容姿・経歴・その他メモ

【経歴】
　身体に傷跡がある
　魔剣の迷宮で迷子になったことがある
　両親に愛されて育った
【冒険に出た理由】
　なりゆき


冒険者がすでに来なくなった魔動機文明時代の遺跡に私の家族は住んでいた。

家族は3人家族です。
　父親：ミース
　母親：シルフィア
　私　：ユウナ

一人娘である私は両親に愛されてすくすくと育ちました。


幸せな毎日を過ごしていたある日、予想もしない出来事がありました。
それは10歳の春でした。


裁縫を趣味としていた私は布に使える染料となる野草や木の実を探しに出掛けていました。
その日は時間を忘れて森の深くまで入ってしまいました。
ふと顔を見上げた時に綺麗なきらきらした鏡のようなものがありました。
気になりその鏡みたいなものに触れると中に吸い込まれました。
後から知ったのですがそれは魔剣の迷宮の入り口でした。


中に入るときらきらした空間で道が多数分かれていました。
入ってきた箇所は既に壁になっていたので、恐る恐る出口を探すために歩き出しました。
どれくらい歩いたのでしょうか。
疲れたころに水の流れが聞こえてきました。
水の流れに近づくと怖い姿の蛮族がいました。
咄嗟に逃げ出そうとしましたが、蛮族に切り付けられ身体に大きな傷を負い意識が薄れていきました。


気づくと自分の身体は暖かい魔法に包まれていました。
冒険者に所属している女性神官の方が私を治療していたのです。
治療してくださった神官は、タニヤというアーデニの女性神官でした。
彼女は優しく語りかけ私を元気づけてくれました。
破れた私の服は大きく切り裂かれ血まみれになっていました。

女性神官は持っていた予備の清潔な衣服を着せてくださいました。
もうこれで大丈夫なはずよ。
悲しそうにごめんねというのです。
女の子なのにこの背中の大きな傷は治せなかったと言われました。

その後冒険者の皆様に私の住んでいる所まで送っていただき別れました。
お父さん・お母さんにはいっぱい怒られて泣かれました。


この事件をきかっけにタニヤさんみたいな素敵な女性になりたいという憧れを強く持つようになりました。
成人になった時に、勇気を出してキングスフォールのアーデニ神殿にいきタニヤさんと再会して入信しました。
人見知りの私は最初大変でしたが、タニヤさんのフォローもあり少しずつですが環境になれていきました。


神殿で仕える日々を過ごしていたある日の出来事です。
冒険者の宿から一緒に冒険をしてもらえる神官を募集しているという情報がありました。
冒険者をすればタニヤさんに一歩近づけるのではと思い募集に手をあげました。


冒険者をしながら冒険のない日は神殿のお手伝いをするという毎日を今は過ごしています。

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