容姿・経歴・その他メモ

経歴

・異種族の友人がいる
・魔物に襲われたことがある
・恥ずかしい癖を持っている

冒険に出た理由表：まだ見ぬ世界を見るため

・ニオベス・スライム
◆概要◆
「黒赤液鋼」とも呼ばれるスライムの一種「タンタロス・スライム」の突然変異種です。現状30体前後だけで種族を構成しています。「タンタロス・スライム」との違いは核の色と生態の差異で判断できますが、現状は人族側から別種とすら判断されていません。
◆容姿◆
通常3～5m程で、個体によりそれぞれ好きな形態を取っています。表面は水色のハニカム模様に覆われた黒い部分と赤い発光部分に分かれています。この外見的特徴はニオベス・スライムとタンタロス・スライムで差異はありません。
◆生態◆
あらゆる物質を食物とする事ができる「超雑食」とも呼ぶべき食性をしています。しかし基本的には肉食を好み、他に手段がない場合を除いて鉱物等を食する事は避ける傾向があります。
温度に関わらず生存できる強靭な生命力を持ち、生命の維持に水を必要としません。
その身体は未知の流体重金属で構成されており、そのすさまじい自重を支えるために、身体を反重力術式で覆っています。ハニカム模様はその術式ですが、現在の所は解明されていません。
その身体は魔法への高い親和性を示し、魔力伝導性が非常に高いのも特徴の一つです。
赤い発光体は視覚、聴覚、触覚等を統合した感覚器官であり、黒い部分は逆に殆ど感覚を持ちません。発光体はその分脆く、その他の部分は耐久性に優れています。
核は内部に球体の形状で存在します。記憶と本能の保持を行う記録媒体であり、これが破壊されると形状を維持できなくなり、また生命の維持もできなくなって速やかに死に至ります。

実は1つ1つは目に見えない金属粒子の単細胞生命であり、それが無数に集まる事で1つの「個体」を形成する「群体生物」です。群体生物は通常、本物の生物のように個体ごとに機能を分担しますが、この種はあまり役割分担が進んでおらず、核と感覚器、それらを除いた残りの全身が筋肉であり脳であり内臓となっています。その特性上知能は体積に比例しますが、学習によって知能も向上する事が確認されています。
また「個体」が複数集まり、更に大きな「集合体」を形成している事もあり、その場合は核やそれぞれの意識が共存した上で、思考や身体の制御が直結されます。複数の脳で仕事を分配、分担する様は生体CPUと呼べるかもしれません。

そんな彼らは女王を中心に、各個体のテレパシーによって上下左右に非常に強いネットワークが形成される社会性のある生態をしています。真社会性動物と異なり個体の全てが生殖能力を保持し、明確な役割分担が女王とその他以外に存在しない等、その社会性は擬似的なものに留まっています。個体同士は接触の度に洪水の如く、大量の情報のやり取りを行っています。それを補強するため、規模の大きいコロニーには、群れ全体への情報の融通を行う専門の個体が出現します。

彼らは捕食したものの形状や機能を模倣する能力がありますが、「タンタロス・スライム」と本種の大きな差異として、学習能力の有無が挙げられます。模倣するだけの「タンタロス・スライム」とは異なり、学習を積極的に行い、他の個体とその情報を平均化する事で、高い知能を獲得するに至っています。

この個体は外界へと知見を広めるために飛び出したはいいものの、近接戦闘能力の欠如によって外敵にやられかけていた所を人族に保護されたものです。偶然にも目的とする人族社会に辿り着いたために、普段は「喋る魔剣」として振る舞いつつ、その社会を観察しています。最終的にはその知見を巣へと持ち帰り、広めることを使命としています。

履歴

グリモワール=エレメンティア
愛1時5

スライムツリー
Lv1:スラパートナー
Lv2:スラの定理
Lv3:スラの知恵
Lv4:スラの癒手
Lv5:スラの魔術拡張
Lv6:スラの拡大理論
Lv7:スラマインド

セッション履歴

収支履歴