容姿・経歴・その他メモ

身長177㎝ 体重64㎏ 筋肉質
容姿端麗なシャドウの男。
世間知らずの馬鹿。毒キノコを齧って死にかける、店頭の商品を配布物だと思いかっぱらってくことなどが日常茶飯事。
でも顔が良いため何とか助かっている。口癖は「で、味は？」
ガキのような心を持っており、遺跡や神殿、伝説や最強などの単語に弱い。

彼が産まれたばかりの時、彼の家は非常に貧しい生活を強いられていた。
余所者だった彼の両親は近隣住民からの差別に合い、貧しい質素な生活を送っていた。そんなある日、彼の両親はとある男から資金と仕事を恵んでもらうことになる。彼の家は人並みより少し上の生活を送れるようになっていった。近隣住民は人が変わったかのように優しく、しかしどこか恐怖した顔で接して来るようになった。それから数年後、男が彼の家を訪ねる。
　男「要り様でシャドウの若い男が必要になった。君の家の子供を売ってほしい。もちろん多額の金銭を渡すと約束しよう。もちろん断ってくれても構わない。だが………君たちは私へ恩を返さない………なんて選択は取れないだろう？」

彼が6歳の時、シャドウを暗殺者として育成する組織に売られ密偵としての知識と技術を叩き込まれる。
毎日が辛い日常だった。早朝に叩き起こされ、一日中体を動かし頭を働かせ、深夜に眠る。休みの無いその日々に当時6歳のモンドは涙を流し声を上げて泣いていた。だが、泣けば周囲に五月蠅いと殺されかけ、涙を流せば感情を殺し切れていないと教官に鞭で打たれる日々。そんな日々を送る中で彼は感情が段々と死に、表情は無表情以外を消し去った。
　教官「貴様は人形だ。人形が人の扱いを受けれると思うか？感情を持つのが許されると思うか？分かったら二度と泣くな！貴様の啜り泣いたところで助ける気も、助ける輩も存在しない！！不快だ！」

彼が12歳の時、彼はシャドウの使い捨て偵察兵として売られた。
彼が売り出された闇市、シャドウの使い捨て偵察兵はそう珍しくない。だが、人々は彼に注目する。理由はその容姿。陶器のような瞳に整ったパーツ、そしてその体。白熱するオークション、向けられる不快な視線。彼はシャドウの使い捨てにしてはありえないほど高く売れた。…………男娼として。
　男「5億で買うえ～～～～～」

彼が16歳の時、地下室から解放される。
彼を買った男は彼を大層気に入り、大事に大事に地下室へとしまい、彼を貪った。いつだってそうだ。彼に自由も、意思も無い。いや、持つことを許されない。彼の顔は能面のごとく、目は灰鋳金のごとく変化していく。そんな日々に光が差す。その男はとある罪により牢獄へと飛ばされ、残男の屋敷に調査が入る。見つかった彼は保護された。その時、久しぶりに涙が零れた。
　憲兵「…………悪いが私達では長いこと君を匿うことはできない。だが………これからの君の人生に祝福あらんことを。」

その後一週間の時が経ち、渡された1200Gの資金を片手に初めての自由へと歩き出したのだった。

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