オーウェン
プレイヤー:じゅうたん
化け物みたいだって?
よく言われるよ
- 種族
- アルヴ
- 年齢
- 25
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [暗視][吸精]
- 生まれ
- 軽戦士
- 信仰
- “狂神”ラーリス
- ランク
- ―
- 穢れ
- 1
- 技
- 12
- 体
- 6
- 心
- 7
- A
- 5
- B
- 7
- C
- 9
- D
- 6
- E
- 10
- F
- 2
- 成長
- 1
- 成長
- 0
- 成長
- 1
- 成長
- 1
- 成長
- 2
- 成長
- 0
- 器用度
- 18
- 敏捷度
- 19
- 筋力
- 16
- 生命力
- 13
- 知力
- 19
- 精神力
- 9
- 増強
- 増強
- 増強
- 2
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 3
- 敏捷度
- 3
- 筋力
- 3
- 生命力
- 2
- 知力
- 3
- 精神力
- 1
- 生命抵抗力
- 6
- 精神抵抗力
- 5
- HP
- 25
- MP
- 18
- 冒険者レベル
- 4
経験点
- 使用
- 7,500
- 残り
- 1,090
- 総計
- 8,590
技能
- フェンサー
- 4
- コンジャラー
- 3
一般技能
- ディスティラー
- 2
- ハンター
- 2
- レイバー
- 1
- ブルワー
- 5
戦闘特技
- 《シャドウステップⅠ》
- 《武器習熟A/ソード》
練技/呪歌/騎芸/賦術
- なし
判定パッケージ
なし
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 0
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 19 m
- 全力移動
- 57 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
魔法文明語 | ○ | ○ |
魔法
魔力 | 行使 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||
---|---|---|---|---|---|
コンジャラー技能レベル3 | 操霊魔法 | 6 | 6 | +0 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
フェンサー技能レベル4 | 9 | 7 | ― | -1 | 7 |
《武器習熟A/ソード》 | ― | ― | ― | ― | 1 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フリッサ | 1H | 8 | 7 | 13 | 9 | 8 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
フェンサー技能レベル4 | 9 | 7 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ソフトレザー | 7 | ― | 3 | ||
盾 | バックラー | 1 | +1 | 0 | ||
合計:フェンサー/すべての防具・効果 | 8 | 3 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
耳 | リングピアス | 魔法の発動体 | |
右手 | スマルティエの怪力の腕輪 |
- 所持金
- 5,828 G
- 預金/借金
- ―
所持品
- 名誉点
- 40
- ランク
- ―
名誉アイテム
点数 |
---|
容姿・経歴・その他メモ
生まれた環境
蛮族の奴隷:他の人族とまとめてさらわれ、奴隷として育った。そこでは全ての人族が平等に扱われ、種族による偏見は少なかった。
幼少期の経験
迫害の記憶:蛮族と間違えられ、酷い迫害を受けた。それ以来、危険には敏感になった。ならざるを得なかった。
4歳の時に生贄に捧げられた。
少年期の経験
亡者に襲われる恐怖:君は普通の武器では傷を付けられない怪物と出遭ったことがある。君は運良く生きのびたが、手も足も出ない恐怖は忘れられない。だから、魔法を学んだ。
10歳の時にひとり生き残ってしまった。
