としての目的はグレゴリウス博士への恩返しだが、博士自身は「いつまでも閉じこもっていないで自分の知見を掴み取れ」という彼への激励で冒険者となることを推した。同じ冒険者となって協力する関係となったアリーザへは当初戸惑いの方が勝っていたが、彼女の「最強を目指す」という漠然としているが、強い志に感心を受け、また、フローラからは強さの秘訣、最強を目指すということがどれ程過酷であるかを学び、共に武を極めることとした。

【ゼヴの性格】

・冷静沈着だが決して頭が良いというわけではない。物事を考える力、思慮深さは備わっているが、ただ単純に知識量や語彙力が乏しい。
・記憶がないため精神面も少し不安定さが目立つ、その点はグレゴリウス博士に大いに支えられていた。心配事や忙しさに追われると混乱し、決断力に欠けることが在る。
・武人としてはある一定以上の強さが確実にある。少なくともその3本の腕から繰り出される圧倒的な火力は相手を叩きのめすのに十分である。
・平和と調和を重んじるが、それらを乱すものを排除するために力を振るうことを躊躇わない。しかし力には責任が伴うため、力を使わずして戦いに勝つことが最も強さの証明だと考えている。

履歴

【種族特徴の説明】
〈溢れるマナ〉
MPの算出計算方式が「最大冒険者レベル×3+精神力」
〈マナの手〉
手が3本あるものとしてその手で武器や盾、道具を手に持つことができる。また、「主動作」で「射程:接触」のキャラに「2D6」点のMPを譲渡できる。その譲渡した値分、自身のMPも減少し、これらは魔晶石などで代用不可。また、自身のMPの現在値が「2D6」の出た値よりも低く下限値を超えていた場合、譲渡できず効果は発揮されない。

セッション履歴

収支履歴