“烈風”アリオ・ディセンド(魔王の懐刀)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語 ザムサスカ地方語 ウルシラ地方語 魔神語 魔法文明語 魔動機文明語
- 生息地
- 旧王都ルセア
- 知名度/弱点値
- 18/23
- 弱点
- 魔法ダメージ+2点
- 先制値
- 22
- 移動速度
- 30
- 生命抵抗力
- 23 (30)
- 精神抵抗力
- 23 (30)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
マチェット(本体) | 24 (31) | 2d6+22 | 19 (26) | 10 | 149 | 40 |
手刀(大猿の腕) | 18 (25) | 2d6+16 | 17 (24) | 12 | 98 | 29 |
- 部位数
- 2(本体/大猿の腕)
- コア部位
- 本体
特殊能力
※HP、MP、各種抵抗力は<剣のかけら>による強化後の数値です。
●全身
[準][補]練技
【マッスルベアー】【キャッツアイ】【ガゼルフット】【ビートルスキン】【ジャイアントアーム】【デーモンフィンガー】【ケンタウロスレッグ】【リカバリィ(8点回復)】の練技を使用します。
●本体
[常]2回行動
1ラウンドに主動作を2回行えます。
[宣]渾身撃
打撃点を+8点します。リスクとして、自身の回避力判定に-3のペナルティ修正を受けます。
[主]ハンドグレネード/23(30)/回避力/消滅
「射程:1(10m)」で爆発物による投擲攻撃を行い、「2d+18」点の炎属性魔法ダメージを与えます。
[主]暗器
「射程:2(20m)」で暗器による投擲攻撃を行います。命中力は通常の攻撃と同じですが、打撃点は「-3」点されます。
[主][補]賦術2レベル/4(11)
S級【パラライズミスト】、S級【ヴォーパルウェポン】を使用します。
[補]威圧の視線/17(24)/精神抵抗力/消滅
「射程/形状:2(20m)/起点指定」で「対象:1体」を睨み付け、怯ませます。
対象は10秒(1ラウンド)の間、あらゆる行動判定に-1のペナルティ修正を受けます。
この能力は1ラウンドに1回使用できます。この効果は精神効果属性です。
[補]魔剣<マロズグラッド[主]
半径500mに渡って結界を展開します。
この結界の範囲内では、【テレポート】などの転移系の魔法や効果を発動できなくなります。
範囲外から範囲内を対象とした転移は可能です。
この結界は、魔剣を破壊するか、魔剣を手に持った状態で補助動作で解除することができます。
●大猿の腕
[常]攻撃障害=+4・+4
この腕には目、耳、鼻が付いており、追加の感覚器官として利用することで、優れた危険回避能力を発揮します。
[部位:本体]は、近接攻撃および遠隔攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
[部位:大猿の腕]のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。
[常]長い腕
近接攻撃を「射程/形状:1(10m)/起点指定」で行うことができます。
[常]臭いを覚える
[部位:大猿の腕]が命中力判定を行った場合、その成否にかかわらず、以降、その対象に対しては、アリオの全ての攻撃の命中力判定に+2のボーナス修正を与えます。この効果は重複せず、また、[部位:大猿の腕]のHPが0以下となると解除されます。
戦利品
- 自動
- 剣のかけら×16個
- 自動
- 大悪魔の血晶(1600G/赤S)
- 自動
- 禍々しい腕(1600G/赤S)
- 自動
- 魔剣<マロズグラッド>(10000G/-)
- 2~10
- 銀貨袋(500G/-)×2d
- 11~
- 魔王の呪いが込められた宝石(8000G/金S)
解説
第1形態:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=Q0mtCv
ハールーン魔術研究王国の軍部に所属する、レオ将軍の副官。
しかして、その正体は魔王ゼガンの忠実なるしもべです。
かつて魔法文明時代、人族と魔神を融合する研究が行われていました。
その惨たらしい実験の犠牲となった実験体たちは、当時の人々の迫害から逃れるため、多くは地下へと潜る道を選びました。
しかし、中には外に逃げる道を選んだ者たちも居ます。彼らの中には、不幸にも行き倒れ、魔神融合の秘術を拡散させてしまう結末を迎えた者もいました(ラインストーン卿が発見した研究の、きっかけとなった一人です)。
そんな中、逃げ延びた先で偏見を持たぬ人族と出会い、愛情を交わし、子を生した者もいました。
彼らが危惧したのは、自らの血に流れる忌まわしき魔神の力が、子に受け継がれてしまうことです。
ですが、生まれて来た子は魔神の影響をほぼ受けず、彼らはそれを見て安堵し、天寿を全うしました。
そして、その子供たちの末裔として現代に生を受けたのが、アリオです。
――先祖が持っていた、忌むべき魔神の力を受け継いで。
背中から猿の腕を生やしたアリオは、生まれながらにして、人族とは扱われませんでした。
そんなアリオを救ったのが、魔王ゼガンです。
ゼガンの下でなら彼は、“忌むべき者”として扱われることは無い。
魔王ゼガンの下でめきめきと頭角を現したアリオは、以降、彼の“懐刀”として行動することになります。
彼は背中からヴァンギガの腕を生やし、その瞳はナズラックの魔眼と化しています。
戦闘スタイルも、人間形態の“暗殺者”然としたものから、人間離れした剛力でがむしゃらに刃を振るう“凶戦士”のものに変化しています(長大な大猿の腕は、かなりの重量を持っているのです)。
元になった魔神と微妙に効果が異なっていますが、これは、ゼガンの下での修練を通して、自分の持って生まれた肉体と戦闘スタイルを最適化させていったためです。
この魔物を倒した場合、“魔王ゼガンに挑みし勇者(100点)”の称号と追加名誉点を得ます。