装填数:2/射程（弾丸）10m/ランクA

この武器は銃口が2つ備えらており、〈弾丸〉を発射する代わりに〈ワイヤーピン〉を発射することができます。
ワイヤーピンはワイヤーの先端に極太の針があり、着弾と同時に骨組みの傘を開いたように"返し"ができます。
この動作を行なうと、グラップリング・シューターは長さ30mの細いワイヤーが射出され、目標に絡みつきます。
80kgまでの重さに耐える強度を持ち、10秒(1ラウンド)に10mのペースで巻き取ることで絡めた荷物を 引き寄せたり、逆に、固定点に向かって術者を引っ張ったりすることが可能です。
このワイヤーを巻き取る動作は、1Rに1度だけ行うことができ、補助動作として扱います。
また、主動作で行うことで30m巻き取る事ができます。

キャラクターに向かってワイヤーを放った場合、術者が命中力を基準値、対象が回避力を基準値として、達成値を比べあいます。
術者の側が上回れば、ワイヤーは対象に絡みつきます。絡まれた対象は、回避力判定に-1のペナルティ修正を受け、また、ワイヤー長以上に術者から離れられなくなります。
このときも、術者は1Rに1度、補助動作でワイヤーを10秒に10m、もしくは主動作で30mのペースで巻き取ることで、対象を術者に強制的に近づける、もしくは自身が近づくことが可能です。

ただし、対象の部位数が、術者のそれを上回る場合、回避力判定へのペナルティ修正は発生せず、ワイヤー巻き取りでは術者のほうが対象に引き寄せられてしまいます。