エターナル
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- 形状
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- 製作時期
- 概要
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種族概要
この世界を創り生き物を作った始まりの剣、さらにはそれらを複製して作られた剣、ただ魔力を帯びた武器を総じて魔剣と呼びます。それら魔剣が自我を持ち、自分を振るうに相応しい使い手を探すため肉体を得たのがエターナルです。
エターナルとなる魔剣は神々が人の為に作り上げた魔剣(第三世代/祭器)である事が多く、その為強力な性能をしていますが、魔剣の魔力と能力を利用して肉体を得ているため魔剣本来の性能を発揮する事はありません。使えても本来の力の一部を使うのがやっとであり、代償を伴うこともあります。
外見は総じて人間の老若男女とさまざまな見た目をしており、彼らをエターナルだと識別するのは困難です。しかし、彼らの周りを浮遊していたり、ただの武器には見えぬ魔剣を目にする事が出来れば彼らがエターナルだとわかるでしょう。
体の構造も人間と同じで食事を行い睡眠もとります。
死亡しても穢れを得る事はありませんが肉体が消滅し魔剣のみが残ります。1週間ほどかけて魔力を回復し再びエターナルとして活動を始めます。
身体能力も人間とさほど変わりませんが自らを振るい、能力を生かす為に魔剣に適した肉体を得ます。
長い時間を生きたエターナルは肉体の維持が容易になっていき魔力を節約することで魔剣が本来持つ性能を生かせるようになっていきます。
神紀文明時代の魔剣達のため生まれにマギテック、アルケミストの選択ができません。その為〈ガン〉や〈カードシューター〉のような魔剣を種族特徴で選択する事は不可能です。ただし、技能自体の習得は可能です。
目覚めた時から自らを振るうに相応しい者を探す旅にでますが、技能や技術を身につけてしまったエターナルは使い手の理想が高くなりがちでなかなか見つける事ができず何百年と旅をするエターナルもいるそうです。種族特徴
[魔剣の化身]
キャラクター作成時、能力値決定後、好きな能力値を1つ+5します。
〈魔剣〇〇〉以外の武器を装備するには必筋の値からさらに+5の筋力が必要です。防具、盾、装飾品は通常通り装備できます。[生来の魔剣]
このキャラクターは特殊な武器〈魔剣〇〇(キャラクター名)〉を所持しています。
この武器はキャラクター作成時、アイテム一覧に載っているランクBのデータ(用法、必筋、命中、威力、C値、追加D、射程のみ)を参照し、以下の効果を持った魔法の武器として扱います。所持金から参照したデータの価格を減らしてください。
•『命中力+1.追加D+1』or『MP+3.魔力+1』
•「土」「水・氷」「炎」「風」「雷」「土」「純エネルギー」属性のうち1つの属性を持っています。
•如何なる加工も施す事ができません。
•このキャラクター以外の者が装備する事はできません。
•このキャラクターが望むなら即座に手元に戻ってきます。
Lこの能力によりナイフや槍などの魔剣本体の投擲は自身の手番終了時に自動帰還します。
•どのカテゴリーの武器でも補助動作で装備する事ができます。
•キャラクターの周りを浮遊しています。これは両手を自由にする事が可能ですが携行として扱います。攻撃や魔法を行使するには手に持ち装備をする必要があります。
•2振りで一対の魔剣とする事が可能です。ですが、『命中力+1.追加D+1』or『MP+3.魔力+1』の効果を得るには同時に装備をしている必要があります。
※この段階でのスリングによるストーンの投擲やボウ、クロスボウに使われる矢/太矢などは基本的に消耗品として扱います。あくまで魔剣の本体はスリング、ボウ、クロスボウであるべきです。投擲、矢/太矢は魔剣の属性を付与された物になります。
後述の[能力限定解除]によりこういった消耗品に能力を付与する可能性があります。[能力限定解除Ⅰ]《能力名》
種族特徴が強化される度に1つの能力を得ます。
エターナル毎に能力が違います。高レベルキャラクター作成時は能力を作成し、GMの許可を得てください。
以下は一例です。
•〈魔剣〇〇〉の1回の攻撃に有効です。「射程20m」「形状:貫通」で投擲します。
5m毎に追加ダメージが1ずつ上昇し、最大+4されます。
•回復魔法の回復量に消費したMP分の数値を加えます。
•〈魔剣〇〇〉を地面に突き立て合言葉を唱えると半径5mの空間を覆うように膜が広がり快適な空間を作り出します。この空間内で睡眠をとる場合3時間で6時間分の効果を発揮します。
