容姿・経歴・その他メモ

仙人のそば
聞き惚れる美声
身分に関係なく立派な仕事につけた(7)
物質の心理について熱心に研究した
平和に過ごした(15)
訓練と集中
身分や立場を理由に恋人と離別(21)
友達に勧められて冒険に出る(28)
村を襲う魔物退治
廃墟で魔物退治

信条
恋愛:肯定
穢れ:肯定

矜持
知識の獲得は何者にも優先する

金髪ロング糸目のヒョロリとした胡散臭い青年。

自称しがない旅の薬屋
いつも大きな薬剤入れを背負って各地を旅している。


300歳を超えるエルフの生き字引のような人物の元に生まれた。
彼は俗世を離れ、ただひたすら知識のみを追い求め、
あらゆる薬草、毒草の知識に加えてそれを利用した薬、毒の知識に精通しているマジヤバエルフだった。

そんな彼から薬剤の英才教育を受けたリノは、前代未聞の若さで宮廷薬剤師に任命される。

宮廷内でひたすらに薬草や動物の体液、あらゆる毒の研究に没頭し、その真理へと近付いていくものの、その中で自然現象にマナが干渉した妖精の存在に触れ、神秘を含めた全ての真理にたどり着くことなど不可能であると察する。

そんな中でも、リノは妖精と対話し神秘の奥にあるものへと達する努力を続ける。
それは、図らずも彼の妖精魔法の精度を高めるものとなった。

ある日、リノは街でとあるエルフの少女と出会い恋に落ちた。
それは彼のいるエルフの国とは敵対した国の要人であった。
この頃にはリノ自身ももはや国の要人であり、薬剤師としてだけでなく妖精との対話を活かした諜報活動及び情報整理に魔法訓練まで行う立場になっていた。
近々本気で戦争になる。
圧倒的な国力の差で、間違いなく我が国が勝利を収める戦いだ。
そうなった時にはきっと彼女を救えない。
そう思ったリノはあらゆる手段を講じて彼女に連絡を取った。
しかし、返答は拒絶。街で出会ったときそのままの芯を持った女性の返答だった。
その翌月、彼女の国は滅んだ。
彼女も戦いの中で命を落としたと言う。

それから月日が流れ、とある情報をリノの長い友人が持ってきた。
あの時のあの子、実は生きてるらしいぞ。
命を落としたのは確かだが、蘇生を受けて帰ってきたらしい。
たまたま生き延びた兵士がせめて彼女だけはとギルドまで運び込んだんだと。
その情報は大きな意味を持っていた。
お前、この国の貴族でもねぇんだし冒険者にでもなってみろよ。
案外すぐに会えるかもしれないぜ？
この言葉に後押しされ、リノは国を出て冒険者へと道を切り替えたのだった。

最初は、近くの村で魔物を倒すだけの依頼だった。

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