紫眼の迅雷ニンブリッツ(ドレイク・バロン(人間形態))
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- -
- 穢れ
- 4
- 言語
- 交易共通語、汎用蛮族語、ドレイク語、魔法文明語、妖精語
- 生息地
- -
- 知名度/弱点値
- 14/19/22
- 弱点
- 魔法ダメージ+2点
- 先制値
- 17
- 移動速度
- 20/40(飛行)
- 生命抵抗力
- 12 (19)
- 精神抵抗力
- 13 (20)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
武器 | 14 (21) | 2d+13 | 11 (18) | 10 | 128 | 88 |
特殊能力
剣の欠片:20
(HP+40、MP+40)
TPを使用しオリジナル能力付与。
○追加特殊能力1(名称はシナリオ一定状況まで経過後開示)
TP:6
オリジナル。命中+2、回避力+1、知力+1。
さらに妖精魔法を習得しているものとする。
(魔力は反映したものを記載する)
▶操霊魔法7レベル/魔力11
▶妖精魔法9レベル/魔力13(風、水、光、火)
TP:18
○魔法適性
戦闘特技《マルチアクション》《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法拡大/数》《ワードブレイク》習得
追加で《魔法制御》習得済みとして扱う。 TP:10
▶▶△練技
【ビートルスキン】【キャッツアイ】【リカバリィ(5点回復)】習得
☑魔力撃=+13ダメージ
リスク:次の自身の手番まで自身の生命・精神抵抗力判定-2
○飛行
近接攻撃の命中・回避力判定+1
▶竜化
戦利品
- 自動
- 剣の欠片*5
- 自動
- 魔晶石15点*1d
- 自動
- 神の試練の結晶体
- 2~9
- 竜人の角(500G/赤A)
- 10~
- 美しい竜人の角(4200G/赤S)
解説
ベグリッフ村近郊の奈落の魔域跡に突如として現れた紫眼のドレイク・バロン。
年若いドレイクに見えるが、ドレイクでは見かけない妖精魔法まで扱い、言動はどこか今の言葉に聞こえづらい。
特殊能力名の伏せ置き
※シナリオ経過時に開示
(以下、特殊能力名に付随するネタバレのため、要閲覧制限。開示予定は第3話終了後)
○転生に縛られた者
かつて人間であった貴族の青年は、自分の家が治める村の中で笑う少年と兄弟同然に育った。その少年が蛮族、魔神との戦いのため、自らの魔力適性で世の役に立ちたいと、魔法研究所のスカウトに応えたことを知る。
けれどその少年は、魔法の開発段階のため寿命が一気に減り、命が危ぶまれたため休眠状態にさせられる。
研究所も苦渋の末の決断だった、その苦渋を聞いた青年は自らその実験の被験者に志願する。
しかし、実験は中止となった。国王が人体実験を行い、犠牲者が出ることを善しとしなかったためだった。
少年は眠り続けたまま目覚めない。目覚めれば命の危険があるかもしれない。研究も止められたことを知った青年は、怒りのあまり暴走し、国へと牙を向けた。
牙は折られた。命と共に。
彼の死に苦しんだ研究所職員が、神官を説き伏せ彼に転生の神聖魔法を祈った。研究所の職員たちは実験体となった少年たちが少しでも長く生きられるよう研究を秘密裏に再開。それが実を結び、人間よりもはるかに短くとも生きられるだけの時間を与えることができた。
では青年の魂は、どこへ行ったのだろう。研究所は間もなくその結末を知ることとなる。
国に攻め込んできたのは、国が警戒していた魔神ではなかった。妖精魔法を操るドレイクだった。国の中枢をよく知っていたそのドレイクの侵攻により、国はなんとかドレイクを討伐した。その光景をも目撃した研究職員は、あの紫の目をしたドレイクこそが、自分の親友の魂が生まれ変わった先だと知って絶望した。
もう一度、もう一度と、転生を祈る。
しかし何度も願われた転生は神の裁きの対象となり、呪縛となる。青年と研究所の職員に、「少年と青年の再会を果たすための試練」という名の呪いが烙印されたのだった。
何度も転生し、人間の青年の記憶を持ち続けるドレイクは、こうして誕生したのだった。
彼を倒したところで、もう一度『ドレイクのニンブリッツ』が転生するだけなのだろう。それも、今度は少年との再会すら危ぶまれる時間制限が課された状態で。
その少年と再会した今もなお、自らの魂の姿を告げないドレイクは、試練の牢獄の中で亡霊と化しているのかもしれない。