容姿・経歴・その他メモ

生まれた村での話
彼女が生まれたのは小さな村であった。母は出産時に産道の損傷が原因で出血死。気が動転していた父は｢今その子を見ると殺してしまうかもしれないから｣と面会を拒否、そのまま村を出たようで、家に帰る事は無かった。その場に残された７歳上の兄は、妹を助けなければという一心で周囲の協力を頼みこみ、ギリギリの生活を送っていた。
兄はとても気立ての良い少年であり、いつも笑顔を絶やさない元気な子供であったため周囲の大人から好かれていた。故にいかに恐ろしいナイトメアの子供が居ようと、兄の頼みであるならば、と周囲の大人が様々な生活の補助を施してくれた。
家に残っていたお金と近所からの支えという、そんなギリギリの生活でも、リレアは楽しかった。大好きな兄が隣に居てくれさえすれば他には何もいらないと、そう思っていた。
そんなある日、兄が倒れた。原因は働きすぎと栄養失調、そしてストレス。兄は生活費を稼ぐために店や生活の手伝い（つまりアルバイト）を沢山掛け持ちしていたのだ。それでもお金に余裕は無く、育ち盛りの男の子が必要とする分の食料は当然用意が出来なかった。
リレアも何か力になれればと思ってはいたが、外に出れば誰も目を合わせてくれず、会話なんてできるような状況ではなかったし、外で遊ぼうものなら他の子供達から石が飛んで来た。結果家で内職をひたすらこなして、兄の帰りを待つしかなかった。
年の割に、彼らは良く働き、生活をした。しかし、それで合格点をくれる程、現実は優しくなかったのだ。
リレアは兄を治そうと必死に動いた。しかし、ナイトメアでは話しすら聞いてくれない。薬草なんて売ってくれなかったから、探しにいくしかなかった。村を出て、ボロボロになりながら外の薬草を探し、やっと見つけて帰ってくると、村が何やら騒がしい。こっそり聞き耳を立てれば、どうやら村の畑に害虫が湧いて不作だったため、早期解決のために人柱を立てよう、あのナイトメアなんてどうだ、という、何ともめちゃくちゃな計画を話していた。言ってしまえばこの村からナイトメアを消すために、無理矢理理由をこじつけているだけだ。リレアは嫌な予感がし、近道である横道を通って、急いで家まで戻った。
家につくと同時に、衝撃的な場面に遭遇する。家の前に、村の男たちが集まっており、体調が悪くて寝ているはずの兄が、必死に追い返そうとしていたのだ。リレアは間に入ろうと一歩踏み出した、その時、先頭にいた体格の良い男が兄を殴り飛ばした。力が入らなかった兄はそのまま吹き飛ばされ、壁にしたたかに頭を打ち付けて、鈍い音と共に、動かなくなってしまった。
そこから先の記憶はあまり残っていない。何か叫んでいた気もするし、何かを持っていた気もする。気が付いた時には、村は血の海となっていた。（逃げた村人は見逃したが、向かってきた奴らは全員殺した）

村を出てから
村人たちを弔い、村を燃やしたあと、兄が良く使っていたポーチを持って、旅に出た。途中で立ち寄ったどの村でもナイトメアの子供が１人、明らかに異常な光景に勿論歓迎はされず、宿を取らせてもらえなかったり、倍の料金を取られたりした。偶に親切なギルドに混ぜてもらって、一緒にご飯を食べさせてもらったり、訓練を付けて貰ったりしたが、彼女の行く先々でイレギュラーが起こった。何か大きな原因がある訳でもないのに、小さな争いや不運が複数起こってしまう（イメージとしてはリレアの纏っている？負の感情が大きすぎて、周りが引っ張られてしまう感じ。いつもは許せることも許せないと思ってしまう。本当にこんなことあるのかは知らない）
この辺イメージ付けづらいから練りにくい～～～～～～～～

兎に角「他人と関わりづらい」人生を送ってきました。周りの人が優しくしてくれるのはひと時の事であると思っています。そのためか、少し突き放したような言葉を放つ。が、実は他人と仲良くしてみたいとは思っている。

セッション履歴

収支履歴