この特技は、その手番に何らかの行為判定を行うより前に宣言しなければなりません。
　10秒(1ラウンド)の間一度だけ、自身を対象に含む魔法を受けたとき、敵の魔法を無効化しつつその魔法を行使してきた対象に返す魔法返しを試みることができます。
　魔法返しをするためには受けた魔法が生命・精神抵抗力判定を要求するものである必要があります。これを行うかどうかは敵の行使判定の達成値を確認した後で行うことができます。魔法返しをする場合は抵抗力判定の代わりに任意の魔力を基準値として行為判定を行い、その達成値が魔法の行使判定の達成値を上回れば魔法返しに成功します。失敗した場合、抵抗力判定に失敗した場合と同様に効果を受けます。
　魔法返しに成功した場合、元々の魔法の対象は全てその効果を受けません。同時に魔法の行使者に同じ効果の魔法が行使され、抵抗には失敗したものとして扱います。この効果の解決時に魔力が要求される場合、魔法返しを行った側の魔力を参照します。
　リスクとして、この流派の秘伝による行為判定・《ワードブレイク》の行為判定・回避力判定・生命抵抗力判定・精神抵抗力判定・生死判定以外の全ての行為判定に-4のペナルティを受けます。また、戦闘準備にこの戦闘特技を宣言した場合、その戦闘準備時の先制判定、魔物知識判定については、このリスクを免れます。

　この特技は、その手番に何らかの行為判定を行うより前に宣言しなければなりません。
　10秒(1ラウンド)の間一度だけ、自身の周囲3m以内で行使された、または自身の周囲3m以内を対象に含んだ魔法に対して魔法破りを試みることができます。
　魔法破りを試みる場合、任意の魔力を基準値として行為判定を行い、その達成値が魔法の行使判定の達成値を上回れば魔法破りに成功します。魔法破りに成功した場合、その魔法は一切の効果を及ぼしません。
　魔法破りに失敗し、かつこの魔法の対象に自身が含まれる場合、抵抗に失敗したものとして扱います。
　リスクとして、この流派の秘伝による行為判定・《ワードブレイク》の行為判定・回避力判定・生命抵抗力判定・精神抵抗力判定・生死判定以外の全ての行為判定に-4のペナルティを受けます。また、戦闘準備にこの戦闘特技を宣言した場合、その戦闘準備時の先制判定、魔物知識判定については、このリスクを免れます。

　この特技は、その手番に何らかの行為判定を行うより前に宣言しなければなりません。
　10秒(1ラウンド)の間、自身の周囲3m以内で発生する全ての望まない魔法ダメージを1点軽減します。《魔力強化Ⅱ》を習得している場合、さらに1点軽減して合計2点を軽減します。
　リスクとして、この流派の秘伝による行為判定・《ワードブレイク》の行為判定・回避力判定・生命抵抗力判定・精神抵抗力判定・生死判定以外の全ての行為判定に-4のペナルティを受けます。また、戦闘準備にこの戦闘特技を宣言した場合、その戦闘準備時の先制判定、魔物知識判定については、このリスクを免れます。

　この特技は、その手番に何らかの行為判定を行うより前に宣言しなければなりません。
　《カウンターワード》《スペルブロッキング》《マジックディスターバー》の効果を効果適用のタイミングで1種のみ選択し、10秒(1ラウンド)の間それを適用します。どれか一つを適用した後はその秘伝を使用したものとみなし、他の秘伝へ適用を変更することはできません。《マジックディスターバー》については初めて魔法ダメージを軽減した時点で適用が確定され、その後この秘伝の使用から10秒間(次の自身の手番まで)魔法ダメージの軽減が適用されます。
　リスクとして、この流派の秘伝による行為判定・《ワードブレイク》の行為判定・回避力判定・生命抵抗力判定・精神抵抗力判定・生死判定以外の全ての行為判定に-4のペナルティを受けます。また、戦闘準備にこの戦闘特技を宣言した場合、その戦闘準備時の先制判定、魔物知識判定については、このリスクを免れます。

　魔法などの効果を暴走させることで、効果を解除しつつ対象に魔法ダメージを与えます。
　《ワードブレイク》と同様に魔力を基準とした行為判定で魔法や効果1つを解除し、さらにその魔法や効果を受けていた対象に「精神抵抗力／半減」で「威力30C⑩+魔力」点の魔法ダメージを与えます。この効果の達成値は魔法や効果を解除した時の達成値です。
　自身が補助動作で解除できる魔法や効果1つをこの秘伝で解除しようとする場合、その達成値を上回らずとも解除することができます。そうした場合、その後のダメージを与える効果の達成値は解除した魔法や効果の達成値となります。