容姿・経歴・その他メモ

稀代の弓使いであるサージ・ロビンが、自身の弓の技術を後世に託すため創造した"ロビンの三つ子"の末女。
姉に【南星の長女】アウストラリス・オブ・サージと【北星の次女】ボレアリス・オブ・サージを持つ。
三つ子のなかで一番最後に作られたが姉と大きな差はなく、人の世に膾炙しやすくするため、また、三つ子のコミュニケーションを円滑にするために区別をつけられた。(サージ・ロビンはめったに人の前に出てくることがなく、対人関係も乏しいと思われる。といっても、すでに亡くなっているので確認の使用がないが)

メディアは三つ子の中でも(ルーンフォークとしても)特に小さい背丈で作られていて、人間の女の8歳ほどしか身長がない(125cm)。
しゃべり方もどこか幼く、二人の姉を「アウ姉」「ボレ姉」と呼ぶ。
見た目こそ幼いものの、力はとても強く、大概の弓なら操ることができる。敵の位置を的確に把握し、高火力の弓で相手に大きな一撃を与えるのが、メディアの得意技だ。

冒険者を志すようになったのは、作り手であるサージ・ロビン、そして姉二人の死が大部分を占める。
サージ・ロビンは天寿を全うし、74でこの世を去った。姉二人はそれに続くかのように、サージ・ロビンが亡くなった1年後、三つ子が30の時、稼働停止した。原因は、過剰なエネルギー消費と、大規模な戦闘での致命的な怪我である。
常に後衛に徹していたメディアは、近距離戦に持ち込まれた姉が必死にしのいでいるのを遠くから援護する他無かった。

それ以来、戦うことに抵抗感が生まれてしまったメディアは、4人で住んでいた家屋にひきこもり、世俗との関係を断ち、ひたすら弓の練習に明け暮れる。
ある時、自宅の机に、ビデオレターが入っているのを見つける。それは、今は亡きサージ・ロビンが、三つ子が本来どういった目的で作られたものか、そして三つ子に対してどのような思いを抱いているかを率直に告げている内容であった。
自分の娘にすら素直になれない親の真の姿を見たメディアは、亡くなった姉の分も強くなるために、冒険者としてたびだつことを決めたのだ。




はい、メディの自己紹介はこれで終わりです。

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