【サブクラス 異端者】
- 入門条件
- 50名誉点
サブクラス 異端者
異端者は本来の宗派や正道から外れた道を行く宗教者、宗派に属する者、邪教と認定されたものに所属する人を指す。その名から邪悪と断定されることもあるが、その教えに懐疑的な考えを持つ者や異端とされる立場から信仰を深める懐疑主義者も該当するため、全てが邪悪とは言えない。
回復効果を持つ基本神聖魔法をダメージを与える魔法に、ダメージを与える基本神聖魔法を回復効果を持つ魔法に変更するという特徴があり、また、特殊神聖魔法を任意の数封印することで、基本神聖魔法を強化する能力を持つ。
異端者は回復効果の魔法をダメージを与える魔法、ダメージを与える魔法を回復効果を持つ魔法に変更するという特殊なものになっています。例えば【ゴッドフィスト】が信仰する神によって威力とC値が増減する回復魔法に、【フォース・イクスプロージョン】が範囲回復魔法となり、逆に【キュア・ウーンズ】や【キュア・ハート】がダメージを与えるようになります。
流派アイテム
秘伝
《懐疑的信仰》
- 必要名誉点
- 10/20/30/40/50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 基本神聖魔法における回復効果を持つ魔法をダメージを与えるものとして、ダメージを与える魔法を回復効果を持つ魔法として扱う。
- 効果
懐疑主義者は自らの信仰すら疑う。まず初めに、神聖魔法の否定からそれは始まった。
基本神聖魔法を以下のものに変更する。魔法 効果 回復効果を持つ魔法 「抵抗:半減」に変更し、ダメージを与えるものとして扱う。また、アンデッドに対するダメージ効果は回復効果として扱われる ダメージを与える魔法 回復効果を与えるものとして扱う Ⅱで以下の魔法の効果が変更される。
魔法 効果 セイクリッド・ウェポン 「抵抗:消滅」に変更し、蛮族、アンデッドの命中-1、物理ダメージ-2 セイクリッド・シールド 蛮族、アンデッドに対して与える物理ダメージ+3 ヴァイス・ウェポン 「抵抗:消滅」に変更し、人族に対して命中-1、物理ダメージ-2 ヴァイス・シールド 人族に対して与える物理ダメージ+3
Ⅲで以下の魔法の効果が変更される。魔法 効果 【フィールド・プロテクションⅠ】 対象が「毒」「病気」「呪い」属性の受ける物理・魔法ダメージが「+1」点上昇する 【フィールド・レジスト】 特定の属性からのダメージが「+3」点上昇する 【トランスファー・マナポイント】 対象に自らのHPを供給する。MP1+任意のHP消費し、消費したHP分を他者に供給する 【ブレス】 「抵抗:消滅」に変更し、器用度・敏捷度・筋力・生命力いずれかを「-6」する
Ⅳで以下の魔法の効果が変更される。魔法 効果 【キュア・ブラインドネス】 「抵抗:消滅」「時間:30秒(3ラウンド)」に変更し、対象を片目が見えないことによる「-1」のペナルティ修正を与える 【キュア・ポイズン】 「抵抗:消滅」「時間:30秒(3ラウンド)」に変更し、対象を毒状態として毎ラウンド「1d6」点の毒属性魔法ダメージを与える。 【キュア・デイジーズ】 「抵抗:消滅」「時間:30秒(3ラウンド)」に変更し、対象を病気状態として生命抵抗力に「-2」のペナルティ修正を加える。 【リムーブ・カース】 「抵抗:消滅」「時間:30秒(3ラウンド)」に変更し、対象を呪い状態として呪い属性を持つ物理・魔法ダメージが「+3」点される。
Ⅴで以下の魔法の効果が変更される。魔法 効果 【バトルソング】 任意のキャラクターの命中力判定-2、防護点-2 【フィールド・プロテクションⅡ】 対象が「毒」「病気」「呪い」属性の受ける物理・魔法ダメージが「+2」点上昇する 【ブレスⅡ】 「抵抗:消滅」に変更し、対象の能力値をすべて「-6」する 【ディバイン・ウォー】 対象者は任意の魔法系技能を選択し「+3レベル」する。
《疑神論Ⅰ~Ⅴ》
- 必要名誉点
