経歴・冒険に出た理由

経歴

・役に立たない得意技がある（不採用）
・大きな挫折をしたことがある
・子供の頃に家出したことがある

冒険に出た理由

家族をすべて失ったので

設定

　子供の頃から本を読むのが好きで、物語に出てくる冒険者に憧れを持っていた。しかし、両親に将来冒険者になりたいと言っても、危険だからと全く取り合ってもらえなかった。
　何度説得しても両親は冒険者になることを許さず、鬱憤が溜まったある日、突然家を抜け出した。近くを通りかかった冒険者がゴブリンを退治すると喋っていたのを聞き、自分がゴブリンを1匹でも倒せば両親も認めてくれると思ったのだ。
　しかし、訓練などしたことがなく、木の棒すらまともに扱えない彼女にゴブリンなど倒せるはずもなく、追い詰められてしまう。ゴブリンの下卑た笑みを見て見がすくんでいたその時、両親が彼女の元にやってきた。家にしまっていた剣を手にゴブリンと対峙する両親だったが、今まで他人から隠れた生活を送っていたため戦闘などできるはずがなく、彼女の目の前でゴブリンに惨殺されてしまう。
　突然の襲撃に焦りを感じつつも雑魚だとわかった途端おもちゃで遊ぶように両親を弄んだゴブリン達は、両親が動かなくなったことを確認すると、再びこちらに目を向ける。自分も同じ運命を辿ると悟ったその時、あの冒険者達が現れゴブリン達を皆殺しにした。
　彼女のことを哀れに思った冒険者達は、拠点としていた町のキルヒア神を祀る神殿に連れて行った。そこで彼女は精神を少しずつ癒やしながら、勉学に励んだ。
　そして15歳の成人を迎えた日、彼女は今までお世話になった神官達にお礼を言い、神殿を去った。冒険者として自らの両親を奪った蛮族を皆殺しにするために。
　

セッション履歴

収支履歴