泣く子
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、魔動機文明語、魔法文明語
- 生息地
- ----
- 知名度/弱点値
- 19/23
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3点
- 先制値
- 19
- 移動速度
- 30(飛行)
- 生命抵抗力
- 16 (23)
- 精神抵抗力
- 17 (24)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
光線(コア) | 20 (27) | 2d6+22 | 18 (25) | 18 | 450 | 92 |
翼(翼) | 19 (26) | 2d6+18 | 17 (24) | 14 | 210 | 92 |
翼(翼) | 19 (26) | 2d6+18 | 17 (24) | 14 | 210 | 92 |
- 部位数
- 3(コア/翼/翼)
- コア部位
- コア
特殊能力
●全身
○揺らぎ
精神効果属性無効
○大理石の体
刃武器による攻撃のC値を+1します。(クリティカルの発生率を低下させます)。
○???
このキャラクターからは剥ぎ取りを行うことが出来ません。
その代わり、確定で「自動」に記載されている戦利品が獲得できます。
○偽剣の加護/運命変転Ⅰ
「剣の加護/運命変転」と同一の効果を持ちます。
○光齎す偽りの剣
このキャラクターの能力による炎属性魔法ダメージは、〇炎属性無効や「ファイアプロテクター」によるダメージの無効化を持つ対象に攻撃した時、ダメージを半減して与えます。
○剣の欠片=16個
コア=8個、翼=4個*2、抵抗+4
○TP=30
頭部
瞬間達成値+3/4pt
世界の汚染k30/6pt
翼
瞬間達成値+2/2pt*2
瞬間打撃点+12/8pt*2
●コア
○速度=+2
主動作を「2回」追加します。
○失くした心
光線による攻撃は「射程2(30m)」の射撃攻撃として扱います。また、与えるダメージは炎属性の魔法ダメージです。
☑悲しみの傷
光線による通常攻撃を「形状:貫通」として行います。
この宣言特技は連続した手番で使用することは出来ず、1ラウンドに1回しか使用できません。
▶拘束/18(25)/生命抵抗力/半減
「射程:接触」、「対象:1体」に対して、「2d+11」点の確定ダメージを与えます。
その後、1Rの間、対象の行為判定に「-2」のペナルティ修正を与えます。
この能力は1ラウンドに1回しか使用できません。
!広域攻撃です
▶深い哀しみ/21(28)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」「対象:全エリア(半径50m)/全て」に向け、無差別に光線を放ち、「2d+50」点の炎属性魔法ダメージを与え、「火傷:12」を付与します。
この能力は3R目からしか使用できず、また連続した手番に使用することは出来ません。
●翼
○飛行Ⅱ
近接攻撃の命中・回避判定に対して「+2」のボーナス修正を得ます。
この能力は[部位:翼]の1つ以上のHPが0以下になると無効化されます。
☑ねじれた幻影
次の近接攻撃1回を「2d+16」点の炎属性魔法ダメージに変更します。
また、対象に「火傷:8」を付与します。
リスクとして回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
☑過ぎた幻影
次の近接攻撃1回の打撃点を「-6」点し、攻撃した対象の防護点を「20」点低いものとしてダメージを適応します。
戦利品
- 自動
- 大理石の心(1500G)*3
解説
「ごめん。気持ちは分かるけど、ちょっと考えてみないと。」
「……。」
「……その、もしかして気をわるくしちゃった?」
「い、いえ。大丈夫です。……。先輩も頭の中を整理する時間が必要でしょうし。」
「分かってくれてありがとう。優しいんだね、あの爺さんの人を見る目は確かってことかぁ。」
「はい……ありがとうございます。」
僕はこれ以上、話を続けることができなかった。先輩がこれ以上僕のせいで困らないで欲しいという理由で自分を慰めた。これ以上食い下がってもみっともない姿を見せることになるだろうし……。先輩の言葉は拒絶ではなかったけど、勝手に盛り上がってもう1度告白するよりかは断られたと考えるほうが気楽だ。期待なんてするんじゃなかった。ずっと患ってきたものをさっぱり告白すればきっと心がすっきりすると思ったけど、僕はどうしても先輩の顔が見ることができなかった。見なかった。言い訳を探すだけだった。僕が臆病だからじゃない……顔を上げれば耐え難い闇が押し寄せて来そうで怖かったわけじゃない。もっと明るい光を見るために闇を溜め込んだ。そう考えると少しは楽になった。だから、僕はあのとき先輩がどんな顔をしていたのか知らない。呆れて笑っていたのか、怒っていたのか。ただ、気色悪いという目つきで僕を見たんだろうという気がするだけだ。
「それらしい御託を並べているが、本当に君がサルヴァドールや仲間のために熱を上げてるのかとも疑問に思うな。」
「……先に準備しておきます。」
僕は扉を閉じて出ていった。これ以上聞きたくなかったのか、それともそれに対して答える力がなかったのか、そんな細かい感情まで確かめる余裕はなかった。ただひとつ、我慢できないことがあるとするなら図書館という場所で先輩と師匠を救うために逃げた僕を責める話に耐えられなかったということだ。不必要な話や自分を害する話は耳を塞ぎ、聞いてはいけないと誰かが言っていた。それなら不必要な話というのは完全に自分を基準にするべきなのか?オスカーさんの言葉が正しいのかもしれない。でも、僕を苦しめた話だったからそのその言葉は不必要で、間違った話なのだろうか?ただ、受け入れたくなかっただけなのかもしれない。今の僕は先輩のための哀しみ、それだけに集中したかった……と自分を慰めて耳を塞いだ。
「再放送を飛ばし見るように言葉を止めるのにも……理由があるんじゃないですか。」
「うるさい、うるさい……!」