“彗星の角笛”ギルロス
プレイヤー:みれい
みれい
- 種族
- ナイトメア(人間)
- 年齢
- 17
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [異貌][弱点/土]
- 生まれ
- 傭兵
- 信仰
- ランク
- ―
- 穢れ
- 2
- 技
- 7
- 体
- 15
- 心
- 8
- A
- 10
- B
- 9
- C
- 5
- D
- 4
- E
- 8
- F
- 11
- 成長
- 1
- 成長
- 0
- 成長
- 2
- 成長
- 3
- 成長
- 1
- 成長
- 1
- 器用度
- 18
- 敏捷度
- 16
- 筋力
- 22
- 生命力
- 22
- 知力
- 17
- 精神力
- 20
- 増強
- 増強
- 2
- 増強
- 2
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 3
- 敏捷度
- 3
- 筋力
- 4
- 生命力
- 3
- 知力
- 2
- 精神力
- 3
- 生命抵抗力
- 9
- 精神抵抗力
- 9
- HP
- 40
- MP
- 26
- 冒険者レベル
- 6
経験点
- 使用
- 12,000
- 残り
- 3,000
- 総計
- 15,000
技能
- ファイター
- 6
- コンジャラー
- 2
- エンハンサー
- 1
一般技能
- レイバー(肉体労働者
- 5
- ファーマー(農夫)
- 3
戦闘特技
- 《斬り返しⅠ》
- 《武器習熟A/アックス》
- 《マルチアクション》
練技
- 【キャッツアイ】
判定パッケージ
なし
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 0
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 18 m
- 全力移動
- 54 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
魔法文明語 |
魔法
魔力 | 行使 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||
---|---|---|---|---|---|
コンジャラー技能レベル2 | 操霊魔法 | 4 | 4 | +0 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
ファイター技能レベル6 | 24 | 9 | ― | ― | 10 |
《武器習熟A/アックス》 | ― | ― | ― | ― | 1 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
のろまなブレイブ(発動対を含む) | 振2H | +1=10 | 43 | 11 | 11 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
ファイター技能レベル6 | 24 | 9 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | プレートアーマー | 21 | -2 | 7 | ||
他 | ブラックベルト | 1 | ||||
合計:ファイター/すべての防具・効果 | 7 | 8 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
耳 | 〈通話のピアス〉 | 1日1回、10分片方のピアスと会話ができる | |
背中 | 〈ポンチョ〉 | フード付き | |
右手 | 〈怪力の腕輪〉 | 筋力を+2、壊すと+14 | |
左手 | 〈疾風の腕輪〉 | 敏捷度+2、壊すと+14 | |
腰 | 〈ブラックベルト〉 | 防護点+1 |
- 所持金
- 3,195 G
- 預金/借金
- ―
所持品
魔法の半導体
グレイヴ
プレートアーマー
怪力の腕輪
疾風の腕輪
月光の魔符(+2)
陽光の魔符(+2)
- 名誉点
- 201
- ランク
- ―
名誉アイテム
点数 |
---|
容姿・経歴・その他メモ
『容姿』
・2本の小さな角を隠すように深くローブを着込んでいる。
・ローブに隠れているため普段はあまり見えないが、ある人から星飛沫の様だと表現されるほどその瞳は美しい。
(少年の生まれた村では皆そのような瞳を持つ)
・見た目には無頓着であり、角が隠れれば良いとしか思っていない。
・押しに弱い。やや人見知り。
【関係者名】
パートナー:ララノア
ギルロス父:アルロ
ギルロス母:レイラ
ララノア父:ジャネット
ギルロス本名:グロリア
※ララノアの種族は人間。21歳の女性。長い金髪の髪を左右で三つ編みに結っている。花を育てるのが趣味。
※怪我して帰るとララノアに小言を言われる。
※ララノアといるときだけギルロスは口数が増え、表情も柔らかくなる。
『経歴』
【誕生〜少年期】
ギルロスは長閑で星の綺麗な農村の生まれである。しかし、現在推定17歳の彼には当時の記憶が無い。そもそもギルロスという名も、実は本名ではないのである。
