ミズラフ地方の特産品で、ミズラフ地方の全域で製造されている酒です。ミズラフ地方で広く栽培されている米から作られる酒であり、ワインなどの酸味を感じる酒より美味しいさを感じる不思議な味をしています。度数が低く飲みやすいですが、独特な味であるため、別地方からやってきた人物が飲めば少し違和感を感じますが、味になれるとそれが癖になりやめられなくなります。
　もとはミズラフ地方全域を護る神獣に捧げものとして献上する酒を造る工程で、その途中に出来上がったものです。しかしある時一人の製造者が誤ってそれを口にしたところ、とても美味であると感じたため、「庶民が口にしてよいもの」として広まりました。このことから、御神酒前(おみき)（ミズラフ地方の言葉で、神に供える酒）という名前が付けられ、ミズラフ地方の人々に深く愛されています。種類がとても豊富で銘柄も大量にあり、中には１瓶で１０００Ｇ以上するものもあるそうです。
　この酒を飲むと、体温が上がり、血行の流れがよくなる効果があります。そのため、ミズラフ地方の中での寒い地域ではよく飲まれており、中には１瓶を一気飲みする人もいるそうです。１瓶一気飲みした場合、１日の間、水・氷属性ダメージ「ー１」点の効果を得ることができます。
　基本取引価格は１瓶の値段であり、１杯の価格は５Ｇです。

　また、美容にとても良いとされているため、女性にもとても人気を誇っている酒です。中には縁結びの逸話もあり、恋人、思い人といった人物に会いにいく前に飲む女性も少なくはないのだとか。