•補助動作でMP3点消費する事で肉体を強化し任意の能力値ボーナスを1Rの間+1します。
•攻撃魔法に任意で魔剣と同じ属性を追加で付与し「[常][常]かつ〇〇」にします。
•「[常][常]属性無効」、「[常][常]属性ダメージ-〇点」の影響をうけず、通常通りダメージが与えられます。
•「クリティカル無効」系の能力を無視して攻撃がクリティカルするようになります。種族特徴の強化
強化される種族特徴[生来の魔剣]
レベル6内容
Aランクの武器データから参照できます。
追加効果:魔剣の『命中力+1』か『魔法行使判定+1』します。[能力限定解除Ⅰ]が使用できるようになります。
カテゴリーと属性は変更する事はできません。戦闘技能《武器習熟A/**》を取得している必要はありません。レベル11内容
Sランクの武器データから参照できます。
追加効果:魔剣の『追加ダメージを+1』か『魔法ダメージ+1』します。追加の[能力限定解除Ⅱ]を得ます。
カテゴリーと属性は変更する事はできません。戦闘技能《武器習熟S/**》を取得している必要はありません。初期取得言語
交易共通語の会話と読文、神紀文明語の読文
選択不可技能
生まれのみマギテック、アルケミスト
穢れ
なし
生まれ表
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出目 生まれ 初期習得技能 基礎能力値 初期経験点 2 射手 シューター 技:9体:5心:7 2500 3 剣士 フェンサー 技:9体:6心:6 2500 4 拳闘士 グラップラー 技:8体:8心:5 2000 5 練体士 エンハンサー 技:6体:8心:7 2500 6 歌人 バード 技:5体:7心:9 2500 7 妖精使い フェアリーテイマー 技:5体:6心:10 2000 8 神官 プリースト 技:4体:8心:9 2500 9 魔術師 ソーサラー 技:6体:5心:10 2500 10 操霊術師 コンジャラー 技:7体:4心:10 2500 11-12 戦士 ファイター 技:7体:9心:5 2000 追加生まれ表
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出目 生まれ 初期習得技能 基礎能力値 初期経験点 2-4 魔神使い デーモンルーラ 技:3体:8心:10 2000 5-6 天地使い ジオマンサー 技:5体:9心:7 2500 7 踊り子 バトルダンサー 技:10体:6心:5 2000 8 騎手 ライダー 技:6体:8心:7 2500 9 軍師 ウォーリーダー 技:8体:6心:7 2500 10~12 森羅導師 ドルイド 技:4体:7心:10 2000 能力値の決定
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A 2d B 2d C 2d D 2d E 2d F 2d ダイス決定後任意の能力値+5
種族の歴史と特徴
この世界に生きる者なら知らないものはいない始まりの剣。それらを複製し作られた物を一般的に魔剣と呼びます。エターナルはその中でも神々の戦争時に作られ人族(ないし蛮族)が使用するために作られた魔剣(第3世代/祭器)が自我を持ち肉体を得た姿です。
多くの魔剣が迷宮を作り訪れた者に試練を与え、それを乗り越えたものを使い手と認めます。その中で迷宮の踏破したものが現れない、そもそも迷宮に気づかないなどで放置された魔剣が長い年月を掛け自我を持ちあふれる魔力と能力を利用し肉体を得た姿がエターナルです。
肉体を得たエターナルは殆どが人間と同じ姿をしていますが中にはエルフやドワーフなど他種族の姿をしたエターナルも居たとされていますが剣の加護を持たないのが特徴です。肉体を得た時点から姿は変わりません。
死亡すると肉体が消滅しその場には魔剣のみが残ります。大量のマナを蓄えた後復活します。(HP、MPを最大値にした状態で復活系の呪文を唱える。)穢れを得ることはありませんが5回死亡すると刀身が折れ、2度と復活しません。
身体的特徴は人間たちと変わらないため食事を必要とし、睡眠もします。
彼らは目覚めた後自らを振るうに相応しい使い手を探すため迷宮を飛び出し、旅に出ます。放浪者として様々な場所に出向き強者と直接力試しをするものや、冒険者として行動し仲間や出会った人を観察したりと様々な方法で使い手を探しています。
彼らは下手に肉体を得たばっかりに知識や技術を身に着けてしまい自らを振るう使い手の理想が高くなってしまいがちです。何時まで経っても使い手を見つけられずにいるエターナルが後を絶ちません。
エターナルの姿では魔剣としての本来の力を発揮できず、またそのことを良しとする者はいない為彼らの旅はなかなか終わりが見えません。