青年期の経験
体捌きを極める:軽快な動きは、敵を惑わす。そのための体捌きを、きみは若くして極めた。
25の時に困っている人を救うためにヴァグランツになった。
信条
欲望(所有、奪取) 肯定
身分(血筋、差別) 否定
矜恃/執着
家族/恋人を優先する
身長:170
生まれてすぐに蛮族にさらわれたから、親の顔を知らずに育った。
蛮族達は奴隷として扱ったが、最低限生きるのに必要なものはくれたし、特別蛮族から酷いことをされることはなく、労働力として扱われた。今思えば相互で必要なものを供給し合ういい関係だったと思う。
こちらが好意的にしていれば好意的に返してくれたし、周りのみんなもそのうち順応していった。
そうしてしばらくして、四歳の時に生贄に捧げられた。別にそれで死ぬ訳でもなかったし、そういう文化なのだと思った。私には信仰する神はいなかったが、ここで信仰する神も悪くないものだと思った。
それからしばらくして蛮族と暮らしていたら、私まで蛮族だと思われて攻撃をされた。私は自分の種族のことをよく知らなかったが、私は種族的にどうやら蛮族に見えるらしい。私は普通に人族と暮らすより蛮族にずっと良くしてもらっていたということが、わかって少し悲しかったのを覚えている。
武器で蛮族に戦い方を教えて貰っている時、武器が全く効かない相手に出遭った。なんとか蛮族達が倒してくれたが、怖くて魔法を学び始めた。きっとこれが今の自分に必要なものだと信じて。
十歳の時に、一緒に暮らしていた場所が、強大で巨大で凶暴な朽ち果てた竜がやってきて、私を育てた蛮族達と争っていた。その蛮族達は奴隷達を逃がして戦っていた。暫くして、その場所に行った時には、誰も居なかった。私だけ生き残ってしまった。
一人で生き残るために避けるための技術を磨いた。何があっても最後に必ず生きていたやつが勝ちなんだって。だから何があっても幸せに楽しく生きろって、そう言って自分を生かしてくれた蛮族たちの事を思い出しながら、何とか生き凌ぐことができた。
それを十五年間続けていく中で、時々魔物のいる場所に迷い込む人々を助けていくうちに、蛮族たちに言われていた、誰かを助ける人になれ、という言葉を守るために、私は旅に出ることにした。
- 出会った人々
- 今のパーティ等
- フィリカ
- ただの人見知り。最初にマナを渡してくれた人。
恩人だと思っているが心配でもある。
- ツバキ
- 酒と賭博を誘う大食い女。もといよく分からないやつ。
本当に神官か?
- ミーティア
- 一般的な価値観に近い人族。
強いが脳筋気質がある。よく魔物の首を折る。
- フレイヤ
- 一番楽観的なやつ。
ただの酒飲み。借金多過ぎるだろ。
履歴
冒険の始まりの前日
詳細
マナが、ない。
もう十日もマナを貰っていない。
自身の種族を呪うことはなくとも、恨めしく思う。この苦しみはこの種族特有のものであり、この苦しみはこの見た目でなくては起きないものなのだから。
出会う人を助けて、その見返りに貰っていたマナも、もうこの辺に人は来なくなってしまった。
次の場所に移ろうと思った時に助けて、そしてマナを貰えなかったのが痛かった。それから三日もたっている。身体が思うように動かせないのだからいよいよ自身は終わりだろう。
そんなことを思っている時に見えない何かが触れた。それを見てみると自分と比べてかなり小柄なのにふさふさの大きな耳を持つ水色の生き物。
その生き物は自分を見て驚いて怯えながらも近づいてきたのだ。
その生き物は正直に私が心配だと言うのだ。
大丈夫だと伝えるとそうは見えないと言う。
大丈夫では無いというと心配であると言ってくる。
ではどうしたらいいのかと聞いてきた。
それを伝えればお前もきっと、また逃げるだろう。騙したのかなんて言って。
ただ、もう考えるのも疲れた。正直に言ってしまおう。正直に伝えるとそれは驚いたような声を出しつつも、その生き物はどうしたらいいかと聞いてくる。
騙されているぞ、なんてこちらから言いたくなってしまった。
きっとこの生き物はこれから先騙されて苦労していくのだと思ったら、心配になってしまうなんて、な。
だから少しだけ、安全なところに着くまではついて行こうと思ってしまった。
心配だから着いていってしまうなんて、随分と自分の甘さに辟易する。都市に行けば偏見の目で見られ迫害される。ギルドでさえあまり良い顔はされないだろう。ただ、怖かったはずなのにそれでも、私にさえ甘く助けてしまうどうしようもないお人好しなんて、心配になってしまう。どこか、育ての親を思い出してしまう。あの時のようにならないといいが。
