・ナイトメア(エルフ生まれ)の女性、38歳。アカネの育て親の1人。元冒険者であり、生まれはテラスティア大陸。20年ほど前にシルバーと出会い、一目惚れ。その後、シルバーと共にテラスティアからアルフレイムへと逃避行。
・その後はシルバーと森の中の小屋でひっそりと暮らしていたが、数年前に捨てられていたアカネを拾い、実子のように育てることとなる。名前は二人でつけた。
・基本的に無表情で思ったことを口には出さないが、根はとても優しい性格。シルバーとアカネのことを心から愛しており、彼女たちを守るためにもとアルフレイム大陸にて再び冒険者を始めている。
・不器用で、家事は下手くそ。シルバー曰く「やる気があるのは良いけど片付けの方が大変」らしい。
・シルバーにも散々言われているが、かなりの過保護。アカネには私たちのようではなく、自由に羽ばたいて欲しいと思っている反面、可能ならば永遠にシルバーとアカネと穏やかに日常を過ごしたいと思っている。一人暮らしのためにクレア村に行く際もさらっとついていこうとしていた。
・アカネに「私、王様になりたい！」と言われた日の夜、王様の定義や条件について1人で黙々と調べているところをシルバーに見つかり苦笑いされたのはまた別のお話。
・アカネのことは「アカネ」、シルバーのことは「シルバー」と呼ぶ。シルバーにあなたと呼ばれるのが未だにむず痒いらしい。

・エルフの女性、31歳。アカネの育て親の1人。生まれはテラスティア大陸。名家の令嬢だったが、先代の不正により没落。すべての責任を負わされそうになり逃亡したところでオーガスタと出会う。ナイトメアに関して良い印象を持っていなかった彼女だが、自分の全てを受け入れて共に生きようとするその姿に次第に心を開き、恋心が芽生える。その後、オーガスタと共にテラスティアからアルフレイムへと逃避行。大変だったが幸せでもある日々だったと語っている。
・感情を表情に出さないタイプで落ち着いた印象だが、オーガスタ(とアカネ)にだけは明るく愛らしい少女のような本当の姿を見せる。オーガスタとアカネのことを心から愛しており、現在はオーガスタと共に暮らす森の小屋で専業主婦のような仕事をこなしている。
・家事が得意で、オーガスタが不器用過ぎることもあってか、アカネに対して家事力(もとい女子力)向上のあれこれを仕込んでいる。その英才教育もあってか、アカネは様々なスキルを身に付けている。
・アカネのことを本当の娘のように愛らしく思っているが故に、彼女が冒険者になりたいと言った際にはオーガスタとともに三日三晩(実際にはもっと長期間)悩み続け、笑顔で送り出すことを決めた。正直なところ、若干後悔しているらしい。
・アカネのことは「アカネちゃん」、オーガスタのことは「あなた」と呼ぶ。夫婦かな？夫婦だよ

ミセリアの母親。これ以上に語ることはないだろう。

彼女の実際の親。その記憶や痕跡は無に帰してしまった。もう、彼らを知ることはできない。