生まれた環境表・偉大な守人の直系

かつて活躍した伝説的な"壁の守人"の直系の子孫として生まれた。仮死状態で眠っていた伝説の守人の息子／娘の可能性もあり、直接戦いの場を見る機会があったかもしれない。

幼少期の経験表・厳しい師

（能力値補正は不適用）
小さな頃からきみを教育した師は、とにかく厳しかった。そのおかげで、武器も
魔法も扱えるだけの基礎を学ぶことが出来た。

少年の経験表・魔法を学ぶと同時に

魔法を学ぶことは、あらゆる事象についても学ぶことだった。当然の結果として、きみの知識も豊富になった。

青年期の経験表・視界が開けた

魔法の訓練を続ける中で、きみは突然、視界が開けるのを感じた。多くの目標を同時に感じ、あるいは見ることができるようになり、きみの世界は広がった。

一回目のハプニング表

事故や悲劇
家族を失った（自分以外すべて）

二回目のハプニング表

（まだ幼いのでなし）

三回目のハプニング表

（まだ幼いのでなし）

経歴表

・かつては貴族だった
・大切な約束をしたことがある
・目標としている人がいる（いた）

冒険に出た理由表

親に言われて

約２千年前に軍師として活躍し、一つの領土を治めた『破魔の軍師王』の肩書きを持つ英雄。
ガイタルナードはその息子である。

ガイタルナードは、父の背中を見て育った。魔法も、戦いも、全ては父の教えの通りであり、父が厳しければ厳しいほど、その教えを受ける日々は楽しく新鮮なものとなっていた。

そんな父ですら、魔神の大群には敵わなかった。
父は最後まで、自身の領土にいる者を護るため、戦い続けた。
領土の人々と家族は、戦える者は戦い、戦えない者は父の命令の元生き延びるために逃げた。
しかし、ガイタルナードだけは、父の命令に背いた。逃げても無駄であることに、たった一人、ガイタルナードだけが気づいたのだ。
逃げてはいけない、その先には魔神が潜んでいる。そう呼びかけても、混乱した人々も、父を信頼する家族も、聞き入れてはくれなかった。

唯一聞き入れてくれたのは、領土が滅ぶ直前、領土に残ったガイタルナードを探しに来た父だった。ガイタルナードの言葉に己の間違いに気づいた父は、ガイタルナードに一つの衣服を渡し、地下室へと逃げるように促した。
その衣服は、ガイタルナードが10歳になった時に贈ろうとしていた衣服であり、非常に高価なものであった。

地下室は仮死用の部屋になっていた。
ガイタルナードは父も救いたかったが、父はガイタルナードを地下室へ押し込んだ直後に、地下室へ結界を貼り、魔法の鍵を何重にもかけた。
一人取り残されたガイタルナードは、父の『生き延びて旅に出ろ、自分以上の最高の壁の守人となれ』という言葉を聞き、父の覚悟を受け入れ、そのまま仮死状態となった。

長い年月が経ち、約２千年後の今。
父の領土が廃れ、新たな土地として開拓するために冒険者すら訪れるようになった頃。
地下室にかけられた鍵は錆びて風化し、それを見つけた冒険者によって、ようやく全てが壊されたのである。