【アースガルド魔攻不落護衛隊護衛法】
(ケルディオン大陸アースガルド地方)- 入門条件
- 50名誉点、「地位:名誉人族」(蛮族)
“アースガルド魔攻不落護衛隊”は、ケルディオン大陸三大帝国の一つ城塞都市アースガルド帝国の要人警護を担当するエリート正規兵団です。
この流派は、古くは古代魔法文明時代に遡り、戦争や暗殺が絶えない戦乱の時代で、城塞都市アースガルド帝国は当時としては珍しく、魔法王ではない者剣王が政をしているものでした。そのため剣王から魔法や暗殺を守るために生まれた護衛法です。魔法を受けても倒れぬ姿から魔攻不落と呼ばれたため、この護衛法を使う人たちを魔攻不落護衛隊と呼ばれるようになった。
この“アースガルド魔攻不落護衛隊”は、護衛が必要と判断された人物に対し、勅命により、1~2人が行動を共にし、警護を行います。国家による命令以外で、彼らが公に活動することはありません。命令を受けていない場合には、詰め所に控え、鍛錬を行うのが任務よなります。
各1人ずつの隊長と副隊長のほかは、すべて対等な隊員という組織作りがなされています(キャリアの長短や技量の優劣により、自然な上下関係は発生します)。責任は個人が負うしきたりであり、その裏返しに、要人擁護という目的を倒すにおいて、大きな事故裁量を認められています。基本的に護衛対象から離れることはありませんが、臨機応変に立ち回ることを許されています。
【アースガルド魔攻不落護衛隊護衛法】を習得するには、この部隊に一度は籍をおく必要があります。そのため、人族の場合、50点の名誉点を必要とします。蛮族PCの場合、さらに前提として「名誉人族」の地位が必要です(250名誉点)。
“アースガルド魔攻不落護衛隊”を退いた後でも、流派装備の購入や、秘伝の取得は可能です。
流派装備
【アースガルド魔攻不落護衛隊護衛法】では、特殊な魔法盾、<イージスシールド>、<イージスシールド・ゼータ>を用います。この流派の秘伝は、これらの盾の装備が前提となります。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
イージスシールド | 15/18/30 | 〈盾〉A | 2000 +20名誉点 | 魔法ダメージ-1、秘伝使用可能 |
イージスシールド・ゼータ | 15/18/30 | 〈盾〉S | 6000 +30名誉点 | 魔法ダメージ-1、秘伝使用可能 |
秘伝
《魔攻不落・魔除乃型》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《かばう》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- <イージスシールド>
- 使用
- ―
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- ―
- 概要
- 魔法などから仲間をかばう
- 効果
《かばうⅠ》と同様の処理を行いますが、かばった相手が、敵対するキャラクターによる魔法や特殊効果の対象となったときにも、この秘伝の効果は表れ、ダメージや効果を肩代わりします。秘伝の効果が現れるのは「形状:射撃」「対象:1体」で、生命・精神抵抗力判定により「消滅」「半減」「短縮」されているものです。このとき、秘伝の使用者は、抵抗力判定を行ってダメージや効果の減衰・消滅を試みることが可能です。
《かばうⅠ》の効果を含んでいます。かばった相手が近接攻撃、射撃攻撃、「回避力判定の成功でダメージや効果を消滅できる対象1体の特殊効果」の対象となったときにも、この秘伝の効果は発揮されます。このときは、秘伝使用者は回避力判定を行うことはできず、攻撃や効果は自動命中となります。
秘伝使用者が《かばうⅡ》を習得している場合、この秘伝の宣言時に宣言回数としてカウントされません。すなわち、これを宣言しても他の宣言特技や秘伝の宣言を行うことができます。複数回の宣言を行えるキャラクターであるならば、その回数だけ、この秘伝とは別個に宣言可能です。
《魔攻不落・破魔乃型》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《かばう》変化型
- 前提
- 《魔攻不落・魔除乃型》
- 限定条件
- <イージスシールド>
- 使用
- ―
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- ―
- 概要
- 必中の効果からも仲間をかばう
- 効果
《魔攻不落・魔除乃型》と同様ですが、それに加え、かばった相手に向けられた魔法や特殊効果が、「抵抗:必中」である場合にも、ダメージや効果の肩代わりを行います。
《魔攻不落・封魔乃型》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《かばう》変化型
- 前提
- 《魔攻不落・魔除乃型》
- 限定条件
- <イージスシールド・ゼータ>
- 使用
- ―
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- ―
- 概要
- 起点指定の効果からも仲間をかばう
- 効果
《魔攻不落・魔除乃型》と同様ですが、それに加え、かばった相手に向けられた魔法や特殊効果が、「形状:起点指定」である場合にも、ダメージや効果の肩代わりを行います。
キャラクターが《魔攻不落・破魔乃型》を習得している場合、「抵抗:必中」の魔法や特殊効果に対しても、この秘伝の効果が及びます。