ギルドについてから
詳細
ギルドのマスターは見てわかるぐらい強く、何より信用できそうだった。そこで出会った奴らは随分と変なやつらだったが、冒険者だけあって私にそんなに偏見を持ってない様だった。いっそ一人のルーンフォークの反応が正しい反応だと思ってしまうほどに、ここにいるヤツらは変なやつだと思った。
こんな自分を仲間にしようと言うのだから。
さらに同じ部屋に入れて一緒に寝ようとするなんてどうかしている。
これが冒険者だと言うなら少し心配になる。
願うならこいつらがあの暗い人の本性や、蛮族たちの残虐さを目の当たりにしないことを祈っている。
人の残虐さも、魔物の残虐さも本質は同じだ。敵としてみたらどちらもなんだってできる。その恐ろしさを前にしてどちらにも絶望しないで欲しい。私はそのどちらにも絶望してしまった。どちらにも話せば分かるなんてことはないと諦めてしまった。分かり合うことを諦めてしまった。今目の前にいるもの達はそうならないことを願う。
冒険の始まりの日
詳細
パーティとして組んだ全員はそれぞれの役割をこなせるようだ。
実際前に出て戦う者、後ろでサポートする者、随分と相性が良いのだと実感する。随分と楽観的な奴らや臆病なやつとよく分かれていて、退屈はしなさそうだ。
罠や突然の襲撃にも対応ができるというのは随分と良い仲間に巡り会えたのだろう。自分はこれで居なくていい、これが終わったら、なんて考えて、今はこの依頼に集中しなくてはいけないと、その考えしないようにしていた。
村に着くなり休むためと酒の材料や食事のための野草を取りに行っていたら鹿と乳牛を持ってくるなんて、一体どこから持ってきたんだ。村の人間を巻き込んでの宴会を始めたら、聖職者であるはずの神官が飲み比べの賭けを始めるなんてどうかしている。これが神官だと言うならこの世界は終わりだな。
最終的にルーンフォークが勝って、そいつと全員を介抱することになった。全く面倒な事だが、悪くない気分だ。酒を求めるやつに酒と偽って水を渡したり、牛乳を子供用の瓶で飲ませたりと随分なことを私もしたものだ。
そいつらを民家で寝かせていたら、突然の襲撃に遭った。全く油断を許さないな。この世界は。外で寝ていた私はいち早く気付くことができたが、三体を相手取るのが手一杯で、他の雑魚は村の人間の方に行かせてしまった。村長に言って何とかあいつらを起こして貰いに行ったが、何とか間に合うだろうか。
何とか間に合って全部倒すことができた。これだけ何とかなったなら、きっとこの先もこいつらは大丈夫だろう。私はきっともうこいつらには必要ないはずだ。それでもあと少しだけ、この依頼を終わるまでは。
なんて、思っていいはずはないんだろうな。一緒にいれば必ず不幸な目に遭う。私がいる事で偏見の目に晒されたり、魔物に襲われたりするだろう。俺にはまだ誰かを護れるだけの、助けられるだけの力は持ち合わせていない。あの時の魔物には一生かかっても届かないかもしれない。俺を育ててくれた人達にはまだ遠く及ばないこの力で、もしあの日のようなことが起きた時、また逃げるか死ぬ事しかできない今の俺は、一緒にいていいはずがないんだ。一人でいると決めた覚悟が揺らぐのは、何でだ。
依頼の続き
詳細
どうやら今回の依頼は一筋縄ではいかないようだった。夜に襲撃する蛮族、周りには何度も歩いた形跡があったり罠もあった。考えてみれば、おかしな点はいくつもあった。けれど、一体何が。
村の長が言うには、近くに街があってそこが心配だと言う。その街は物流があり、何か買い直したりできるかも、という話だ。
街に向かうまでに幾つか発見があった。まずは救命草という薬草が自生していたことだ。これは大きな収穫だった。次に見つけたのは落石の罠だ。ほとんどの奴が避けることができたが、ツバキが怪我をしてしまった。しかし、この罠があるということは街に向かって欲しくないという表れだろう。なにか街にある、という疑念が強くなった。そして落とし穴の罠。それほど深くなかったが、それでも自分達に大きな怪我をおわせるには十分だった。かなりの深手になったが、なんとかツバキの治療により事なきを得た。そして最後に、魔物との戦闘。街に一番近いところで魔物に会うなんて、どうかしている。何より魔物の水準が村より高い。きっとこの街には、何かあるだろう。気を引き締めていかなくてはいけない。