そんな中彼らに見初められた使い手はその魔剣本来の力を存分に発揮しその者を英雄たらしめることでしょう。
歴史上確認されたエターナル
魔剣エスペリア
[形状]緑色の柄が特徴の槍型の魔剣
[能力限定開放Ⅰ]《ソニックストライク》
《魔剣エスペリア》を「形状:貫通」「射程20m」で投擲し攻撃します。この攻撃がキャラクターに対象として行われた場合、「魔力」分の追加ダメージをさらに受けます。巻き込み判定で巻き込まれなかった対象も「魔力」分のダメージだけ追います。この能力は連続した手番には使えません。
[能力限定開放Ⅱ]《ネイチャーフォース》
この能力は自然環境でのみ使用可能です。
3Rの間命中+2.追加ダメージ+2.「[常]再生 HP+5、MP+5」の能力を得ます。
この能力は戦闘中に1回しか使えません。
[逸話]持ち主を得て本来の力を取り戻したエスペリアの《ソニックストライク》は音速を超え、槍が通過した場所は衝撃波により敵を吹き飛ばしという。
最後の持ち主は黒色の短髪の少女だったらしいが現在その人物とエスペリアの所在は分かっていない
魔剣オルファリル
[形状]中央に持ち手があり両端に両刃のある赤い不死鳥意匠を凝らした魔剣
[能力限定解除Ⅰ]《再生の炎》
MPを任意の数値分減らします。18Rの間消費したMP値分回復する「[常]再生」を得ます。
[能力限定解除Ⅱ]《ファイアウェポン》
《再生の炎》効果時間中自動的に発動します。
火属性のダメージを無効、〈魔剣オルファリル〉による追加ダメージを+3点し、敵からの近接攻撃に対して5点の火属性の魔法ダメージを相手に与えます。
[逸話]数々の使い手を得た魔剣で有名
エターナルとしての姿は赤髪のドワーフの女性で彼女に気に入られた者は不死身の力を得たと言う。
現在新たな使い手を探していると言われている。
魔剣テムオリン
[形状]先端に白を基調とした装飾と大きな翠の宝石が特徴の杖型の魔剣
[能力限定解除Ⅰ]《神々の怒り》
無数の光の槍が降り注ぎ敵の頭上から攻撃します。対象の現在HPの3割の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。このダメージは軽減できません。戦闘中に1回のみ使用可能です。
[能力限定解除Ⅱ] 《魔剣乱舞》
魔剣を魔法の力で次々投擲します。
所持する魔剣1つにつき1回それぞれの魔剣の威力表によりダメージを与えます。このときそれぞれの魔剣の能力は無視します。
[逸話]白の服装と小さい背が特徴の少女の化身
彼女に認められた使い手は魔剣の扱いに優れる者が多く複数の魔剣を所持しているのが普通であったという。
現在彼女達の行方はわかっていない。
魔剣タキオス
[形状]黒い刃の大剣型の魔剣
[能力限定解除Ⅰ]《空間断絶》
大剣で空間を切り裂き歪ませ、敵目前に瞬間移動をしそのまま切り付けます。
通常移動で可能な範囲に如何なる行動阻害も受けず移動し必中で攻撃します。
この能力は連続した手番には使用できません。
[能力限定解除Ⅱ] 《絶対防御》
通常移動、全力移動した手番には使用できません。次の1回の攻撃を回避判定、生命、精神抵抗判定を行わず効果、ダメージを受けません。
[逸話]最後の使い手はタキオスに斬り捨てられたと伝えられている。常に強敵を求め闘争心の強いこの魔剣は自分に相応しい最強の使い手を欲する。
黒の上着を羽織った大柄の男の姿をしたエターナルで彼に強さを証明できれば比類なき力を手に入れられるだろう。
魔剣イオ
[形状]白い刃の剣型の魔剣
[能力限定解除Ⅰ]《エレクトロンブレード》
刃に魔力を込め薙ぎ払いを行う。
MPを10点消費します。薙ぎ払い攻撃に「知力B」の値に3倍した純エネルギー属性の物理ダメージを追加します。戦闘中に1回しか使用出来ません。
[能力限定解除Ⅱ]《フォトンバリア》
溢れるマナが体を守ります。
常時物理、魔法ダメージを5点減少します。
[逸話]白髪の長身が特徴の女性のエターナル
おっとりしている性格だがキレると手がつけられなかったという。
何故だか使い手は料理の腕が上がるらしい。
魔剣メダリオ
[形状]黒刃に青の意匠が施された二対の剣型の魔剣
[能力限定解除Ⅰ]《流水》
常時「水中適正」を得ます。水中内での行為判定に+2します。
3Rの間、何処からともなく湧き押し寄せる濁流で敵を捕えます。乱戦エリア内を水中にします。
[能力限定解除Ⅱ]《流転》
水中でしか効果を発動できません。
対象に全方位からの水刃で攻撃します。
回避判定にクリティカルしないと回避できません。失敗した相手は5回の魔剣による物理ダメージを受けます。この攻撃は戦闘中1回のみ使用できます。
[逸話]黒髪の爽やかな青年のエターナル
使い手に水の加護を与える。使い手は時折水に浸かっていたくなるとかならないとか。