ルーちゃんの名前はルーリーっていうの～。たぶん村でそう呼ばれた覚えがあるからこれがルーちゃんの名前なんだと思う。
ルーちゃん3歳くらいまではエルフの村にいたんだけど自分がナイトメアなのもあっていろいろあって追い出されちゃったんだよね。
いっぱい泣いたなあ。いっぱい泣いて森の中歩いてたらね～妖精が集まってきて慰めたり妖精の集まってる場所に案内してくれたの～。
妖精ってあんまり穢れに対して近づかないんだけどね～あんまりにも幼いルーちゃんが泣いてばっかりいたからさすがに心配になったんだって。
それでルーちゃん妖精と遊びながらなんと20年も森で過ごしちゃった。妖精たちは基本的に時間に無頓着であんまり気にしないんだけど、ルーちゃんが人族だったから、人族は1年に1回産まれた日をお祝いして年を一つ増やすんだってルーちゃんの誕生日だけちゃんと祝ってくれたの！まあそんなこんなで妖精たちといっしょに生きてたわけなんだけど、ある日妖精のアマルティアがルーちゃんは人族でナイトメアだからいずれちゃんと人族とも生活できるように人のことを知りなさいって言ったの。別にルーちゃん妖精とずっといてもいいのになあ～って思ってたんだ。でもせっかくアマルティアが言ってくれたから人のことを知りに行ったの。
でもやっぱりナイトメアはあんまりいい印象持たれないみたい。結局人の知り合いができるわけもなく自分がナイトメアであることを知られずにふらふらとあちこちに行っては妖精にいろいろ聞きながら書物を読んだりご当地妖精に情報を仕入れる生活は30年近くくらい続けたかな～？そのなかで神様の中にサドゥールって神様がいたって知ったの～。よくわかんないけどルーちゃんにぴったり～って思ったから信仰してあげることにした。
そんな生活を続けて旅をしていく中で、ルーちゃんには奇跡の出会いが待っていたのです。
目の前に現れたのは凶暴な獣でした。
ルーちゃん大ピンチ！ってときに助けてくれたのがエっちゃん！エっちゃんは面白くて～ルーちゃんを助けてくれたのに助けてなかったんだって！強いやつと戦うためにあちこち旅してるって言っててルーちゃんピンときちゃったの。エっちゃんについていったら絶対面白いって！新しい世界が見えるかも！ってルーちゃんはエっちゃんに付いていくことにしたの。
ルーちゃんはエっちゃんの役に立ちたいって思った！だから妖精と仲良しなのを生かして魔法が使えるようになったし～、なんか錬金術師の才能あったみたいで～マテリアルカードをいっぱい使ってエっちゃんが楽しそうに戦うのを助けてあげるようになったんだ～！
エっちゃんが戦うときの顔ってほんとうに可愛いの。しかもエっちゃんはルーちゃんのことをナイトメアなことを気にしなかった妖精以外の初めての人なの！だからルーちゃんはエっちゃんに会うために生まれて来たんだ～！って思ったな！
可愛いエっちゃんが行きたい方に、求める方に、ルーちゃんはふらふらついていくことに決めたの。