その街に着いて早速買い物を始めた。今の武器では前回戦った魔物にも苦戦していたから、武器を買い直そうと思った。より早く、より鋭く扱いやすい武器を買うことにした。ただ、今の自分のままでもいけないだろう。武器を変えるだけでは、いけない。だが、どうしたらいいだろうか。情けなくそんなことを考えていると街の人が話し掛けてくる。どうやら、この街についてよく知っている人物みたいだが。
話を聞きたいということで飯を奢ってくれた。全員の分まで払うなんて、どれだけ金を持っているんだ。冒険者でもないのにこれだけの金を持っているなら商人か何かか。この街なら珍しくないだろうが。この人受けしそうな感じもきっとそうなのだろう。しかし、この街は特に何もない、なんてそんなことあるのだろうか。まだ何も起きてない、というだけか。それとも。
泊まる場所があまりないということで街の人間に案内されて宿にいく。あまり金を使うのもということでタダ宿に泊まることになったが地下に案内されるとは、随分と厳重な扉だが、何に使う場所なんだこの地下は。ただ物資を保管するだけには、見えないが。まあ、雨風凌げるだけマシだが、嫌な予感がするな。警戒するに越したことはないか。
自分に足りないものがある。攻撃を当てるだけの技術がない。武器を変えてもまだ、足りないだろう。より鋭く傷を与えられるものにはなったが、当たらなければ意味がない。より当てる為の技術が自分にはない。どうしたらいいかを考えている。この答えはまだ出ないだろう。こんなことを考えながら眠りにつくなんて、相当不安なんだろうな私は。ここは嫌な雰囲気だ。今度こそ足手まといにならなければいいが。
襲撃と地獄絵図
詳細
夜、重い鉄の扉が開かれ、六人の人族がやってくる。
急いでいる様子で、襲われると宣っていた。そのすぐ後ろには蛮族達がいたようだ。
直ぐに蛮族達を倒したが、話を聞いてみると穏やかじゃなさそうだ。
この街の守りの剣が無効化された、とは。よくあることの一つ。ここにギルドがないというから懸念はしていた。警戒もしていた。その上でどうしようもないだろうと思っていた。これに巻き込まれたら、全員危ないだろう。俺に今一体、何ができるだろうか。
外の様子を見るために全員で向かおうとする時に、後ろから最悪な音が聞こえてくる。人の死ぬ時の音だ。後ろではレッサーオーガが人を殺していた。人に成り代わっていた。長い間人だったのだろう。違和感さえ覚えなかった。気づかなかった。先程の人族の半分がレッサーオーガであり、残りの半分を殺した姿を目撃することになった。
ここがそういう場所だと、分かったはずだった。甘かった。相手の事を、蛮族の事を知らなすぎる。外を見てくるなんて悠長な時間はなかったのだ。
レッサーオーガたちは強かった。フレイヤが気絶し全員が追い込まれるほどに。外に出ればこれより酷い惨状になっているのだろう。想像するだけで冷や汗が止まらない。ここから無事に帰れるなんて、思わない方がいいのだろう。
外に出れば飯を奢り宿を教えた人間。いや、今回の騒動の主犯がいた。分かっていたことだ。宿の、それも地下に送れるはずがない。あの人族達でさえこの男の差し金だろう。この男の言った内容は全て自分がやった事だと白状したも同然だった。
その男は魔物を二体用意すると立ち去った。見ただけでわかるほど強力な魔物が二体。炎を吐くヘルハウンドに、優秀な武装のボルグベビーアーム。これらを一体ずつ相手して終わった頃、冒険者達がやってきた。
あのギルドマスターもやってきたようで、この騒動も終わりを迎えた。ギルドに戻って話をすることになった。今までのこと、そしてこれからのこと。どうやらボルグウォーロードが今回の糸を引いていて、それが更に厄介なものを復活させようとしている、ということらしい。今回より多くの人族が死ぬことになるだろう。
俺の故郷のように、多くの都市が滅ぶことになるだろう。だから強くならなくてはいけない。もっと戦うための手段を、もっと強くなる手段を。そして、まだ俺を仲間だと思っているこいつらを護れるだけの力がいる。魔法の練度を上げるべきだろう。今自分にできることを、一つ、また一つと増やす。今までとやることは変わらない。また何もせず逃げるのはごめんだ。
新しい日常
詳細
街に出て、何をする訳でなく、ただ買い物をする。それこそ娯楽の為の買い物は、初めてだった。人族がこういったことをするのは、遠目で眺めていて知っていたが、したことはなかった。自分には縁のないものだと思っていたから、随分と意外なものだった。
