容姿・経歴・その他メモ

略歴(長い)

キングスフォールの魔動技術者の家の生まれ、三姉妹の末っ子。
姉たち同様に技術者としての道を望まれていたが、絶望的な不器用さを抱えていたため落ちこぼれとして家族から見放される。
周囲からの厳しい視線と失意の中で育ち、卑屈な性格になっていった。
当時の彼女はバイクを乗り回し半ば暴走まがいの行為に手を染め、家にも帰らず酒場やスラムなどに出入りする放蕩娘であり、出来の悪い子としての悪評を集めていた。
そんな折、ストラスフォードの伝記に出会うことで人生の転機が訪れる。
それは魔動機文明時代の発掘品を複製したもので、誇張めいていたりフィクショナブルな内容で魔導技術者の間では笑い話の類として有名なものだったが、彼の信念や生き様そのものに惹かれたモニカは自ら道を切り拓くことを決意した。
キングスフォールを飛び出して看護や代筆の仕事で人助けに従事する日々を送るうちに神の声を聞くに至る。
聖職者として神殿に迎えられて以降も重い病や怪我の人々など絶望的な環境での仕事を続けていた。
そんなとき彼女の心を鼓舞し続けていたのは、ただ人のために無心で走り続ける鉄道たちの姿だったという。

現在は神殿に併設している孤児院の炊き出し予算確保のために副業として冒険者業に就いている。

人物

敬語あるいは「あります」調で話す。
これは鉄道神王の伝記の訳が乱雑であったゆえの訛りなのだが、モニカは伝記に記された彼のキャラクター性と解釈して気分が乗ったときには使っている。
ただ多くは独り言、というかストラスフォードの声として自分を鼓舞するときの癖だったりする。

また人を尊びかけがえのないものだと感じているため、他人の様子の記録用紙、通称モニメモをどんな場所にも持ち歩いている。
これは駆け出し看護師時代、死に際の言葉を聞き残せなかった経験から。
ただ冒険者は強い人が多いのもあり、単純に人間観察の一環として楽しんでいる節がある。
帰ってから孤児院の子供たちにみんなのことを誇張して語っている。冒険譚として割と人気。

基本的に善良で他人のことを尊ぶが、やんちゃしてた頃の影響で見下してくる相手には口悪く言い返したりもすることも。
キングスフォールは実家があるため実はあまり帰りたがらない。

どうでもいいが不器用なので炊き出し時は包丁を持たせてもらえない。

セッション履歴

収支履歴