その少年は寒い冬の日、星の輝きのもとで誕生した。だがそれこそが彼の犯した大罪。少年は己の命と引き換えに、母親の命を奪ってしまったのである。
彼の父親は少年に憎しみを持った。暴言や暴力があったわけではない。しかし態度は冷たく、掃除や洗濯、薪割りなどの雑務を課し、それ以外は存在しないものとして扱った。
村人たちもまた、ツノを持つ不気味な少年を忌み嫌っていた。
ある年の冬、少年の暮らす村では流行病が蔓延していた。村人たちは当然のように少年が原因だとする。少年を悪魔の子と言い、村長を中心に彼を処刑することが提案された。少年の父親もはじめこそ賛同していた。だが父親の心を変えるきっかけが訪れる。
それは村人たちのとある発言だ。突然誰かが言ったのだ。「悪魔を孕った彼女は何者だったんだ?」と。この発言を皮切りに、村人たちは少年の母親を好き勝手言い始めた。「彼女は悪魔と交わった。しかし悪魔との子を孕った罪で死んだんだ」「いやいや。そもそも悪魔を孕った彼女自身、悪魔だったのでは?」「お前は悪魔に騙され利用された被害者なのだから気にすすな」など。
村人たちの発言に少年の父親は怒りを覚えた。少年の母親は人格者であった。それはかつて村人皆が口を揃えていったことだ。なのにどうしてそうも簡単に手のひらを返し、避難できるのか全く理解できなかった。
そこで少年の父親は思い出す。少年を身籠り、出産を控えた妻の姿を。愛おしげにお腹をさすり微笑む、柔らかで幸福な時間を。
最終的にその日の話し合いでは、“悪魔の処刑は慎重かつ迅速に行うべき“という結論に至る。詳しい方法は、夜も遅いため翌日の晩へと持ち越された。
何も知らない少年は、翌朝も変わらず父親の押し付ける家事を行なう。父親はそんな少年の姿を捉えた。思えばこんなにもまじまじ少年の姿を見るのは初めてである。しばらく少年を見ていると、なぜか彼とその母親の姿が重なって見えた。
父親はようやく自覚する。自分が過ちを犯し、さらに取り返しの付かない事を行おうとしている事に。
本来ならば、目の前の少年は守り愛するべき子どもであるはず。しかし少年の父親は罪なき子に何をしてきた?憎しみに囚われ、罪を犯しているのは一体誰だ。
すぐさま少年の父親は村長の家へ向かう。当然息子の処刑を中止してもらうため。
だが当然かもしれないが、村長は聞く耳を持たない。それどころか「悪魔に操られえているのか」「貴様も悪魔の仲間なのか」など話にならない。今晩改めて話おうと提案するが、半ば強引に村長宅を追い出された。
早く村長や村人たちを説得しなければ。しかし妙案は思いつかない。しばらく頭を悩ませながら自宅のテーブルで唸っていたが、いつの間にか父親は深い眠りに落ちてゆく。
事件が起きたのはその日の晩。タイマツを持った村人たちが少年の家を囲んでいたのだ。けれども二人が気づいた時にはもう遅い。すでに炎が家を覆い尽くしてしまっていた。逃げ道などもうどこにも無い。
しかし少年の父親はまだ諦めていなかった。
体の小さな少年ならば瓦礫の隙間を潜って逃げることができるかもしれない。その考えに至った父親は、少年を見つめる。冬にしてはあまりにも薄着な息子に己の厚い上着を着せて言った。「今すぐそこから逃げなさい」と。
少年は戸惑いながら「父さんは?」と聞き返す。父親は驚いた。まさかこの後にも及んで自分を心配してくれるなど思っていなかったからだ。
母親に似て優しく賢い子である。今更気づくなど情けない限りだ。もっと早くに息子に向き合えばよかった。そんな後悔を抱えながら、父親は笑顔で向き合う。
「生きろ。生きて幸せになれ」
少年は唇をかみしめ、震える方でコクリ頷いた。父親は勘違いしているようだが、少年は父親を恨んでなどいいなかった。少年は自分が母親の命を奪ってしまったことを理解していた。そして毎晩のように父親が母親を思って涙を流していることも。そしてそれでも少年には恨み言の一つもはかなかった父親の強さをよく理解していた。そんな相手との距離感を掴めずにいたのは少年も同じた。だから少年が父親を恨んだことなど一度もない。
燃え盛る建物から少年は勢いよく飛び出す。その姿は村人の目にも映る。
「悪魔が逃げ出したぞ」「殺せ、殺せ!」などの浴びせられる罵倒の中、少年は道なき道を駆け抜ける。暗い夜道を灯りも無しに。
突然少年の体が大きく崩れた。足を踏み外し崖の下へと落ちているのだ。下は流れの激しい川。父親の上着をギュッと握り、少年は川底へと沈む。
その様子に村人たちは歓喜した。流石にこの高さから落ちれば悪魔とはいえ命はなかろう。これで村は救われると村人たちは撤収していく。
少年は朝日に照らされ目を覚ます。鳥の囀りと静かな川のせせらぎ。果たしてここは何処なのだろう。不思議に思いながら少年は痛む体を庇いつつ立ち上がる。
少年は何もわからなかった。なぜ自分はこんな場所で、しかも傷だらけで倒れていたのか。何も思い出せなかったのである。
自分の体に目をやれば、サイズの合わない大きな上着を着ていた。到底自分のものと思えないその服に疑問を持つ。なぜこのような服を着ている。この服は誰のものなのだろう。何もわからない。
そもそも自分は、一体どこの誰なのだろう……?
