この戦技の習得者は例外的に、[形状：射撃]の魔法と遠隔攻撃に対して、回避判定ではなく命中判定を振ることが出来ます。この時、命中判定で相手の達成値を上回ると、その攻撃は無効化されたという扱いになります。ただしこの特技の判定に失敗した後回避判定を振ることは出来ず、また回避判定が失敗した後にこの特技は使えません。

高速に目が追い付く者は、やがて弾速すらも捉える。

威力決定の際、2dの出目が「4」以下だった場合、一度だけ振り直して、いずれかの結果を採用できます。また、威力決定の出目が「10」以上だった場合、そのダメージに「+10」します。

幾度となく戦い続ける中で、より致命打となり得る攻撃法を身につけた。

自身の技能を1つ選択し、それに対する対象の弱点を把握します。その技能に対する抵抗や回避に「-2」の修正を与えます。

幾多の経験から学び、敵の無意識下の『癖』や『死角』を掌握する。

命中力に「+2」、ダメージに「+3」の修正を与えます。この攻撃は《かばう》を無視することが出来ます。

間合を一瞬で詰める歩法。その速度は如何なる者でも目が追いつかない程とされている。

ダメージに「+6」の修正を与え、対象を選び[形状：貫通]を付与します。この攻撃は、攻撃阻害・飛翔・飛行による効果を無視することが出来ます。

地を蹴って飛び上がり、そのまま敵に攻撃する。それはより広角を捉え、巻き込むのだという。

自身に命中力に「+2」、ダメージに「-10」の修正を与え、1体全に対し3連撃の物理ダメージを与えます。この攻撃に対して対象はそれぞれ回避が可能ですが、失敗すると次以降の回避は自動失敗となります。また、この攻撃に対しての《かばう》は無効化され、《かばう》を使用した対象もダメージを受けます。

グレースの見出した戦技。それは蝶が舞うように自由で、捉え難い超高速の連撃だという。

自身の命中に「+2」の修正を与え、自身のダメージに「+3」の修正を与えます。この攻撃に対して《カウンター》は使用出来ず、また盾を所持しているならばの盾の防護点、所持していないのならば防護点を「-4」分だけ無視することが出来ます。

一瞬で背後に回り込み攻撃をする。それは非常に軽やかなステップだという。