- 20/40/60/80/100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 特殊神聖魔法を任意の数封印することで封印した数だけ基本神聖魔法による回復効果の回復量が「+1」点上昇する。
- 効果
その理論はそれそのものが罪として扱われる。しかし、我々の信仰は本当に曇りがないのだろうか?信仰は純粋でなくてはならない。これは神を疑う理論ではない。神を信じる我々を疑う理論なのだ。
特殊神聖魔法を任意の数封印することで基本神聖魔法による回復効果の回復量が「+1」点上昇する。
Ⅱで封印した数だけ魔法ダメージを「-1」軽減する。
Ⅲで封印した数だけ精神抵抗力に「+1」のボーナス修正を加える。
Ⅳで封印した数だけ物理ダメージを「-1」軽減する。
Ⅴで封印した数だけ基本神聖魔法の消費MPを「-1」軽減する。
《異端定理Ⅰ〜Ⅴ》
- 必要名誉点
- 20/40/60/80/100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 自身の器用度と敏捷値の値を逆転する。
- 効果
神が設計した我々の肉体を疑うべきだ。目的論に対する懐疑が生み出したのは人々が持つ種族的偏見を真逆にするものだった。
この特技を習得した時点で、器用度と敏捷値の値を逆転する。
Ⅲで種族特徴による能力値の変動や参照する〇〇Bを逆転するかどうか任意で選択できる。(リカントであれば、獣変貌による筋力Bの上昇か知力Bの上昇か選択出来るようになる)
Ⅲで筋力と知力の値を逆転する。
Ⅳでステータス値の逆転が「最低一つの逆転」に変更される。(器用度と敏捷値、筋力と知力、生命と精神のいずれか一つか二つまで変更出来る)
Ⅴで生命と精神の値を逆転する。
《僭主宣誓》
- 必要名誉点
- 30/60/90/120/150
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 自らを僭主として名乗り、限定的な君主の力を行使する。
- 効果
王権神授説の批判として生み出された懐疑主義者達らしい論理。王権が神の名のもとに授けられたのならば我々も対象になりうるという貴族と人民の違いを突いた主張であり、神の名を使う者を否定する理論。
術者を僭主として扱い、神聖魔法の射程が「+10m」され、鼓砲の効果を「+1」する。
Ⅱで《王は一人》を習得。自身が与える物理・魔法ダメージが「+5」点される。「キング」「クイーン」と名がつく敵キャラクターを最優先で攻撃しなくてはいけない。
Ⅲで《逆臣処刑》を習得。神聖魔法の魔力+1。毎ラウンド、敵キャラクターに適用ダメ―ジを与えないといけない。
Ⅳで《吊るされた剣》を習得。味方キャラクターが気絶状態になった際、魔力が「+1」される。この効果は最大「+3」まで累積する。
Ⅴで《破戒律》を習得。神聖魔法による消費MPが「2」点軽減され、魔力がさらに「+1(合計+2)」される。術者が気絶状態になった時「プリースト技能レベル」月分、プリースト技能が使用不可となる。
《神の矛盾仮説Ⅰ〜Ⅴ》
- 必要名誉点
- 30/60/90/120/150
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 1日に一度、そのラウンド中に受ける物理ダメージが魔法ダメージに、魔法ダメージが物理ダメージに変更される。
- 効果
神は果たして自分自身がその万能性により生み出した誰にも持ち上げられない石を持ち上げられるだろうか?
1日に一度、そのラウンド中受ける物理ダメージが魔法ダメージに、魔法ダメージが物理ダメージになる。
Ⅱで効果時間中、自身の防護点を魔法ダメージ軽減、魔法ダメージ軽減効果を防護点として扱う。
Ⅲで効果時間が3ラウンドに変更される。1日のうちに1ラウンド単位で使用出来る。
Ⅳで効果時間中、命中力判定を回避力判定に、魔法行使判定を生命・精神抵抗力判定に変更する。
これにより、回避力判定を命中力判定で、生命・精神抵抗力判定を魔法行使判定で代用出来る。
Ⅴで効果時間が6ラウンドに変更され、1日のうちに1ラウンド単位で使用出来る。