少年は全てあの地へと置いてきた。いいことも悪いことも忘れてしまった。生きろと強くも優しく願う父親ごと全て。
【少年期〜冒険者を目指すまで】
少年があてもなく街を彷徨っていたところ、ある奴隷商人に目をつけられた。その商人はちょうどナイトメアの仕入れを多く行っていた。お得意様の一人が、質のいいナイトメアが欲しいと言い出したのだ。元々ナイトメアの取り扱いはしていなかったこと、そしてお得意様の言う“質のいい”という点を理解できない商人は、とにかく数を集めていた。そんな商人にとって、今の少年は“大変良い拾い物“である。
結論から言えば、少年はお得意様のお眼鏡に敵わなかった。お得意様のために用意したナイトメアの子供たちは奴隷商人にとって邪魔でしかない。奴隷商人は売れ残った商品たちの食事に毒を混ぜた。
苦しみ悶え、次々と命絶えるナイトメアの子供達。そんな中ただ一人、少年だけは生き延びてしまった。
奴隷商人は少年を殺害することをやめ、別の役割を与えることにした。それは商品ではなく、商人の奴隷として働かせることだ。
奴隷商人は少年の世話を自分の娘に行わせた。少年が、自分より少し年上に見える少女と会うのは今回が初めてではない。というのも彼女は度々父親の……奴隷商人の仕事の手伝いを行っていたからだ。商品であったころは少女と会話することなどなかった。しかし奴隷とその世話係という関係になってからは自然と話もするようになる。となれば当然相手の名を聞く流れにもなるだろう。少女は自らを「ララノア」と名乗る。そして「あなたは?」という問いかけに、少年は「分からない」とだけ答えた。
それならばとララノアは、「私ががつけてあげる」と提案する。彼女にとってそれは、ただの気まぐれだったかもしれない。しかし少年にとっては、個人して認められ受け入れられたかのような気分だった。
ララノアはしばらく命名に悩んでいる様子だった。そんな彼女と、突然少年の目が合う。かと思えば嬉しそうに「ギルロス」といった。彼女の国では“星飛沫“という意味を持つらしい。少年の瞳がキラキラと星の飛沫のように綺麗だからとララノアはその意味を高らかに語った。
こうして少年は『ギルロス』になったのである。
少年――改めギルロスはこの頃からララノアに興味を持つようになった。しかしなぜ彼女をもっと知りたいと思うのか、その理由と、心がざわつく感情の名を彼はまだ知らなかった。
数年の時を経てそれぞれ少年、少女という言葉に違和感もつ外見になった頃。ギルロスは以前より疑問に思った事をララノア問いかける。「なぜ父親の……奴隷商人の手伝いをしているんだ?」と。ララノアは何も答えられなかった。この生活は彼女にとっての日常であり、疑問視することなど一度もなかった。父親に言われるがまま従っていたに過ぎない。ララノアはこの時始めて自分の今、そして将来について考える。
それからだ。少女と奴隷商人が度々言い争いするようになったのは。
ララノアは自分自身を見つめ直す。その際、ふとギルロスどのように生きてきたのか気になった。
ララノアはギルロスがここへ来る前のことについて質問した。しかしギルロスに過去の記憶はない。その事をララノアへ伝える。ララノアはこの時初めて、彼に過去の記憶がないと知る。名前がわからなかったのも、自分の名すら忘れてしまったからだと語るギルロスにララノアはとても驚いた。
なぜなら彼女は知っていたのである。ララノアが自分の父親と話す時、そして“父親“に関する話題を出すと、時たま複雑そうな顔をすることを。
その事を伝えると、ギルロスは本当に覚えていないのだと苦笑いする。父親に関する事柄に触れると、複雑な感情が押し寄せる。だがその感情の正体がわからない。記憶を失う前、父親と何かあったのだろう。だからいつか父親に会いたい。会ってこの感情の正体を知りたい。そうすれば記憶も戻って来るかもしれない。ギルロスはララノアにそう言った。
「二人で一緒に探しに行こう」
