白くてもこもことした体毛に覆われた有毛種のリルドラケン。
体格がリルドラケンの中でもかなり大柄かつ、豊かな体毛もあるため見た目の印象が非常に大きい。混雑した時間帯のグランドターミナル駅でさえ一目でどこにいるか分かる程。そのためかギルドから街の外部から客人を招く際に目印として使われることも多く、駅内のマスコットと化している。
非常に暑がりのため薄い胴着以外身に着けていないが、大体いつも羊毛が引っ付いている。他人からは羊毛か本人の体毛かほとんど分からないけれど。

　ドーデン地方とコルガナ地方の境にある、有毛種のリルドラケン達が暮らすフワワの里出身。
　名前は里の名前、卵の割れ方、自身の名前という構成をしている。フーシャティツェリと長いためフーシャと呼ばれていた。
　非常に恵まれた肉体を持ち、神童と言われるほど頭が（リルドラケン基準）で良かったため、次期村長候補とまだ一度の脱皮をしない時期から期待されていた（とはいえ、村長交代は百年くらい先の話だが）。
　村はほとんどの季節雪と氷に閉ざされ、地中で育つイモ類程度しか耕作ができない環境のため、村人たちは周囲に潜む危険な獣や植物を狩って生活しており、フーシャも成人前から練技の呼吸、薬草の知識を大人たちから教えられていた。なお、村に鍛冶師はおらず、行商人から鎧を買うほどの財力は村になかった（食料にすべて消える）ため、必然的に闘い方は拳闘が中心となっていた。
　操気に目覚めたのは２回目の脱皮を終える前だった。自分の肌だけでなく、毛も硬く出来たらより防御が増すのではないかと思って試していた時に突然目覚めた。周囲からは練技の一部と思われていたし、自分でもそう思っていたのだが、それが自分だけでなく他人にも使えることに気付き、自分の力を不思議に思うようになった。
　３回目の脱皮を終えた時に、自分の力の秘密を知りたいと村を出ることを決意した。村長から、人が多く集まる場所に行けばきっと何か分かるだろうと助言を受け、キングスフォールにやって来た……のだが、村を出てから色々と経験した刺激的な料理を味わってしまった結果、ほとんど食べ歩きに時間を費やし、操気という名前もつい最近になってようやく知ったくらいである。
　キングスフォールでは鉄道ギルドに所属している。主な仕事場所は郊外にあるナムラハーン駅（通称マトックブッチャー駅）。逃げようとする羊を抑え込んだり、数頭まとめてかついで運搬したりと活躍している。対価は羊肉の串焼きやヒツジミルクのチーズなどほとんど現物支給である。身にまとう胴着にいつも羊毛（か自分の体毛）が引っ付いているため、周りからは羊毛要塞とあだ名されるようになった。
　人間並みの知力もあるため、グランドターミナル駅に客人を迎えに行く（向こうに見つけてもらう）こともしばしば。“クレープ屋のお姉さん”ハンナとは親しい関係。彼女が作るクレープは奇天烈なものを含めて大抵好んで食べている。〈カルディアの恩寵〉の常連客。そのため、迎えに行った客人にもトンチキなクレープを振舞おうとすることもしばしばである。

「はじめまして。私はフーシャ。見てのとおりもこもこした有毛種リルドラケンです。」
「好きなものは美味しい食べ物全部です。好き嫌いはほとんどありませんよ。なんでもバリバリ食べちゃいます。辛い物は少し苦手なんですが」
「軽装ですが体の丈夫さには自信があります。皆さんを守る壁にも、敵を蹴散らす拳にもなってみせます。」
「さぁ、それではこれから美味しいものを食べに行きませんか？　とっても美味しくて個性的なクレープ屋さんがあるんです！」

トム - 今日 21:16
有毛種リルドラケンの練体士生まれで能力値を振ります

トム - 今日 21:16
x3 1d+2d+2d+2d+1d+2d #1
(1D6+2D6+2D6+2D6+1D6+2D6) ＞ 6[6]+8[2,6]+6[1,5]+5[1,4]+6[6]+4[2,2] ＞ 35

#2
(1D6+2D6+2D6+2D6+1D6+2D6) ＞ 4[4]+11[6,5]+7[4,3]+3[2,1]+6[6]+8[5,3] ＞ 39

#3
(1D6+2D6+2D6+2D6+1D6+2D6) ＞ 5[5]+5[3,2]+11[6,5]+11[6,5]+6[6]+5[1,4] ＞ 43

トム - 今日 21:17
3つ目を採用します

トム - 今日 21:19
成長は平均表を用います。