ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

アンタレス・セイレムX - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

アンタレス・セイレムX

基本取引価格:取引不可
知名度
16
形状
真紅の星の意匠を持つ両手杖
カテゴリ
〈スタッフ〉SS
製作時期
魔動機文明/改竄
概要
【ギフテッド・ペネトレイト】で露呈した弱点を倍化し、仲間にも効果を与える。また、魔法の力に関与しつつ〈魔法の発動体〉とオジャエンラの〈聖印〉と〈宿り木の棒杖〉を兼ねる
効果

“英雄殺し”と呼ばれた壁の守人カティアの遺品であるポーラースタッフが、魔女派の禁呪『インテンプルの祝福』によって変貌した魔杖です。
装備時にオジャエンラの特殊神聖魔法【ギフテッド・ペネトレイト】を行使した対象が魔物知識判定を行う際、達成値が魔物の弱点値以上となったなら、弱点の効果の数値に本来の弱点の数値を加算して扱います。この効果は《弱点看破》と異なり、使用者の陣営のすべてのキャラクターに適用されます。
この効果は従来と異なり数値を加算しているため、《弱点看破》の効果と重複しますが、【ギフテッド・ペネトレイト】の対象がセージ技能を習得していない場合、達成値が弱点値以上となっても、弱点の効果は適用されません。
また、この武器は装備者の魔力を+1(《武器習熟S/スタッフ》を習得している際、さらに+2【計+3】)し、真語魔法、操霊魔法、深智魔法、神聖魔法、森羅魔法の行使時の消費MPを-1(《武器習熟S/スタッフ》を習得している際、さらに-2【計-3】)(最低1)し、これらの効果は《MP軽減/○○》等の効果と重複し、真語魔法、操霊魔法、深智魔法の〈魔法の発動体〉と、オジャエンラの〈聖印〉、森羅魔法の〈宿り木の棒杖〉を兼ねます。さらに、この武器に《小魔の封入具》加工を施した場合、召異魔法の消費MPを-1(《武器習熟S/スタッフ》を習得している際、さらに-2【計-3】)します。
また、この武器を用いて回復魔法を行使した場合、対象のHPを装備者の生命力の数値分まで超過して回復することもでき、装備者は「[主]︎異界の理」を獲得しているものとして扱います。
この武器はアビス加工の「魔法行使判定の達成値+1」と「魔法によるダメージ+1」のアビス強化とアビスカース表の「醜悪な」と「つきまとう」を得ているものとして扱います。

用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考
2H 4 +2 34 12 +1 [魔][打] 防護点+1

由来・逸話

魔女派の指導者、インテンプルの禁呪によって大きく歪み果てた赤い星の名を冠する魔杖。
『魔女の軌跡』を辿る鍵としての機能と、膨大な魔力と抑制作用を兼ね備えた魔剣として成り果てた。

山に聳え立つ人々の営みを唐突に打ちこわし、未来ある若人の命を断ち、立ち向かう手段すら持たぬ女子供を悦楽のままに手に掛けた後に、血塗られた手によって奪われたそれは、まさしく呪具としての役割を果たすには十分過ぎるものだった。

かつて魔神に家族を奪われた少女が手にした導きの杖は、ただ『世界を拓く』力を持った異質な存在を目覚めさせるための鍵として、それを崇め祀る継ぎ接ぎの太陽と見紛うばかりの【邪悪な者】の魔剣として、魔女の烙印を刻まれ振るわれることとなった。

魔神に家族を奪われ、魔神に対抗するための力を持った杖が、魔神と成り果てた少女を呼び戻すための力として用いられることは、惨たらしい皮肉だろう。

製作者:Coボレッタ