武器を二人とも新調していた。新しく買う武器を重くするようだった。より力を求めていた。二人とも先を考えて見ているようで羨ましかった。
自分は二人を見てどうするかまだ悩んでいた。まだここにいていいのか。その先さえ考えていない自分を心底嘲笑する。こんな事で悩んでいる話をしたらきっと、笑われてしまうだろうな。
ミーティアの金が足りず依頼を受けることになった。依頼、という名のお使いを頼まれることとなった。内容は武器の運搬。ハーヴェスを眺めるいい機会だった。これほど大きな都市を眺めるの初めてだった。どれもが新鮮で、さらに迷宮跡に行くなんて、なかなかできない経験だった。商人からは武器を受け取り、ナイトアイという薬を受け取った。ダークドワーフからは大きな大剣を受け取った。そうしてお使いを終えて受け取ったものを渡す時に、ナイトアイという薬が途中で盗まれた事に気づく。一体いつの間に盗まれたのか。しかし、武器屋の店主も気を利かせて、金を渡してくれた。これで服でも買ってこい、だなんて。そんな分かりやすく気を利かせられると、断る訳にはいかないだろう。
しかし盗まれた薬、ナイトアイ。随分危険な薬品のようだが、こんなものを一体どうして。そもそもグランゼールという場所で流通していたのであればなぜ今更、こんな所に。いつの時代も求めるものは変わらないのだろうか。薬に手を染めれば冒険者としての生活も終わることになるだろう。一体何人の人生が薬によって終わったのか、そんなことを考えながら雑貨屋に向かった。
雑貨屋では、服を買った。他の奴らも防寒着や服を買っているようだった。ミーティアがフィリカにポンチョを買っている姿を見て、自分も何か買おうと思った。とりあえず銀製の髪飾りを渡すことにした。フィリカが眺めていて、恐らく欲しいのだろうと思ったからだ。それはよく似合っていて、買ってよかったと思った。
雑貨屋で面白いものを見つけた。色んな地方で意味を持っている雑貨を買った。これらの意味をみんな知っているだろうか。後で酒の大会の時にみんなに渡してやろう。
ギルドに戻れば、ツバキもいた。どうやら随分と空腹なようだった。フィリカが奢ると言っていたから全員でそれに肖ることにした。にしてもツバキが遠慮なく、それこそ40ガメル以上頼んで食べるとは思わなかった。随分と遠慮のないやつだと思った。それにそんな小さな体のどこに食事が入っているのかと目を疑った。
酒のみ大会は荒れていた。全く恐ろしいやつらだ。その大会の景品に、買っておいた装飾品を出した。一人ずつ思い思いの景品を貰っていった。
相変わらず一日の最後に酒を飲むこいつらを見て、居心地の良さを感じるのだから随分と自分も染まってしまったのだろう。だからこそ、この中に居てはいけないのだと思った。ここに甘えてしまえばきっと俺は弱いままだろう。これが新しい日常だと思ってしまえば、手放したくなくなってしまう。ここから去りにくくなってしまう。いつから、そんなに弱くなってしまったのだろう。一人でずっと居たのがそんなに寂しかったのだろうか。これだけ温かさを望んでしまうほどに。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 3,0001,200 |
0
|
|
|
| | ||
1 | 4/30 | 冒険の始まり | 1,320178 |
0
| 知力 | 新沼
| 夜レンみーるゆう
| |
2 | 5/26 | 冒険の始まり2 | 1,5302,700 |
40
| 生命 | 器用 新沼
| 夜レンみーるゆう
| |
3 | 6/2 | 幕間の時間1 | 1,5001,300 |
0
| 筋力 | 新沼
| レンみーるゆう
| |
4 | 6/19 | 冒険者の墓場 | 1,2403,000 |
0
| 知力 | 新沼
| 夜レンみーるゆう西日
| |
取得総計 | 8,590 | 8,378 | 40 | 5 |
収支履歴
レイピア::-110
冒険者セット::-100
ソフトレザー::-150
バックラー::-60
魔法の発動体::-100
リングピアス::-10
レイピア::55
フリッサ::-880
髪飾り(銀製)::-100
シャツ::-6
ズボン::-8
眼鏡::-150
ラリエット::-10
アンクレット::-20
組み紐::-1
スマルティエの怪力の腕輪::-900