タングカットスパロウ
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感
- 反応
- 中立
- 言語
- 妖精語
- 生息地
- 森、山岳、砂漠
- 知名度/弱点値
- 11/14
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 13
- 移動速度
- 15(跳躍)/40(飛行)
- 生命抵抗力
- 7 (14)
- 精神抵抗力
- 6 (13)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
嘴(頭部) | 6 (13) | 2d+4 | 6 (13) | 1 | 28 | 22 |
翼(胴体) | 7 (14) | 2d+7 | 7 (14) | 2 | 39 | 17 |
- 部位数
- 2(頭部/胴体)
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
[常]ふくらすずめ
冬とそれ以外の季節とで姿が異なります。
季節が冬の場合、羽の中に空気を溜め込んでふっくらまんまるとした姿をしています。
GMは、シナリオ中の季節を冬とする場合や、寒冷地を舞台であるとする場合、「ふくらすずめ」の姿をしている状態として構いません。
この魔物が「ふくらすずめ」の姿をしている場合、[部位:頭部]の「[常]連続攻撃」を失う代わりに、以下の能力を得ます。
[常]ふわふわの身体
刃武器からクリティカルを受けず、打撃武器に対しては防護点が3高いものとして扱います。
[常]まんまるの身体
全ての部位に回避力判定に-2のペナルティ修正を受ける代わりに[部位:胴体]は「[常]限定攻撃障害=+4・なし」を得ます。
●頭部
[常]連続攻撃
攻撃が命中した場合、同じ対象にもう1回攻撃できます。2回目の攻撃が命中しても、この効果はありません。
[常]舌切り/6(13)/精神抵抗力/消滅
嘴での攻撃が命中した対象は1日の間、舌と喉が動かなくなり、発声が不可能になります。
また、経口摂取する必要のあるポーション類や食事なども取れません。
この効果は呪い属性です。
●胴体
[常]飛翔
すべての部位は、近接攻撃における命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
[主]風薙ぎ/5(12)/生命抵抗力/消滅
風の刃を生み出し、「射程/形状:2(20m)/射撃」で「対象:1体」を切りつけ、「2d+3」点の風属性の魔法ダメージを与えます。
この能力は連続した手番には使えません。
[常]限定攻撃障害=+4・なし
大きさが攻撃を妨げます。
[部位:頭部]は、近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
[部位:胴体]のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。
戦利品
- 自動
- からっぽの葛籠(50G/緑B)×2
- 2〜7
- スズメの羽毛(100G/赤A)
- 8〜11
- 魔除けのくちばし(300G/赤A)
- 12〜
- スズメの涙(1,500G/赤S)
解説
体高2〜3mを超える、巨大なスズメです。
群れで生活し、警戒心が強いなど、生態の多くは一般的なスズメと類似していますが、人族のいる場所には生息しない点が大きな違いです。
くちばしには魔力が秘められており、つついたものの発声器官を動かなくさせます。これを限定的な石化だと考える学者もおり、コカトリスとの類似点が指摘されています。
アルフレイム大陸には、飼われていたスズメが意地悪な老婆に舌を切られる民話が各地に残されており、この魔物はそういったスズメが長い年月を経て、人里離れた場所で独自に進化したものだとされています。
これを裏付けるのが、民話と同様に、どこからともなく大小2つの葛籠を用意し、善なる者には財宝を、欲深い者には災いを贈る習性です。
また、葛籠の内容物はこの魔物が普段から携行しているわけではないらしく、空間を操る能力を持っているのではないかという噂があります。