それを口にしたララノアもなぜか驚いた顔をする。忘れて欲しいと逃げるように去るララノアを、ギルロスはただポカンと見るしかなかった。
その日、奴隷商人とララノアの言い合いは特別激しかった。ついにはヒートアップした奴隷商人がララノアを殴り飛ばし、「お前も俺からすればただの道具だ!」「黙って俺に従ってろ」と言い捨てる。彼女の中で何かが破裂した。この時彼女は父親の元を離れる事を決意する。
しかし、ただの家出ではすぐに連れ戻されることがわかっていた。だからララノアは嫌がらせの意も込めて、とある行動をとったのだ。
“とあること“を済ませたララノアはそのままの足でギルロスの元へ向かう。一緒にここから抜け出そう。それを伝えるために。
彼女の計画はあまりにも大胆かつ杜撰なものだった。商品である奴隷を全て解放し、その混乱に紛れ逃げるというもの。そしてそれは時間との勝負でもあった。ララノアは何もわかっていないギルロスの手を握り走り出す。
だがララノアの思うようにことは進まない。奴隷商人は彼女が想定していたよりもずっと早く異変に気づき、追いかけてきたのだ。怒り狂った奴隷商人は武器を持った複数の男たちを連れ、夜の闇に紛れようとする二人を追った。
状況を理解しきれないギルロスは、罵声を飛ばす奴隷商人を見ながら、昔も似たようなことがあった気がするとややズレた事を考えていた。
その時のことを映像として思い出すことはやはり出来ない。しかし恐ろしさや悲しみが入り混じった感情を持っていた気がする。なんとなくそんな気がした。しかしその頃と今は違う。ギルロスはそう確信していた。
ララノアと繋ぐその手からは温かさと勇気が湧いてくる。不思議と今の自分なら、なんでもできる予感がした。
いつの間にか空が明るい。どうにか二人は追っ手を撒くことができたようだ。しかし安心はできない。できるだけ遠くへいこう。そして二人が流れ着いたのは女王ダイスの治める国の側。そこまできた時、ララノアは安心したのか、何かを思い出したかのようにギルロスへあるものを渡す。それは“古びれた男物の上着“。ギルロスが奴隷商人に囚われる以前に着ていたものだった。
ララノアは、これは奴隷商人に捨てろと言われ渡されたのだと言う。しかし彼女は、サイズの合わない服を大切そうにしていたギルロスを見てどうしても捨てられなかったのだ。
ギルロスは久々にその上着に袖を通す。今の彼にはピッタリだった。
これからどうするのかという話し合いの中、ギルロスは冒険者になりたいと口にする。驚く彼女にギルロスは続ける。
ララノアは金目になるものをいくつか持ち出してきたようだが、それだけではすぐに底をつく。奴隷として生きてきただけのナイトメアがそう簡単に職を見つけられるとは思わない。しかし冒険者ならば。実力主義である冒険者はナイトメアであっても差別がないと聞く。そして学のない自分でもどうにかやっていけるはずだ。そこで最高の冒険者を目指すのも悪くはないと笑って見せた。
それがギルロスのやりたいことならばとララノアは了承する。だが危ないことはできるだけして欲しくないとも言った。
そしてもう一言。
「あと、今すぐ私と結婚して」
「は?」
こうしてギルロスはようやく幸福への道を歩み始める。
※現在父親の上着は着ず、大切にしまっている。
※プロポーズは強引に押し切られ、頷くしかななかった。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 15,00035,000 |
0
| 器用×1 | 筋力×2 生命×3 知力×1 精神×1
|
| | ||
201 | ||||||||
取得総計 | 15,000 | 35,000 | 201 | 8 |
収支履歴
魔法の半導体::-200
グレイヴ::-1350
プレートアーマー::-1200
怪力の腕輪::-1000
疾風の腕輪::-1000
アビス強化::-4000
通話のピアス::-20000
月光の魔符::-1500
陽光の魔符::-1500
ポンチョ::-55